Who's松原正樹?

名ギタリスト「松原正樹」の応援ブログ(惜しまれつこの世を去りましたが 時を超えて思い出をつづりたいです)

古い水夫、船を泊める

2010-12-20 13:00:07 | まっつあんの仲間たち
古い水夫、船を泊める

まっつあんの朋友のような存在でもある
タハラレコードさんが 来年の1月30日をもって 全店営業終了とのことです。
HPやブログにも↓このようなお知らせがUPされています。

「昭和39年10月の創業以来、皆様にご厚情を頂きまして、今日まで営業を続けて参りましたが、諸般の事情により、来る平成23年1月30日を持ちまして全ての営業を終了させていただくこととなりました。

 皆様の長年にわたるご厚情を心から感謝申し上げますと共に、
 突然の閉店で大変ご迷惑をおかけします事を深くお詫び申し上げる次第でございます。
 これまで大変、皆様方にご愛顧いただきましたこと、またタハラを支え続けていただきましたこと、深く御礼申し上げます。
 本当にありがとうございました。」

タハラのYさんからは 時折 メールを頂戴していました。 年末でもあり また今年も「松原正樹さんの年末情報(紅白出演)←バック演奏で」をいただけるのではないかな?なんて期待していたところでしたから 驚くやら、悲しいやら…。

色々な諸事情が重なったのだろうと思います。
今年は 私にとって「こういう姿勢のお店はずっと残ってほしい」と思えるところが
友人の会社を含め 廃業される事が続きました。
まだ「廃業清算」できるうちは良いのかもしれませんが…
ほんとに どうなってしまうのだろう…にっぽん。
ひんやりとそして徐々に 時代が冷え込んできているのを感じます。

↓タハラのYさんとの出会いはこんなでした。
http://blog.goo.ne.jp/room2006/e/423d7eb6cce847c542f1e1a2ceba7f8b
寡黙に 無駄な動き無く気遣われる姿が今もよみがえってまいります。



お問い合わせのメールをさせていただきましたら お忙しいのにほんとうに真摯なお返事をいただきました。
世界的にも音楽のデータ販売への移行はもはや避けられないものとなってきており そんな中でも タハラさんはCD販売のシェアが7割をしめていたそうです。
これまでも他社との業務提携などを目指して 努力もされてこられたそうですが なかなかそれも難しい状況となるにいたって 従業員さんや、取引先に迷惑がかかることようなことになる前に整理することを決断されたようです。

従業員の方々の次の就職先もほぼ決まったそうですし ご迷惑をかけるところは最小限にとどめられそうだとの事、誠実に仕事に向き合ってこられたYさんの決断は 船を降りられるときも やはり美しい心根がうかがえます。
Yさんの今後はまだ白紙、今は 最終日にむけて 精一杯の日々を送られることでしょう。
「まずは、これまで多くの方々に支えていただき
 今日まで来ることができましたので、
 最後まで少しでもお役に立てるようがんばりたいと思っております。」
とのこと。

今は お忙しいと思います。
でも 落ち着かれたらまたお元気に 何かしらで音楽に関わっていかれることを望んでやみません。

「♪新しい船を動かせるのは古い水夫じゃないだろう」
それでも はぐくんできた知恵や 携えている熱い想いは 古い水夫とて新しい水夫とひけはとらないはず。
本当に この世から降りるその日まで どこかで必要とされる自分でありたいものです。
素晴らしい Yさん、また貴方の船を 動かしていただきたいです。

その日を 待っています!

石川鷹彦さん「蟹食べに行く!」

2010-12-17 12:18:47 | まっつあんの仲間たち
おっとっと~のたまーに立ち寄る軽食兼、喫茶店兼、ライブハウス
昨日立ち寄ったら なんと年明け 石川鷹彦さんがみえるらしい。
えーっ?!なんでこげな田舎に…?
もちろん即チケットお願いしましたけど。
主催の店主曰く「蟹食べたいらしいよ!」その言葉に すごく納得してしまう私達。
石川さんとお知り合いらしいあるサイトの拓ファンによると、かなりな「呑兵衛」さんらしい。



