ポニョちゃんとキナコちゃん 時々薔薇と猫

ワンコ大好きな母さんが 保護犬ポニョちゃん、キナコちゃんを迎え 彼女達との毎日を綴ります。猫や趣味の薔薇についても。

キナコちゃんの憂鬱

2015-12-07 10:56:16 | ワンコの日記
母さんは この複雑怪奇で情報過多の世の中を 片目をつぶって見たぐらいが
丁度イイって 思うことが 多々あります。
キナコちゃんは いつも来訪者のみならず 道行く人にも遠くから吠えまくり
母さんはご近所から ひんしゅくをかっていないかと ビクビクしています。

それで ついつい キナコちゃんに
キナコちゃんは 片目でものを見る位がイイわねって 言いました。













キナコちゃんの吠えぐせは 直りそうにありません。
ちょっとシャイで外界にはとても臆病なキナコちゃん、おそらく怖いから 吠えるのでしょうね。

ところで 犬は 余りに早く親から離されると 社会性を身につけることが 難しいそうです。
ペットショップで販売されている大半の子犬は 2ヶ月前です。
その頃が一番可愛らしく 売れる時だからという理由で。
子犬の社会性の学習については ジェイムス サーベル教授の研究が有名です。
ドメスティックドッグ その進化 行動 人との関係 ジェイムス サーベル著

社会性を身につける為に 母犬や兄弟犬との触れ合いができる様な繁殖が
望ましいのは 犬として 人間と暮らしていく上で 必要なことでしょう。
犬同士の接触や交流に慣れるということだけではなく
子犬が将来生きてゆく環境、ヒトとの接触や音・素材・動く物といった様々な状況を
含む周辺環境に対して慣らすことも 繁殖者の務めです。

そういう意味では日本のたいていの繁殖業者は失格でしょう。
檻の中に閉じ込めて 只ゞ繁殖させるだけでは まともな子犬が育つはずありません。
日本の動物愛護 の行き着くところは 保護犬救済のみならず 適正な繁殖ということでしょう。

余談ですが ドロップちゃんの ブリーダーさん JETS さんは そういう意味で
素晴らしい シリアス ブリーダーさんでした。
繁殖は 年一回 で 母犬の出産回数は 生涯数回のみ
子犬と 母犬は 居間で人間と暮らすというスタイルを 取っておられました。

JETS さんの HP。
現在は 繁殖はされていないそうです。
ドロップちゃんは 15歳になりますが 若犬の様に元気で とても良い家庭犬です。





ポニョちゃんの保護主さんのブログ

キナコちゃんの保護主さん アニマルメリーランドさんのHP

覗いてみてね。