朝、いつもの目覚まし声に引き寄せられベランダへ おー神々しい空・・・・ 古いデジカメでパシャッ! PCに取り込んでがっくり ピンボケ、見た目の感じが出てない 多分カメラのセイダ。
DVDでミヒャエル・ハネケの”ピアニスト”と”隠された記憶”を観た。”ピアニスト”は、想像していた内容と違い、母娘の葛藤・関係性と抑圧された性と開放を・・・。ありがちなストーリーだが、画面の運びとピアノ教師演ずるイザベル・ユベールの適役もあって、面白く、引き込まれた。 ”隠された記憶”は、ビデオは誰が送ったのか? で引っ張っていく。でも監督自身が語っているように、映画ではそれを明らかにしない。観客自身で考えてください・・・というスタンス。
送ったのは、アルジェリア人孤児マジッドの息子と主人公フランス人ジョルジュの息子ピエロで、その根拠として、ラストシーンの学校正面の固定シーン。 そこにこの二人が何やら話している様子が描かれていた、という。(この場面は、26インチの小さな画面では私は気が付かなかった) 動機はピエロの母親の浮気の反発から父親のジョルジュに知らせようとした、・・・という私の息子の意見。
私は、ビデオは誰が送ったかが問題でなく、人々が誰でも持っている’疚しさ’がビデオであって、送られてくるのは’その疚しさ’が脳裏に浮かんだ時、なのではないかと思った。
西蔵経典”吉祥時輪タントラ王”の翻訳をブログカテゴリー・「学問」で逐次進めよう。
この夏、毎日、網戸をつき破ってはいってくる蝉とカラスの鳴き声で眼を覚ます。そして、遠慮がちにスズメと鳩の声も聞こえてくる。最近、夜は過ごし安くなったが、連日の夜更かしで、今日は体と頭がだるい。昼間はうとうと状態。
BS録画とDVDで、ルイマル監督の”さよなら子供たち”とエルマンノ・オルミ、アッバス・キアロスタミ、ケン・ ローチ3監督の”明日へのチケット”を観た。さすがルイマルは、はずれが無い。子供たちの演技も自然。はいれ込めた。エルマンノ・オルミ監督の老教授の仕事先で便宜を計ってくれた女性への淡い白日夢から醒めるシーンなんかは、シチエーションは違えど 『うん、あるある』と云った感じで面白かった。
以前やりかけて断念していた翻訳を急に始めたくなった。昨日、チベット経典のPCへの取り込み作業に一日を費やした。3貝葉の”吉祥時輪タントラ神髄”は、意味が取れないので、140貝葉の”吉祥時輪タントラ王”に取り組むことにした。注釈書の”無垢光”をも見なければならないだろう。サンスクリット本は手元にあるが手に負えない。まあ~2年以上はかかるだろう。気長にやろうっと。
2階の窓から外を眺めると赤とんぼが舞っている。もう秋がやってくる・・・・・えっ!アゲハチョウに黄蝶も飛んでいる。春っー?
録画とDVDで映画三昧。ルイマル監督の”死刑台のエレヴェータ”・・・何度も観た映画だが、マイルスデイビスを聴きたくて。”5月のミル”・・・墓堀りしている使用人のシーンに気が付かなかった。不覚にも見落とした。1968年5月とブルジョア会話に気をとられてしまった。ヴァンサンベルーズ初監督映画”PEAU D'ANGE(天使の肌)”・・・アンジェルの雰囲気が前半と後半で違う。”パフューム”・・・ラスト部分、ちょっと堪忍して。”半分の月がのぼる空”・・・出だしで観るのをやめた。ハニ・アブ・アサ監督”パラダイスナウ”レンタルDVD、いきなり日本語吹き替えで始まる。吹き替え役者のミスキャストか?かれらの手を抜いた仕事にストレス。字幕スーパでもう一度見直す。