ポニョちゃんとキナコちゃん 時々薔薇と猫

ワンコ大好きな母さんが 保護犬ポニョちゃん、キナコちゃんを迎え 彼女達との毎日を綴ります。猫や趣味の薔薇についても。

ポニョちゃんのこと ③

2016-08-31 06:33:45 | ワンコの日記


最近 ポニョちゃんは 母さんのベッドの脇で寝るのが 決まりになっています。
4月から 主人が単身赴任で 母さんは只今お一人様
それを気遣う様に ベッドの脇で 寝てくれます。
たぶん 私を守ってくれているのでしょう。
とても お利口さんで 大人しいんですよ。お家の中では。

実は 2年前はこんなに 大人しくなかったポニョちゃん。
お転婆さんで 自己中なところも 多々ありました。
それに うちへ来た当時は リードに慣れておらず、全く側体歩行できませんでした。
もう 気の向くままに グイグイリードを引っ張り あちこち行こうとしました。
これを 直すのが一番時間がかかりました。
とにかく 朝晩 散歩に連れ回しました。
その時はまだきなこちゃんが 居なかったので 先住犬ドロップちゃんと 二匹連れて
朝晩 一時間ずつ ただただ 歩きました。
まずは リードに慣れさせて 。。。
リードを持つ私が リーダーであるということをわからせるのです。

観念して リードの長さが行動範囲だと わかるのに 半年かかりました。
そして 母さんより 先に歩かない様になるのは 一年位でしたか?
子犬の時からの躾でないので すぐには 身に付かなかったですね。
でも 、、。今では キチンと歩きます。母さんにピタリとついて。
が しかし。。。興奮症の気質なので 猫が道を横切ったり
相性の悪いワンコとすれ違う時は ダーッと出ます。
それは これからの課題ですね。



噛むことが 大好きなので 牛骨を与えています。
最初は 何でも かみかみして 困りました。歯ブラシ、メガネ、携帯の充電器。。。
自分用の 敷き毛布も。もう ほんとに手当たり次第 噛んでボロボロにしていました。
その度に 母さんが イヤ〜な 顔して こらぁ ダメでしょう❗️って
しつこく言っていた 知らないウチに 止めました。
電気のコードや コンセントなどは 危険なので この悪癖には相当注意しました。

2年経ち ほぼ完璧な コンパニオンドッグに 変わったポニョちゃん。
この子の持つ素直さ、暖かさという 犬質の良さは、素晴らしいものです。
この子が 殺処分寸前だったんですよ。
あの時 Nさんが 思い切って引き出してくれなかったら
私とポニョちゃんの縁はなかったでしょう。
N さんが 当時ブログにこう書いておられました。
他にも何頭か期限ギリギリの子がいたけれど一頭しか 引き出してやれなかった。
できるだけ 里親さんが付きそうな メスで大人しい子を選んだつもりだと。
その時は ポニョちゃん 大人しい方だったんでしょうね。
それを 読んで ポニョちゃんの運の強さにも 驚きましたが 他の子達の 事を思うと
悲しくもなりました。イヤですね、殺処分なんて。どうにかしたいですね。

定めに逆らえず 殺処分機に入ったたくさんの犬達の代わりに
ポニョちゃん、末永く 母さんの元で生き抜いて欲しいと思います。



暑さが 引いて 元気に穂を上げる ラベンダーセージ



夏の暑さに耐え これからまた勢いつく サルビア達


ポニョちゃんの保護主さんのブログ

覗いてみてね。



ポニョちゃんのこと ②

2016-08-29 15:41:07 | ワンコの日記



これは 2年前の7月21日の ワンショット
トライアルに入った日です。後ろは 私と主人 。
保護ボランティアの Nさんが 我が家まで ポニョちゃんを連れて来てくれました。
その日は ポニョちゃん 異変に気付いたらしく
いつもは 譲渡会に行くのに サッサと車に乗るのに 乗車を嫌がったとか。
我が家に着いても 緊張の余り ヨダレだらだらでした。
そりゃそうでしょうね、 先住犬ドロップちゃんの 先制攻撃で
吠え立てられるわ、追い回されるわ、噛みつかれるわで、
たまったものではなかったでしょうね。
実は ドロップちゃんは 老犬とはいえ オスなので
メスのポニョちゃんに 相当色気を使うのでは?と 逆に心配していましたが
それは全くの杞憂でした。
ドロップちゃんは ポニョちゃんを メスとは認識しませんでした。
今も そうです。



