さて、栄養素ですね。
長くなりすぎるので分けて書きます。
①3大栄養素・・・糖質、脂質、蛋白質
②5大栄養素・・・糖質、脂質、蛋白質、ビタミン、ミネラル
③6大栄養素・・・糖質、脂質、蛋白質、ビタミン、ミネラル、食物繊維
④7大栄養素・・・糖質、脂質、蛋白質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、水
⑤8大栄養素・・・糖質、脂質、蛋白質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、水、ファイトケミカル
と、呼び方で種類が増えます。
③までは高校までで習ったような覚えがあります。
①についてはだいたいOKかと思います。
エネルギーを作る材料であり、体を構成する材料であり・・・。
ウエイトコントロールを主眼とした場合、(そうでないとしても)
気を付けていただきたいところとしては、『過剰な』摂取と摂取制限です。
なんでもそうですが。
糖質はエネルギー源です。
瞬間的な運動で使用するエネルギーの素であるのは前回ちらっと書きましたが、
それ以上に大切な作用として、『脳』と『血液』は必ず糖質(ブドウ糖)が必要です。
特に脳はブドウ糖以外のものをエネルギーとして使用できませんので、あまり過度な摂取制限は個人的におすすめしません。
ちょっとは食べてください。特に朝。
1日の摂取エネルギーの60%程度を占めるのが糖質と言われています。
一応、脂質からもブドウ糖を作り出せないことはないんですが、
時間がかかる(空腹・低血糖)のと、脂質から糖を作るときにケトン体というものができます。
このケトン体は意識障害をおこす素です。
過剰に摂取すると、今度は中性脂肪として蓄積されます。
流行りのローカーボダイエットが主張している点ですね。
全く摂取しないのはNG、摂取しすぎもNG。
要はバランスです。
日本人なら米を食え・・・っていう歌詞の歌がなかったですっけ?
脂質は、
・エネルギー源
・体の構成要素(細胞膜とか)
・ホルモンの材料(コレステロール)
などなど働きがあります。
なので、これもゼロはNGなのです。
特に必須脂肪酸と言われる3つ、
リノール酸、αリノレン酸、アラキドン酸が欠乏すると、
成人であれば脂肪肝の原因になったり、子どもの発育障害の原因になったりします。
コレステロールはダメなものだと思われがちですが、決してすべてがそうではありません。
細胞の強度を保ったり、書いたようにホルモンを作るのに必要です。
ホルモンについてはまたどこかで書いてみたいですね~。
ただ、LDLコレステロール(悪玉)は血管壁にくっつきやすいので、
多すぎると動脈硬化やら高血圧やら心筋梗塞やらの原因となることがあるので、気を付けましょうということですね。
脂質の1日の摂取量は全体エネルギーの10~40%を目安に。
※40%・・・そういう資料もありますが、多分摂りすぎでしょう。
普通のポテチ1袋で厚労省が算定する1日の7割分くらい油があります。
魚を食いましょう。
おお、スシ食いねぇ~・・・・って歌がありましたよね。昔。
蛋白質は、アミノ酸がたくさんくっついたものです。
体重のおよそ2割くらいは蛋白質です。
最終的にエネルギーとして使えなくはないですが、主には体を構成するのに必要です。
糖質と蛋白質との一番大きな違いは、『体に貯めておくことができない』ってとこでしょうか。
なので、代謝で使用すると必ず補給しなければなりません。
加えて、アミノ酸と一口に言っても、その種類はかなり膨大です。ウン百種類。
そのうち人が使えるアミノ酸は約20種類あるといわれています。
それらが50個以上くっついた形で蛋白質と呼ばれます。※それ以下はポリペプチドと呼ばれます。
血液、髪、爪、筋肉、免疫抗体などなどそれぞれに組成が違うので、組み合わせは何千・・・。
その中で、体内で(基本的に)合成できないアミノ酸を、『必須アミノ酸』といいます。
成長期で10種類、成人で8~9種類あります。
・アルギニン(成人では非必須です)
・メチオニン
・フェニールアラニン
・リジン
・ヒスチジン(合成できますが、急速な発育をみせる幼児期に不可欠です)
・トリプトファン
・イソロイシン
・ロイシン
・バリン
・スレオニン
です。
特にヒスチジンまでの5つは成長期に欠かせません。
代謝でかなり使いますので、足りないと発育障害等の原因となるケースもあります。
成人後は、組織の修復などに影響がでたりしますね。
ついでに言ってしまうと、必須アミノ酸は1種類でも不足すると蛋白質合成に制限をきたします。
なのでこれもバランスよく全部摂りたいところです。
肉、魚が主な摂取元になりますね。
食事を補うという点からサプリメントの話もしたいですが、それはまたの機会に。
次回はビタミン、ミネラルで。
