冬の ピエール ドゥ ロンサール

通常 ピエール ドゥ ロンサールは 春の一期咲きで
春以降は ちらほら たまに返り咲きます。
今年春には たわわに花をつけたこの薔薇、
12月に 珍しく蕾を開かせようとしています。



四輪ほどですが 花色が鮮やかなのと ぎゅーと巻いて なかなか開かないのが
春と違って なかなかいいです。



あゝ 美しいこと。
この薔薇は 香りはほとんどありませんが、すこぶる強健で 日本の風土に良く合い
つるバラとして 重宝します。 茎は太く頑丈に伸びます。

おひかえなすって

キナコちゃんが 仁義切っています。

おひかえなすって 手前 生国と発しますところ 姫路でござんす。。。
姫路と言いましても 広うござんして 飾磨でござんす。。。
そこから先は わかんね～っす。
飾磨辺りで 警察に保護されまして、遺失物でござんすよ。。。
哀れ 骨皮で 食うや食わずの流浪生活、被毛は薄汚れ 皮膚には湿疹が ござんした。



生まれも育ちも 葛飾柴又。。。 これはフーテンの寅さん
キナコちゃんは 一体何処で どの様に飼われていたのか。。。



そんなことは もうどうでもいいのですよ。
犬には 過去は無い、今を生きる。

犬はこの瞬間だけを生きている。犬は、過去を恨んだり、気に病んだりしない。

我が敬愛するシーザーミランの言葉です。
恨み 後悔 不安 恐れ 嫉妬 人間が抱える ネガティブな感情は
過去や 未来に執着するところから 生まれる。
終わったことは 終わったこととして 切り離し コントロール出来ないことに
しがみつくのをやめれば、今ここにいる自分がどれほど満たされることか。
ついでに これも シーザーの言っていることです。

犬は 人間の奴隷ではあるけれども 人間が見習うべきことをいっぱい持っています。

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覗いてみてね。