Who's松原正樹?

名ギタリスト「松原正樹」の応援ブログ(惜しまれつこの世を去りましたが 時を超えて思い出をつづりたいです)

松原正樹のギターは育った?!

2008-03-14 16:38:10 | まっつあん近況
深手を負った「335」のお話の続き…
今日もまた書いていきましょう。

今日は午前中かなり忙しく
(管理人UMEは仕事も持っているのです。一応…)
続きを書くのが遅くなってしまいました。
今日の福井は 雨降り。
まるでこのお話を聞いた空が涙しているよう…
(ちゃうちゃう)

それで335なのですが
愛着はそれはそれはあるけれど どうもいくら修理してもしっくりこない、気に入らないのでまた直す。直して手を加えるからますます手放せない。
手のかかる子ほどかわいいと言いますもんね!
ギターの職人さんという人たちもたくさんいるそうで その人それぞれの技術と心でギターを扱っているそうです。

そして なんとなんと 最後に修理を依頼した職人さんが「完璧に」335を治してくれたそうです。
それは素晴らしい技術だとまっつあんは言っていました。
それからたくさん楽曲を弾いて 335は活躍したそうです。

自身 100本以上のギター所有、それ以外でも次々と松原モデルのギター制作の話や ニューモデルの弾き心地の感想を求められたり 一挙手一動が責任を感じるようになってくると なかなか「このギターが一番」などという軽はずみな言葉も言えない立場になってきていたのでしょう。
10年ぐらい その「赤い335」は弾いてなかったそうです。
最近になって(2年ぐらい前)またギターケースから 335を取り出して弾いた時 松原正樹に衝撃が走ったそうです。
「取り出してくれるのを」「弾いてくれるのを」今まさに待っていたって感じだったそうです。
チャラーンと弾いたさいっこぉの音。

そしてまた335は今も活躍し 松原正樹のギターで4本の指に入るほどの素晴らしい音を奏でているそうです。

そして それには「松原正樹のギターのしまい方」が大きく影響しているという事を 昌江さんから伺いました。

私は ギター初心者で よくわからないのですが確か「長期に弾かない時は弦を緩めてケースに仕舞う」と思ってました。まっつあんは違うんですね。
完璧に調弦し その状態で仕舞い込むそうです。それはケースの中でもギターにとって一番の音の出る状態にしておくことで ギターが弦に馴染んで えも言われない変化をしていくのだとか…

へぇ~へぇ~へぇ…

それで 10年経って取り出してみたらば「衝撃」

だから「壊した犯人」にとってみたら
「そんな素晴らしい音に成長させた」のは自分だと…
そんな事すら申しているらしく。

いずれにしても 艱難辛苦があったからこその音色という事で いい話や それにしても。

そして ここから3月17日にこの話は続きます。
(まだ 続くのか?!)
3月17日は
「今 松原正樹が世界一欲しいギター」です。
乞うご期待!!

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