ろいぶろ【裏】

ロイヤルスポーツクラブ発信。

肩の力を抜いてテキトーに読んでください(=゜ω゜)

冬場のウエイトコントロール③

2012-11-21 10:52:24 | Weblog
さて、栄養素ですね。
長くなりすぎるので分けて書きます。


①3大栄養素・・・糖質、脂質、蛋白質
②5大栄養素・・・糖質、脂質、蛋白質、ビタミン、ミネラル
③6大栄養素・・・糖質、脂質、蛋白質、ビタミン、ミネラル、食物繊維
④7大栄養素・・・糖質、脂質、蛋白質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、水
⑤8大栄養素・・・糖質、脂質、蛋白質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、水、ファイトケミカル

と、呼び方で種類が増えます。
③までは高校までで習ったような覚えがあります。


①についてはだいたいOKかと思います。
エネルギーを作る材料であり、体を構成する材料であり・・・。

ウエイトコントロールを主眼とした場合、(そうでないとしても)
気を付けていただきたいところとしては、『過剰な』摂取と摂取制限です。
なんでもそうですが。

糖質はエネルギー源です。
瞬間的な運動で使用するエネルギーの素であるのは前回ちらっと書きましたが、
それ以上に大切な作用として、『脳』と『血液』は必ず糖質(ブドウ糖)が必要です。


特に脳はブドウ糖以外のものをエネルギーとして使用できませんので、あまり過度な摂取制限は個人的におすすめしません。
ちょっとは食べてください。特に朝。
1日の摂取エネルギーの60%程度を占めるのが糖質と言われています。


一応、脂質からもブドウ糖を作り出せないことはないんですが、
時間がかかる(空腹・低血糖)のと、脂質から糖を作るときにケトン体というものができます。
このケトン体は意識障害をおこす素です。


過剰に摂取すると、今度は中性脂肪として蓄積されます。
流行りのローカーボダイエットが主張している点ですね。

全く摂取しないのはNG、摂取しすぎもNG。
要はバランスです。


日本人なら米を食え・・・っていう歌詞の歌がなかったですっけ?


脂質は、
・エネルギー源
・体の構成要素(細胞膜とか)
・ホルモンの材料(コレステロール)
などなど働きがあります。

なので、これもゼロはNGなのです。

特に必須脂肪酸と言われる3つ、
リノール酸、αリノレン酸、アラキドン酸が欠乏すると、
成人であれば脂肪肝の原因になったり、子どもの発育障害の原因になったりします。

コレステロールはダメなものだと思われがちですが、決してすべてがそうではありません。
細胞の強度を保ったり、書いたようにホルモンを作るのに必要です。

ホルモンについてはまたどこかで書いてみたいですね~。

ただ、LDLコレステロール(悪玉)は血管壁にくっつきやすいので、
多すぎると動脈硬化やら高血圧やら心筋梗塞やらの原因となることがあるので、気を付けましょうということですね。

脂質の1日の摂取量は全体エネルギーの10~40%を目安に。
※40%・・・そういう資料もありますが、多分摂りすぎでしょう。
 普通のポテチ1袋で厚労省が算定する1日の7割分くらい油があります。


魚を食いましょう。


おお、スシ食いねぇ~・・・・って歌がありましたよね。昔。


蛋白質は、アミノ酸がたくさんくっついたものです。
体重のおよそ2割くらいは蛋白質です。
最終的にエネルギーとして使えなくはないですが、主には体を構成するのに必要です。

糖質と蛋白質との一番大きな違いは、『体に貯めておくことができない』ってとこでしょうか。
なので、代謝で使用すると必ず補給しなければなりません。

加えて、アミノ酸と一口に言っても、その種類はかなり膨大です。ウン百種類。
そのうち人が使えるアミノ酸は約20種類あるといわれています。

それらが50個以上くっついた形で蛋白質と呼ばれます。※それ以下はポリペプチドと呼ばれます。

血液、髪、爪、筋肉、免疫抗体などなどそれぞれに組成が違うので、組み合わせは何千・・・。


その中で、体内で(基本的に)合成できないアミノ酸を、『必須アミノ酸』といいます。
成長期で10種類、成人で8~9種類あります。
・アルギニン(成人では非必須です)
・メチオニン
・フェニールアラニン
・リジン
・ヒスチジン(合成できますが、急速な発育をみせる幼児期に不可欠です)
・トリプトファン
・イソロイシン
・ロイシン
・バリン
・スレオニン
です。
特にヒスチジンまでの5つは成長期に欠かせません。
代謝でかなり使いますので、足りないと発育障害等の原因となるケースもあります。
成人後は、組織の修復などに影響がでたりしますね。

