イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

命仔を託す時に大事なこと

2021年07月10日 09時33分31秒 | 動物のこと

顔が広い方であれば、色々な思いを抱えた

不特定多数の人が目にするSNSが先ではなく、

まず、身近な信頼できる

動物に最後まで愛情を注いでくれる人に

命仔を託されるのが賢明と思わされます。

やむを得ずSNSで呼びかける場合、

コロナ禍で状況は難しくても

物のやりとりではないので

里親希望者の名前、住所などの連絡先

家族構成、動物を迎えいれたことがあるかなど

電話やメールだけのやり取りではなく

ひと手間ふた手間をかけた

顔を見てのやり取りをして頂けたらと

切に願います。

また、トライアルは不可欠と思いますので

最初にこうした大事なことを開示され

希望者を募る必要があると思います。

命仔を託した人とその後、

命仔は元気にしているか、

動画や写真などのやりとりも

大切と思わされます。

人間の場合は親が産んだ子達を、

当たり前のように知らない人に

兄妹をバラバラにして託すことはありませんが、

犬や猫は大抵の場合、仲が良くても

親子全て一緒に里親さんの家族に

迎えいれられることは稀でバラバラですが

彼等は受け入ます。

うちのルーチェも元飼い主さんが

貰い手を探していると友人を介し声かけされ

お話があったその日に迎える事を決めました。

5匹産まれたうちのルーチェを含めた4匹は 

1匹づつそれぞれのお宅に貰われていったそうです。

親猫と兄妹5匹の7匹で3ヶ月楽しく暮らした

住み慣れた家から離れ1人うちに来た時

不安な表情と不安な声で家のあちこちを

親兄妹を切ない声で声が枯れるまで

鳴きながら2~3日探し回っていました。

「みんな、どこにいるの?」と 不安げに

にゃ~にゃ~鳴いているルーチェに

胸が締め付けられましたが

この仔を愛し生涯大事にしようと誓いました。

こうして貰われていく仔たちは

親や兄妹か引き離された悲しみを乗り越え

新たな家族に馴染む努力をし

家族の一員になります。

こうしたことからも

せっかく産まれた命仔達一匹一匹が

幸せになるためのハードルは必要で

命を託場合、慎重さは不可欠と思います。

生涯、責任を持ち大切にしくれる心ある人と

ご縁結ばれる為にも

命仔を守る為に大切なハードルは

低く設定しないで頂きたいと切に願います。

過去に作品を購入したある方が、

条件はつけず、産まれた5匹の仔を

貰って下さいと

SNSで拡散されてらしたので、

僭越ながら事務所にご連絡を入れ  

大切な命を託し、命を守るために必要な条件も

あげて頂けないかなど打診させて頂きました。

数ヶ月後、乳離れをしたこの仔たち全員が

あたたかな愛情深い方と

素晴らしいご縁が結ばれますことを

祈り願います。

 


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