新型インフルエンザワクチン・季節性インフルエンザワクチンの両種類共に、保存剤として”チメロサール”というものが添加されているものがあります。
何人かの妊婦さんが「サロメチール」でご質問されてこられましたが、聞きなれたサロメチールではなく”チメロサール”です。
妊婦さんは、当然の如く気になります。
「この時期に、”チメロサール”という添加物は大丈夫なのかしら?」と。
そこで、今回は、”チメロサール”について簡単に説明させて頂きます。
チメロサール( thimerosal )は、殺菌作用のある水銀化合物で、保存剤として使われております。
以前はワクチン1ml中に0.1mgのチメロサールが添加されていましたが、最近ではワクチン1ml中に0.004mgとかなり少量になりました。
なぜ“チメロサール”が使われるようになったのか?
1928年1月にオーストラリアでジフテリアの予防接種を受けた多数のこどもが死亡する事件が起こりました。
それ以外にも同様の事件が相次いで起こりました。
薬液がブドウ球菌で汚染し、このブドウ球菌で汚染された薬液を注射されたことにより多くの死者が出たという事です。
その後、殺菌作用として有名だった”チメロサール”が、1930年台より使われるようになりました。
薬剤に病原体が混入して、薬剤の使用で感染症となってしまうのを防ぐ保護剤としての役目です。
上記の内容と比較しますと、食事によるメチル水銀の主要な摂取源としてお魚という存在があります。
そのお魚接取よりもはるかに少ない量といえます。
メチル水銀が気になるからお魚は絶対に食べませんーという事になってしまいます。
ですが、お魚の栄養面での評価は高く、重要な蛋白質の摂取源となっており、栄養面での効能は高いです。
そのように考えると、あまり敏感になる過ぎるような量ではないといえます。
ーby事務長ー
何人かの妊婦さんが「サロメチール」でご質問されてこられましたが、聞きなれたサロメチールではなく”チメロサール”です。
妊婦さんは、当然の如く気になります。
「この時期に、”チメロサール”という添加物は大丈夫なのかしら?」と。
そこで、今回は、”チメロサール”について簡単に説明させて頂きます。
チメロサール( thimerosal )は、殺菌作用のある水銀化合物で、保存剤として使われております。
以前はワクチン1ml中に0.1mgのチメロサールが添加されていましたが、最近ではワクチン1ml中に0.004mgとかなり少量になりました。
なぜ“チメロサール”が使われるようになったのか?
1928年1月にオーストラリアでジフテリアの予防接種を受けた多数のこどもが死亡する事件が起こりました。
それ以外にも同様の事件が相次いで起こりました。
薬液がブドウ球菌で汚染し、このブドウ球菌で汚染された薬液を注射されたことにより多くの死者が出たという事です。
その後、殺菌作用として有名だった”チメロサール”が、1930年台より使われるようになりました。
薬剤に病原体が混入して、薬剤の使用で感染症となってしまうのを防ぐ保護剤としての役目です。
上記の内容と比較しますと、食事によるメチル水銀の主要な摂取源としてお魚という存在があります。
そのお魚接取よりもはるかに少ない量といえます。
メチル水銀が気になるからお魚は絶対に食べませんーという事になってしまいます。
ですが、お魚の栄養面での評価は高く、重要な蛋白質の摂取源となっており、栄養面での効能は高いです。
そのように考えると、あまり敏感になる過ぎるような量ではないといえます。
ーby事務長ー