これは ウチに来たばかりの時のポニョちゃん

なんだかんだで トライアル始まりましたが、
猫さん達が 恐怖のあまり 二階に上がって 降りてこないし
ドロップちゃんは 毛嫌いして 吠えまくるし
あまりいいスタートではありませんでした。

家の中でも猫を追い回すし 外に出していても 裏の掃き出しの網戸を ブチ破って
侵入し 猫を追い回しました。
噛んだりはしないのですが 追いつめるという 行為です。
母さんは フライパンと 金物のおたまを 左右の手に持ち
ポニョちゃんが 猫を追うたびに カンカン打ち鳴らしていました。
大きな音に驚き その瞬間 猫追いを止めるのです。これは 効果的でした。
二、三日すると すっかり 学習し、猫を追わなくなりました。
猫達が ポニョちゃんに すっかり慣れて
スリスリする親愛の情を示すようになったのは 一ヶ月後の事です。



今朝の ポニョちゃん
母さん、何書いてるの?ですって。


ポニョちゃんの保護主さんのブログ

続きは また 明日。
ご訪問ありがとうございました!




ポニョちゃんのこと ①

2016-08-28 21:48:12 | ワンコの日記
ポニョちゃんを ボランティアさんから引き取って 2年経ちました。
ちょっと 2年間の思い出を辿ってみたいと思います。



これは 2年前 ウチに来たばかりのポニョちゃんです。

2年前の今頃
子供達も 結婚 学生生活へと お家から それぞれ巣立って
何やら もの寂しくなった 我が家。

すでに お家には 老齢のミニチュアプードルと ネコが二匹おりました。
しかし 全てオス もちろん 夫もオス
殺伐とした オス達に囲まれた毎日
娘が結婚して 我が家を去ってからというもの 食い意地の張ったオス達に囲まれ
何とも味気ない我が家でありました。

そんな時 ここにメス犬がいたら どんなに 和むだろう。。。なんて 考えたのが
事の始まりです。
可愛いだろうなぁ、柔らかな 優しい 女子ワンコ。。。。
そしてワンコをお迎えするなら 保護犬からと 決意もしていました。
殺処分から ひとつでも 尊い命を救ってやりたいからです。

父さんに相談したところ、彼は 非常に保守的な男で
何も 得体の知れない保護犬にしなくても。。。
純血種を ブリーダーから買えばいいと猛反対されました。
仔犬の時からの方が 躾が入るという理由からもです。
命をひとつ 救ってやりたいだけだと 反論し 何とか説き伏せました。

そこで 母さんは 岡山県内のシェルターやボランティアさんに絞って
里親募集サイトを検索し 毎日何気なく 見ていました。

おやっ、この子の顔 懐かしくて 可愛いと 思ったのが ポニョちゃんでした。
母方の 婆ちゃんに似ていたのです。

たかが ネットの写真ですが 大変気になって すぐにメールをし 見学のアポを取り
その週末には 主人と ポニョちゃんを見に行きました。
ポニョちゃんを 動物愛護センターから引き出してくれたのは
日本のエーゲ海といわれる風光明美な 瀬戸内市 牛窓に住む Nさん。
動物愛護センター 期限切れ近いポニョちゃんを引き出し
自宅で保護しつつ、里親募集していましたが 半年間 コンタクト無し。
譲渡会でも 話はあるのだが トライアルまでいかないということでした。
1,2歳?のメス 体重17キロ フィラリア 陰性 避妊手術済み
センターから 引き出した時は 9キロしか体重が無く 骨と皮状態だったそうです。



