とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

ディープインパクト、よく頑張った!!

2006年10月02日 | Weblog
第85回凱旋門賞が無事に終わりました。
ディープインパクト! まさに日本の あっぱれ!ツワモノ!! です。
豪快な走り・空を飛ぶ走り・見事なラストスパートの天才サラブレッドのディープインパクトに天才ジョッキーの武豊が騎乗して走りぬけました。

凱旋門賞が開催されるロンシャン競馬場は、パリの西部・ブローニュの森の中にあります。
レースは夕方の5時35分からスタートという事で、日本とは7時間の時間差があるので、日本では夜中の放送となります。

今まで、競馬というものには全く興味がなかった私でしたが、とあるテレビ番組にて、ディープインパクトの素晴らしい走り姿に見入ってしまいました。
ですので、今回の凱旋門賞は、しっかりとテレビ録画を致しました。
先ほど、その録画を拝見致しました。

結果は3位になりましたが、堂々と走りきり、本当に見事でした。
素晴らしい挑戦でした。

  ・ ディープインパクト     日本
  ・ ハリケーンラン       フランス
  ・ シロッコ          フランス
  ・ プライド          フランス
  ・ レイルリンク        フランス
  ・ シックスティーズアイコン  イギリス
  ・ アイリッシュウェルズ    フランス
  ・ ベストネーム        フランス

ディープインパクトは2002年生まれの牡の4歳馬で、無敵の三冠王・11戦10勝の名馬です。

ディープインパクトのライバルは、ハリケーンランとシロッコと言われておりました。
ハリケーンランは、父も凱旋門賞優勝で、ハリケーンラン自身も昨年の凱旋門賞優勝というツワモノです。
そして、シロッコは、凱旋門賞に出る為にドイツからフランスに移籍してきた名馬で、ハリケーンランを負かした事もある名馬です。

はるか彼方のアウェイでの試合です。
そして、外国の馬と比べるとディープインパクトは少し小さめの馬です。
走り慣れた馬場を走る馬の方が有利です。
それを堂々と挑戦したのですから、それだけでも素晴らしい事です。

”挑戦は力なり”です!!

そして、結果は・・・・・
ひたすら、後方からディープインパクトを狙って走ってきたレイルリンクが優勝となりました。
そして、2位の座は、序盤から中盤を一番後ろで走っていたプライドがゲット致しました。
競馬は追いかける方が有利なのだそうです。
ディープインパクトは、フランス・ファーブル厩舎の4頭から常に狙われ囲まれていた状況なので、そのような状況下で3位につける事が出来たというのは、精神力の賜物だと思います。

優勝候補であったハリケーンランは4位、シロッコにいたっては8位です。
優勝のレイルリンクは、牡の3歳馬です。
2位になったプライドは、牝の6歳馬です。
ひたすら最後方を走っていたプライドが、ラストでここまで走りこんでくるとは、誰が想像出来たでしょうか?
人間でいったら、世界を制覇する力のあるパワー溢れる30代の男性達を、60代の女性が追い抜かしていくようなパワーです。
おそるべし、世界の春日局・プライドです。スゴイですね。
ディープインパクトは、追い越していく世界の春日局・プライドの威力=おばさんパワーに驚いて、思わず3位になってしまったのではないでしょうか(というのは冗談ですが・・・、凱旋門賞は3歳馬に有利になりがちの斤量体制があったり、日本とは違う長めの芝生など、アウェイならではのいろいろな不利もあった事でしょう)。
本当によく頑張りぬいたと思います。暫くゆっくりとさせてあげたいものです。

予想を反する結果・・・それが競馬というものなのですね。
そして、勝負はミズモノ・・・下駄を履くまでは判らない・・・という事なのですね。
それでもって、勝負は勝ち負けではなくて、すがすがしく挑戦する事であって、その挑戦を次に繋げるためのものなのだという事ですね。

ロンシャン競馬場を一生懸命に走り抜けたディープインパクトは、日本の国民に頑張る事の素晴らしさとすがすがしさというものを教えてくれました。

皆様、明日も前向きに頑張りましょう!!

ーby事務長ー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする