ロバさんのブログ

ロバさんのいななきを徒然に!

MOTTO  WASABI & HAWAII NO YORU

2012年10月28日 18時18分06秒 | 映画鑑賞リスト
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DVD 『過去のない男』を観た
誰が監督で どこの国の製作なのか どんな映画なのか なんの予備知識もなく観るのが好きだ
思いがけない出会いに遭遇したときの感動

映画は静かに淡々と進んでいくが 引き込まれていく 特に美男美女のスターといった役者がいないのがいい
男が妻との離婚を確認し ヘルシンキに戻る列車のワン・シーンは何だったんだろう 
食堂車ですしをつまみながら 給仕から日本酒です とお猪口にすすめられる シーン 
昔聞いたような 聞いたことのないような 日本の歌が車内を流れている 
・・・ハワイの夜がなんとか かんとか・・・・
終わって タイトルバックが流れているとき 眼を皿にして チェックしていると 
MOTTO WASABI  
MASAO ONOBE
HAWAII NO YORU 
KEN YOKOYAMA  
CRAZY KEN BAND
が出てきた
ウィキペディアで一件落着。
後で知ったのだが
2002年カンヌのパルムドール受賞作品 イルマ役のカティ・オティネンは主演女優賞を受賞
聞きなれない言語はフィンランドの詞だったのだ。
2003年 恵比寿ガーデンで出演した救世軍 のコンサートもあったのだ
何も知らなかったけど 面白かった 出会えてよかった


フランソア・オゾン監督の”まぼろし

2012年10月20日 23時33分44秒 | 映画鑑賞リスト
朝の陽射しが部屋の奥まで差し込むようになった。
夏はもう過ぎ去った。
9月に咲き出した遅咲きのアサガオも10月には咲くのを止めた。

生暖かい陽射しまどろみながら、フランソア・オゾン監督の”まぼろし”を観た。
シャーロット・ランブリングのノーメイクの顔が映し出されると
”地獄に堕ちた勇者ども”の若かった頃のイメージと重なって、なぜか胸が締め付けられる。

午後からは一日中、youtubeでShakiraを聞いていた。

なんとなく無為に過ごした土曜日。


白いリボン”

2012年10月14日 19時57分40秒 | 映画鑑賞リスト
最近You TubeでArab Music にはまっていたが、サーフィングしているとBellydanceからShakiraにきてしまった。
"Shakira-Bellydance live in Morocco"を観て一目で気に入ってしまった。
Bellydance,インド舞踏、フラメンコ、フラダンスと民族舞踊を振り付けにして歌う彼女の声色がすてきだ。
豊かなタレント性をもった人だ。一日中聞いていた。

最新のミヒャエル・ハネケ監督のDVDをすすめられ観た。
”白いリボン”
第一次世界大戦前の北ドイツを舞台にした映像は美しかった。
ハネケ監督の作品の中では、これが一番よかった。
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仕事がスタートして早2週間

2012年10月13日 23時58分28秒 | 日記・エッセイ・コラム
暑かった夏の離職期間も過ぎ10月、仕事がスタートして早2週間。

隣のビル地下のあるタイ料理店に少し早めの昼食に入る。
中は想像したよりも広く、客は私一人だった。
タイ風の装飾とたどたどしい日本語で対応する美しい女性たちの優雅さに心が安らぐ。
食事中の小鳥のさえずるような彼女たちのお喋りを耳にしながら料理を味わう。
バックパッカー風に食事する有楽町ガード下にある店とはちょっと違った雰囲気。
12時を過ぎた頃になると女性客で満席となり、私は清算を済ませ店をあとにした。

アジアを旅遊していた頃を懐かしく思い出す。



ミヒャエル・ハネケ

2012年10月02日 00時30分59秒 | 映画鑑賞リスト
明日1日から仕事。
今日は、ミヒャエル・ハネケのDVDを立て続けに観た。
”71フラグメンツ(偶然の時間序列における71の断片)”。
最後には解るのだが、射殺される人の登場人物の日常が時間軸にそって、淡々と、交差してえがかれるため、はじめの間は、
この映画ストーリが読めない。 それぞれの断片映像で想像力をフル総動。
卓球の延々と機械から送り出されるピンポン球を打ち返す練習シーンには、もう、そろそろ次のシーンに移るだろうという予測は
裏切り続けられ、イライラ感がつのってくる。完全にハイネの罠にはめられる。
IRAのテロ、マイケル・ジャクソンのスキャンダル騒ぎの映像なども突然挿入されたりする。
ハイネ自身が語っている。人々は、断片でしか理解しない、また断片でしか出来ない。
なぜなら全てを観ることは不可能なのだから。
会社の同僚の事、友人についても、TVニュースや新聞の記事での世界の出来事をも解ったつもりでいるが。
私達は全て断片で判断している。
この19歳の若者が犯した銃乱射事件も同じTVニュースとして流れる。
”ベニーズビデオ””セブンス・コンチネント”も同様に実際の事件からヒントをえて制作されてもの。
メジャー映画のように答えが用意されてているわけでもなく、安心させてくれるわけでもない。
それがたまらなくいい。
”カフカの「城」”小説は読んではいないが、面白く、時間を忘れるほど引き込まれるように映像を追っていた。
ら、突然、<小説はここまで>とぶっ千切りでFIN。小説は未完といえ、すごい終わり方。やっぱしハネケ。