ウィキペディアによると「石川鷹彦」さんは…

アコースティックギタリストの草分け的存在。1960年代から活躍し、1968年同じ多摩美術大学の小室等とともに六文銭を結成、初期メンバーとして「さよならだけが人生ならば」などを発売している。その後吉田拓郎、かぐや姫、風、イルカ、アリスなどのバック・ギタリストとして1970年代のフォーク、ニューミュージックシーンにおいて数多くの名演を残す。
1992年にさだまさしのアルバム『ほのぼの』をプロデュースしてから、さだとの関係が密になり、現在ではさだのバックメンバーとしての活動が多くなっている。このため、さだのコンサートや『NHK紅白歌合戦』などの音楽番組では、さだの後ろでギターを弾いている姿を見ることが出来る。2006年にはつま恋で行われた拓郎&かぐや姫のコンサートにも、バックメンバーとして出演している。

以前の紅白でさださんのバックでまっつあんと石川さん二人が弾いらして すんごいわ~と思ったものだ。

ちなみに「松原正樹」のウィキペディアによると…

松原 正樹(まつばら まさき、1954年6月27日 - )は福井県越前市(旧武生市)出身のギタリストで、アレンジャー、セッション・ミュージシャンでもある。ヤマハ・ネム音楽院(現・ヤマハ音楽院)出身。松任谷由実や松田聖子、さだまさしなど他多数レコーディング参加・共演経験を持つ日本の代表的なエレキギター奏者の一人。同じくセッション・ミュージシャンでキーボーディスト、作曲家の南部昌江は妻であり、彼のアルバムに良く参加している。

祖父が地元でダンスホールを開業。父の代まで続き音楽には事欠かない環境で育ち自然と音楽への興味が沸く。学生時代にブラスバンドに入るも興味は一気にギターへ移りバンドを結成。一人プロを目指し上京。1974年にハイ・ファイ・セットのバックバンドとして高橋ゲタ夫・新川博と「ガルボジン」結成。1979年に林立夫らとフュージョン・バンド、PARACHUTEを結成。1982年に活動を停止するが、2002年10月10日と2003年1月9日にSTB139スイートベイジルで、PARACHUTEの盟友と「松原正樹25周年記念ライヴ」を行っている。
1988年には、高尾直樹とバンド「TRIFORCE」を結成している。
ソロ活動としては1978年にデビュー・アルバムを出して活動。生演奏にこだわったHUMARHYTHMシリーズは好評である。他に、自身の参加・結成したスタジオミュージシャン・バンドとして、「上田正樹とPush & Pull」「AKA-GUY」などが有名。

なんて書いてある。

「ハンマリング」をしてるつもりでも「おまえのハンマリングは音を消すんか?」などとひどい罵声をあびせられている私(ま、本当の事なので何もお言葉は返せませんが…)としては えらそうなことは言えませんが…

石川さんが弾いておられると 歌っている人よりそっちにすごく注目してしまうぐらい 聞きほれてしまうような感じで、対する まっつあんのほうは 歌い手の後ろではテクニックを決してひけらかすことなく控えめに歌の世界を広げるというか…
なんちゅーか まっつあんの人柄なんでしょうね。
だから さださんは うまいこと二人を使い分けてるんじゃないかと…。(お前が言うな!ですね)

「俺はあんまりアコギやってないからな」と言っていたアルバム。
でも、私も 同級のギターおっさんも大好きです。聴けば聴くほどいいので ライブの時いつも歓談タイム(お茶とお菓子が出るのだ)にCDかけてます。(私のだっちゅーの!ほぼ 拉致状態)

同窓会の松原正樹スペシャルライブでも 一人でベース音も奏でていた(一般人はわからないんですが)そうで こまかいテクニックがわかる同窓生は うなってました。
動画は…ビクターのビデオカメラで撮ったばっかりに ファイルは変な拡張子で私にはお手上げ状態です。時間があったらゆっくりやります。グーグルさんで聞いてもろくなもんじゃないぞその拡張子。

ってことで ひとつ楽しみな年明けとなりました。

しかし、ブログ更新 何か月ぶりだろ?
みなさんに忘れ去られても 当然じゃ…