イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

愛猫から学ぶ日々の中で

2017年04月23日 13時54分26秒 | しっぽのついた可愛い大切な家族



2000年10月に初めて猫を家族に迎えてから早16年半。
初代愛猫ミーシャ♂は12年と4カ月の猫生を全うし、
その数か月後、思いがけずお声かけ頂きご縁が結ばれることになった仔は
お父さんがソマリ(ルディー)、お母さんがロシアンブルーの可愛い仔♀
お転婆だけれど思慮深く、穏やかで本当に優しい仔。
この仔がもし人間の女性だったら美人さんだし性格もスタイルもばっちりだし、
甘え上手だし 引く手あまたじゃないの?と時々思います(笑)。


この16年半、彼、彼女等と触れ合う愛しき日々の中で私は毎日満たされ 癒され
沢山気づかされましたが、そうした新鮮な有難い発見は今も尚
続いています。

猫という存在は私にとって 種を越えたかけがえのない家族の一員であり相棒であり、
「こんな風にピュアに自然体にシンプルに生きられたらいいな」と憧れる存在であり、

いざという時には肚が座り達観した師匠のような存在でもあります。

心底 お手本にしたいと思い、折に触れ気づきのヒントを貰える存在、師匠は
私の場合 人間ではなく 自然界であり、ピュアな彼らのような生き物たちです。
人間は良くも悪くも変わります。
地位や名誉やお金が絡み、ちやほやされると悲しいかな、勘違いをしてしまい
人を自分の配下に置きたがる、そんな風な人たちも実際見てきました。

しなやかで美しいフォルム、ニャ~と 耳の奥に優しく響く可愛い音霊、

あれこれ考えあぐねてから行動するでなく 本能のまま いつも一生懸命に全力で、
ひたむきに 興味あるものめがけてダッシュするその様を
間近で何万回も見せてもらえる贅沢さ。

信頼した瞳で真っ直ぐジッと見つめられる時、魂の奥底を見透かされ 
ハートを射抜かれたようににドキッとし 暫くその不思議な心地よさに揺蕩います。
同時に彼女の魂の清らかさ 神々しさ、美しきものも視え、
言い知れぬ感動が胸一杯に広がります。


一生懸命だからこそブレーキがきかなくて
時々ズッコケちゃう姿もまた可愛くて(笑)
そんな時 人間みたいに照れ隠しに「エヘヘ」とは言わないけれど
平常心を装って(笑)
何ごともなかったように毛づくろいをするしぐさは微笑ましくて、

「あぁ、こんな風に素直に生きられたらどんなに心地よいだろう・・・」と思うのです。

コントロールされるのは御免の私は勿論彼女にもコントロールなんてしません。
「お手!」とか、「おかわり!」とか「待て!」などのコミュニケーションは不要の、
そっとしておいてほしい時はお互い ワシャワシャしたりしない
互いの丁度良い距離感を尊重しあえる 阿吽の呼吸で繋がっていると感じる
のびやかで 自由で 人に躾けられたり 支配される必要のない気高さが魅力の
猫という生きものに わたしは魅了されっぱなしなのです。
我が家のプリンセス どうぞこれからもよろしくね

chu

私はあなたに首ったけ


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