先日5月21日に開催された「ギタリスト松原正樹を知ろう」というイベントが
本日の「日刊福井」と「中日新聞地方版のページ」に掲載されました。
(私も ちょこっとお手伝い)
↓くりっくしてください。
松原君の生い立ちから高校時代
ねむ音楽院 転機となるミュージシャンとの出会いなどエピソードなども交え
「なぜ松原正樹は重宝されたか?」なんて話も(笑) いやはや びっくり!
能勢くん 意外と言うか昔取った杵柄というか飽きさせない構成でした。
レコード業界の裏事情等、楽しくほろりとなる話がいっぱい。
1時間半 あっという間に終わりました。
本人いわく 「間違いではないと思うが 自分の思い違いもあるので そこは許してほしい」とのこと。
一部 松原正樹とミュージシャン(歌い手)とのセッション
勝手にベストテン
これが おもろかった。
ベストテン入りしていた楽曲にほとんど関わっていたんでないか?と思えるほど
すごかったんだなあ~
最初は「こう弾いてくれ」という間奏の譜面が渡されて その通り弾いていたのですが
だんだんその譜面が「白く」なってきて 後には「おまかせ」というような仕事ばかりだったそうで おまかせでベストテンの曲に係るっていう・・・恐ろしい事やっていたんですね。
あの曲もこの曲も・・・。聴いた人は多いだろうなあ~
1位 山口百恵「さよならの向こう側」
百恵さん引退のものすごくドラマチックな人生最高の場面であるラストシングルに
歌謡曲でめずらしく1分以上もギターソロを任せた曲。
「さよならのあなた」がどうしても松原正樹であるように思えて聴くたび泣けてしまう。
2位 松任谷由美 「真珠のピアス」自分が大好きで取り上げた(おいっ!)
3位 松田聖子 「渚のバルコニー」
松本隆さんやハッピーエンドの方々 未だに輝くこれからの音楽シーンを引っ張っていく人たちとの出会いをまじえ
4位 松山千春 「長い夜」
年間5位という楽曲に松原正樹が「おまかせ」でギターソロ・・・すごすぎる。そんなすごい松原正樹とも知らず 同窓会の懇親パーティで「長い夜」やってもらうという無謀なお願いをしてうけてもらった しかも能勢っちがボーカルもしたという。今思えばふざけたことを・・・
5位 中島みゆき 「ひとり上手」
ヤマハの社員で みゆきさんの曲はしこたま聴いていたはずなのに「松原正樹」のギターとは知らなかったという・・それほどありとあらゆるヒット曲にからんでおられたんですね。 本人ですらあまりにいろいろな楽曲に参加していて、あとでボーカルが入って「こんな曲だったんだ」なんて テレビ見て初めて知ったという曲もいっぱいあったそうです。
6位 吉田拓郎 明日に向かって走れ
75年つま恋にも 松任谷正隆バンドとして参加。
7位 八神純子 夜間飛行
自分がマネージャーをしていて 初めて正樹さんと スタジオで一緒になったそうで。「お~!」なんて声かけられないほどスタジオが緊張して 鬼気迫る雰囲気だったって。「松原さん入ります!!」神様 松原様!みたいな みなさんが直立不動で緊張されていたとか。
8位ずうとるび みかん色の恋
19歳の時 スタジオミュージシャンとしての初期の頃、譜面通り弾いている(俺でも弾けるって) 自分も 正樹さんがアパートで何回も練習していたのを知っている。
9位冷たい雨 ハイファイセット
松任谷正隆氏との出会い
この曲で松任谷正隆さんに認められたターニングポイントだろう
ハイファイセットのツアーが決まった時
松原正樹 雄叫びをあげた
ツアーは拘束されて大変だけれど 約束された収入が期待できるから その時の松原正樹にとっては本当に嬉しかった。
ここで フェンダーから335を使い始めるきっかけになっていると思う。
10位 平尾昌晃 「カナダからの手紙」
珍しく譜面通り引いているという 松原正樹でなくても誰でもいいという歌謡曲にはありがちな仕事
ベストテンから漏れた残念な曲
ユーミン 「恋人がサンタクロース」
シングルカットしなかったがために200万枚売れたアルバム ギター小僧が真似しようとしましたが絶対できない 松原正樹」のフレーズ
マニアの人はこれを上位にあげるはずなのであえて外したそうです。
てなことで あっという間に終わってしまいました。
図書館関係者も
「まだまだ聴き足りないので
『松原正樹をもっと知ろう会』『松原正樹をもっともっと知ろう会』の
2回目3回目をよろしくお願いします」と結んでおられました。
「いいね~」と言ったら
「セッション曲1万曲の中から 各回新しいものを20曲選んで来たら やろう!」って
え???私がですか??
どうしたもんじゃろのう~