これが センターより引き出し当時のポニョちゃん。
相当 飢餓状態が続いたのか 鎖骨が浮き出ていました。

かつて 別荘だったという 小高い丘の上にある Nさんのお宅には
5・6頭 保護犬がいたでしょうか、
ポニョちゃんは 近寄っても ワンとも吠えず 静かで
Nさんには スリスリして 親愛の情を示し
私たちには 興味を示しませんでした。
リードをつけて 外に出ると 散歩の経験が無いのか 強く引く引く、
コントロール出来ない程の引きの強さでした。

ふーん ウチの子達と上手くやっていけるかしら?と トライアルを迷いつつ
その場では回答せず、後日トライアルするかしないかを返事するということで
近くに停めてあった 車に 戻り 帰ろうとしました。
車を出し 後ろを振り返ると Nさんと ポニョちゃんが こちらをじっと見て
Nさんは 手を振っていました。
ポニョちゃんは首をスーッと上げて、ずっと 私達を目で追っていました。
それはそれはいつまでも。。。
車がカーブを曲がり 彼女の視界から消えるまで、ずっと。

母さんは この時 決心しました。
トライアルしてみようと。
2年前の夏のことです。

トライアルについては 明日書きます。

ポニョちゃんの保護主さんのブログ







アガサ クリスティー 茶色い服の男

2016-08-25 10:06:30 | ワンコの日記
夕方の一コマです。
外飼いのポニョちゃんときなこちゃんを お家の中に入れます。



ハイ、お入り。



いつもなら 二匹のニャンコがお出迎えするのですが。



ポニョちゃんは 玄関にあった 牛骨を 見つけて ご執心です。
でも 大丈夫!ハウス❗️というコマンドで
サッサと ケージに入ります。
ケージに入れば 美味しいオヤツが待っています。

ここからは きなこちゃんは 大きなサークル、ポニョちゃんはフリーです。
二匹フリーにすると ケンカ始まるので このように分けています。
きなこちゃんは 別段文句も言わず サークルの中で 骨齧ってます。
大人しくて いい子なんですよ。
ポニョちゃんは フロアで ひたすら トドのように寝ています。

母さんは お一人様の食事を ササッと 数分で作り
ワインを飲みながら Kindle読書。なんて幸せなひととき。
食事は 手抜きですが
夜のワンコの散歩の時間まで、静かに アガサクリスティーを読むのです。
先日 読んだ 茶色い服の男 この長編は 傑作でした。
人生って 何が大切なのかしら?
クリスティーの推理小説は いろいろ大切な事を示唆してくれます。
普通の推理小説にはない 含蓄があるのです。

人生で 大切なもの。。。
還暦も近い歳回りになって その事を考えた時
私の考え 思いは たくさんあります‼️
マザーテレサじゃなけれど、すべてのものに対する愛 、優しさ。家族 。感謝 。
そして
最後は なんとも俗っぽいですが お金も ほんの少し大切かなぁと 思うのです。


闇に消えた猫

2016-08-25 07:01:19 | ワンコの日記
シリアスなお題ですが。。。









猫って 暗くて 狭いところが好きですね。
タンスの扉が ほんの少し開いていると 器用に前足で開けて。。
スルスルと 中に消えてしまいました。
意地悪な母さんが 扉をバタンと閉めてしまいました。
すると ポニョちゃんが 何やら 心配して。。。
あなた達 仲間意識強いわね〜

しばらくすると タンスの中から ニャゴニャゴという 抗議の声
母さんは ニヤニヤしながら おもむろに 扉を開けます。
オジャちゃん❗️何処でも入り込まないでよね❗️



まだまだ暑い夏 ひょっこり咲いた ロイヤルサンセット



これも 暑い中 一輪咲いた アブラハムダービー



ストロベリーアイス 枝変わり

ご訪問ありがとうございました‼️