ろいぶろ【裏】

ロイヤルスポーツクラブ発信。

肩の力を抜いてテキトーに読んでください(=゜ω゜)

冬場のウエイトコントロール2

2012-11-13 14:23:06 | Weblog
今日提出と、あさって提出のレポートにめどがつきましたので、一息入れます。



体重を落としたいという場合になぜ有酸素運動をすすめるのか?


『有酸素運動をすると脂肪を燃焼するからです。』
と説明することが多いかと思います。


実際そうなんですが、
ちょっと踏み込んで言うと、エネルギーを作るための回路が異なります。


ということで、今度はエネルギー代謝です。
代謝にはエネルギーを使う方と作る方の2種類があります。
ここでは作る方で。
細かく書くと量的にえらいことになって年が明けてしまうので、超ざっくりと。



エネルギーの素になる栄養素は3つ、
①糖質・・・炭水化物
②脂質・・・脂肪
③蛋白質です。

並びも重要です。
まず糖質を使い、次に脂質を使い、最後に蛋白質を使います。
ただ、蛋白質をエネルギーにしようとすることは日常的なケースとしてあまり無い・・・はずなので除外です。


ポイントとしては以下の2つです。
・糖質からエネルギーを作る回路には酸素が要りません。
・脂質からエネルギーを作る回路には酸素が必要です。
(厳密に言えば最初だけは要りませんが、大半で必要です)

運動時には呼吸の回数が増え、心拍数も増えますが、
『エネルギーを作るから早よ酸素よこせ』という要求を体(ミトコンドリア)がしていると思ってください


付け加えるなら、
糖質を使った回路はあまり長い時間働くわけではありません。
時間にして1分ほどと言われています。(資料によってばらつきがあります)

運動も全力疾走が5分、10分とできるかと言われたら・・・できませんよね。
脂肪分解に必要な時間は30分ほどと言われます。(これも資料によるばらつきがあります)


なので、強度は上げすぎず、それでいて心拍数を上昇させて、やや長めの時間を勧めるという具合です。



参考に、
肥満者(BMI≧25)の運動療法で適当とされる目安は、

・最大酸素摂取量の50~60%の有酸素運動とし、
・1日の運動時間は30~60分、
・1週間4~5日程度

とされています。
これによって得られる減量効果は、現在の体重にもよりますが、
0.5~1.0kg/月程度だそうです。


そんなもんかよ!!
と思われるかもしれませんが、そんなもんなのです。


じゃあ運動ムダなの??


ムダじゃないです。


筋肉や関節は動かさなければどんどん動かなくなります。
筋量が落ちれば当然代謝機能も落ちますので、個人の状態に合わせた適度な運動は必須です。
さらに、いい汗かいたら気持ちいいですよね!
※ということで神経系にもいい影響がありますが、ここでは省略します。


前回の記事で書いた、摂取カロリーとのバランスが重要ということですね。



適度な食事と適度な運動。
ますますトクホのCMみたいだ。


せっかくなのでこの流れをもう少し続けます。
次回は栄養素について書いてみます。


ではまたそのうちに。


えらい文字化けしてる箇所がありました・・・。
すみません。