長くなりすぎるので分けて書きます。
①3大栄養素・・・糖質、脂質、蛋白質
②5大栄養素・・・糖質、脂質、蛋白質、ビタミン、ミネラル
③6大栄養素・・・糖質、脂質、蛋白質、ビタミン、ミネラル、食物繊維
④7大栄養素・・・糖質、脂質、蛋白質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、水
⑤8大栄養素・・・糖質、脂質、蛋白質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、水、ファイトケミカル
と、呼び方で種類が増えます。
③までは高校までで習ったような覚えがあります。
①についてはだいたいOKかと思います。
エネルギーを作る材料であり、体を構成する材料であり・・・。
ウエイトコントロールを主眼とした場合、(そうでないとしても)
気を付けていただきたいところとしては、『過剰な』摂取と摂取制限です。
なんでもそうですが。
糖質はエネルギー源です。
瞬間的な運動で使用するエネルギーの素であるのは前回ちらっと書きましたが、
それ以上に大切な作用として、『脳』と『血液』は必ず糖質(ブドウ糖)が必要です。
特に脳はブドウ糖以外のものをエネルギーとして使用できませんので、あまり過度な摂取制限は個人的におすすめしません。
ちょっとは食べてください。特に朝。
1日の摂取エネルギーの60%程度を占めるのが糖質と言われています。
一応、脂質からもブドウ糖を作り出せないことはないんですが、
時間がかかる(空腹・低血糖)のと、脂質から糖を作るときにケトン体というものができます。
このケトン体は意識障害をおこす素です。
過剰に摂取すると、今度は中性脂肪として蓄積されます。
流行りのローカーボダイエットが主張している点ですね。
全く摂取しないのはNG、摂取しすぎもNG。
要はバランスです。
日本人なら米を食え・・・っていう歌詞の歌がなかったですっけ?
脂質は、
・エネルギー源
・体の構成要素(細胞膜とか)
・ホルモンの材料(コレステロール)
などなど働きがあります。
なので、これもゼロはNGなのです。
特に必須脂肪酸と言われる3つ、
リノール酸、αリノレン酸、アラキドン酸が欠乏すると、
成人であれば脂肪肝の原因になったり、子どもの発育障害の原因になったりします。
コレステロールはダメなものだと思われがちですが、決してすべてがそうではありません。
細胞の強度を保ったり、書いたようにホルモンを作るのに必要です。
ホルモンについてはまたどこかで書いてみたいですね~。
ただ、LDLコレステロール(悪玉)は血管壁にくっつきやすいので、
多すぎると動脈硬化やら高血圧やら心筋梗塞やらの原因となることがあるので、気を付けましょうということですね。
脂質の1日の摂取量は全体エネルギーの10~40%を目安に。
※40%・・・そういう資料もありますが、多分摂りすぎでしょう。
普通のポテチ1袋で厚労省が算定する1日の7割分くらい油があります。
魚を食いましょう。
おお、スシ食いねぇ~・・・・って歌がありましたよね。昔。
蛋白質は、アミノ酸がたくさんくっついたものです。
体重のおよそ2割くらいは蛋白質です。
最終的にエネルギーとして使えなくはないですが、主には体を構成するのに必要です。
糖質と蛋白質との一番大きな違いは、『体に貯めておくことができない』ってとこでしょうか。
なので、代謝で使用すると必ず補給しなければなりません。
加えて、アミノ酸と一口に言っても、その種類はかなり膨大です。ウン百種類。
そのうち人が使えるアミノ酸は約20種類あるといわれています。
それらが50個以上くっついた形で蛋白質と呼ばれます。※それ以下はポリペプチドと呼ばれます。
血液、髪、爪、筋肉、免疫抗体などなどそれぞれに組成が違うので、組み合わせは何千・・・。
その中で、体内で(基本的に)合成できないアミノ酸を、『必須アミノ酸』といいます。
成長期で10種類、成人で8~9種類あります。
・アルギニン(成人では非必須です)
・メチオニン
・フェニールアラニン
・リジン
・ヒスチジン(合成できますが、急速な発育をみせる幼児期に不可欠です)
・トリプトファン
・イソロイシン
・ロイシン
・バリン
・スレオニン
です。
特にヒスチジンまでの5つは成長期に欠かせません。
代謝でかなり使いますので、足りないと発育障害等の原因となるケースもあります。
成人後は、組織の修復などに影響がでたりしますね。
ついでに言ってしまうと、必須アミノ酸は1種類でも不足すると蛋白質合成に制限をきたします。
なのでこれもバランスよく全部摂りたいところです。
肉、魚が主な摂取元になりますね。
食事を補うという点からサプリメントの話もしたいですが、それはまたの機会に。
次回はビタミン、ミネラルで。