男性不妊について

不妊治療は、往々にして妻である女性側の方が頑張っているのが現状です。
勿論、夫である男性側も頑張ってはいるものの、人によって協力度合いがかなり違うように感じます。
お仕事の忙しさの度合いもあるのでしょうが、今を一生懸命に頑張っている妻の気持ちを応援出来る夫であって欲しいと思います。

女性というものは、生理が続く限り妊娠出来るわけではありません。
月経が正常であれば、卵巣機能は低下していないと思いがちですが、年齢があがればあがるほど、卵巣機能は確実に衰えていっているのが現状です。

ですので、思い立ったら即、早めに専門医に足を運ぶ事をお勧め致します。

そして、男性も検査をお受けになられる事をお勧め致します。
男性側の検査としましては、「問診」「精液検査」「ホルモン検査」などがあります。
「精液検査」で、受精能力や運動能力の低い精子が判明したりする場合があります。
これを”隠れ男性不妊”といいます。
そして、男性にも女性と同様にＦＳＨ・ＬＨのホルモンの流れがあります。
血中のホルモンを測定する事で、その数値から精巣の状態がわかるのです。

妻である女性側任せにせずに、夫である男性側も協力してこそ、はじめて乗り越えられるものだと思います。

妊娠というものには、年齢という制限枠がついているわけで、後になって後悔することのないよう、今を大切にするべきだと思います。
ーｂｙ事務長ー