ついでに言ってしまうと、必須アミノ酸は1種類でも不足すると蛋白質合成に制限をきたします。
なのでこれもバランスよく全部摂りたいところです。


肉、魚が主な摂取元になりますね。



食事を補うという点からサプリメントの話もしたいですが、それはまたの機会に。


次回はビタミン、ミネラルで。

冬場のウエイトコントロール2

2012-11-13 14:23:06 | Weblog
今日提出と、あさって提出のレポートにめどがつきましたので、一息入れます。



体重を落としたいという場合になぜ有酸素運動をすすめるのか?


『有酸素運動をすると脂肪を燃焼するからです。』
と説明することが多いかと思います。


実際そうなんですが、
ちょっと踏み込んで言うと、エネルギーを作るための回路が異なります。


ということで、今度はエネルギー代謝です。
代謝にはエネルギーを使う方と作る方の2種類があります。
ここでは作る方で。
細かく書くと量的にえらいことになって年が明けてしまうので、超ざっくりと。



エネルギーの素になる栄養素は3つ、
①糖質・・・炭水化物
②脂質・・・脂肪
③蛋白質です。

並びも重要です。
まず糖質を使い、次に脂質を使い、最後に蛋白質を使います。
ただ、蛋白質をエネルギーにしようとすることは日常的なケースとしてあまり無い・・・はずなので除外です。


ポイントとしては以下の2つです。
・糖質からエネルギーを作る回路には酸素が要りません。
・脂質からエネルギーを作る回路には酸素が必要です。
(厳密に言えば最初だけは要りませんが、大半で必要です)

運動時には呼吸の回数が増え、心拍数も増えますが、
『エネルギーを作るから早よ酸素よこせ』という要求を体(ミトコンドリア)がしていると思ってください


付け加えるなら、
糖質を使った回路はあまり長い時間働くわけではありません。
時間にして1分ほどと言われています。(資料によってばらつきがあります)

運動も全力疾走が5分、10分とできるかと言われたら・・・できませんよね。
脂肪分解に必要な時間は30分ほどと言われます。(これも資料によるばらつきがあります)


なので、強度は上げすぎず、それでいて心拍数を上昇させて、やや長めの時間を勧めるという具合です。



参考に、
肥満者(BMI≧25)の運動療法で適当とされる目安は、

・最大酸素摂取量の50~60%の有酸素運動とし、
・1日の運動時間は30~60分、
・1週間4~5日程度

とされています。
これによって得られる減量効果は、現在の体重にもよりますが、
0.5~1.0kg/月程度だそうです。


そんなもんかよ!!
と思われるかもしれませんが、そんなもんなのです。


じゃあ運動ムダなの??


ムダじゃないです。


筋肉や関節は動かさなければどんどん動かなくなります。
筋量が落ちれば当然代謝機能も落ちますので、個人の状態に合わせた適度な運動は必須です。
さらに、いい汗かいたら気持ちいいですよね!
※ということで神経系にもいい影響がありますが、ここでは省略します。


前回の記事で書いた、摂取カロリーとのバランスが重要ということですね。



適度な食事と適度な運動。
ますますトクホのCMみたいだ。


せっかくなのでこの流れをもう少し続けます。
次回は栄養素について書いてみます。


ではまたそのうちに。


えらい文字化けしてる箇所がありました・・・。
すみません。

冬場のウエイトコントロール

2012-11-08 11:11:06 | Weblog
冬は太るものでしょうか?


そんな冬眠するクマじゃないわけですから、気を付ければ太りません。

冬は体温をあげるためにエネルギーを使うので、比較的痩せやすいといわれます。

なので気を付ければ・・・ってことがミソですね。
冬に体重が増えてしまうのは、生活サイクルがばらつきやすいのが一つ原因です。

・寒い→外に出たくない→動かない→家にいる→こたつ→お菓子食べる
・会社の忘年会、友達と忘年会、クリスマスでパーティー、会社の新年会、友達と新年会

などなど。
1年でもっとも食って飲む季節といっても過言ではないでしょう。僕だけですか??いやいや。


要は普段より多くカロリーを摂取してしまうからです。
普段トレーニングをしていても、これだけ食って飲めば当然増える可能性はあります。


食った分使えばええんちゃうん?

ま、そうなんですが。
食った量によっては意外と頑張ってトレーニングしないと相殺できなかったりすることもあります。



脂肪1g=9kcal
水分が20%ありますので、9×0.8=7.2kcal・・・なのでだいたい7kcalとしましょうか。
仮に脂肪1kgを溜めたら、消費には7kcal×1000g=7000kcal

というのはご存じの方も多いかと。


運動でどれくらい消費できるかは強度・時間などの諸条件で変わります。
この辺のことはウチのスタッフに聞いていただくとして・・・、

今回は、普段のお仕事の強度を参考に体重別摂取エネルギーでの目線をご案内してみます。
どれくらいのエネルギーを摂取すると、その体重を維持できるかという計算です。


軽労働(デスクワークがメイン)・・・25~30Kcal/kg
中等度労働(立ち仕事など)・・・30~35kcal/kg
重労働(土木関係など)・・・35~40kcal/kg

体重1kgあたり、どれくらいエネルギーを使っているかという係数です。
アスリートの方などはもうちょっと多いかもしれませんね。


軽労働に従事しているケースを参考に。
たとえば、その人の体重が60kgだとすると、
その体重を維持するには60kg×30kcal=1800kcalということになります。


生ビール中ジョッキが200kcalくらいですから、4~5杯飲んで鳥のから揚げ食べたらまあほとんど終了ですね(笑)
そんなに飲まない方なら大丈夫ですが、僕らは困っちゃいますね


計算を逆にとると、目標体重にするにはどれくらいの摂取カロリーにすればいいかということも言えます。
なので運動してもなかなか落ちていかないという場合には、この辺を少し考慮に入れるといいかもしれません。



ま、
飲まなきゃ楽しくないから飲みますけどね、僕は飲めない飲み会なんて生き地獄


飲みすぎにはご注意を



食事は主食、副食をバランス良く摂りましょう。
ってトクホのCMか!

汗かきました

2012-11-05 21:26:21 | Weblog
今日は蒸し暑い1日でしたね。
忘れ物して遅刻しそうだったので駅から走ったら…(;´д`)


明日からの雨が止んだらきっと一段と寒くなるんでしょう。

本格的に冬仕様。


学校の人たちも風邪ひきさんが増えてきました。


今週の寒暖差には要注意かもしれません(^^;


お気をつけて。

2000日記念

2012-11-05 01:39:21 | Weblog
今日で2000日です!

といっても特別なネタがなく・・・。
日本シリーズも巨人だったしー。
西谷さんは喜んでましたが。



今年もあと2ヶ月となりました。
年賀状のCMも始まりましたねー。
年末ジャンボももうすぐですねー。



なかなか新しいスタッフと絡むことが時間的にないので、今一つキャラを掴めないところがネックでしょうか。
あ、でも、『まりも』がいるそうです。
天然記念物。
計算ずくで生きていくのが目標だそうです。


いろんなスポーツがシーズンオフになって、これからウィンタースポーツの出番です。
とりあえずフィギュアのGPシリーズが始まってますね。



とりとめのない話題しかでません
今、後ろでフットサルのポルトガル戦が流れています。



これまで942回更新。

次は1000回更新記念ですか?
このペースだと4か月くらいは必要です

3月末にはできますかねぇ



目指してみますか、とりあえず。



ほんととりとめなく終わります



ではまた。