夢への道筋

青臭いけど、人が夢の実現のために発揮できる力って無限。夢を実現するための方法論について徒然なるままに。

「感謝・反省・祈り」術

2005-10-06 23:10:05 | 仕事術
以前に何かの本か雑誌かテレビかラジオか忘れちゃったけど紹介されていて、それ以来やっている「感謝・反省・祈り」術を今日は紹介します。

ルール1:一定スパンで繰り返す

毎日・毎週・毎月などスパンは人それぞれでOKだと思います。
継続できそうなスパンを自分で選択して下さい。
ただし、毎日と決めたら本当に毎日やり、毎週と決めたらたとえば毎週月曜日、毎月と決めたら、たとえば毎月1日に絶対やります。

ルール2:「感謝・反省・祈り」の整理

 感謝: 
  その期間中に感謝の気持ちを持った出来事をリストアップする。

  例えば、
  ・仕事でAさんには今日、目茶目茶助けてもらってしまった。
  ・車でバッテリーがあがっちゃって途方にくれていたら助けてもらえた。
  ・今日食事したお店はホントおいしかった。
  などなど、感謝の気持ちをもった出来事を整理します。

 反省: 
  その期間中に反省の気持ちを持った出来事をリストアップする。

  例えば、
  ・あー、やべー予定すっぽかしちゃったー
  ・ちょっとこの仕事に時間をかけすぎちゃったな。。。
  ・飲みすぎた。。。
  などなど、反省の気持ちをもった出来事を整理します。
 
 祈り: 
  祈りを捧げたいことをリストアップします。

  例えば、
  ・今月の予算達成できますように!
  ・この商品を無事リリースできますように!
  ・体調がよくなりますように
  などなど、祈っているコトを整理します。

ルール3:「感謝・反省・祈り」のアウトプット

 整理したことを手帳・ノートや、携帯電話やパソコンなどに整理しておきます。
 あとで読みかえせるようにバラバラにはさせないのがコツです。

ポイントはここから

感謝

一日に最低一度は感謝に値する出来事に出会っていると思います。
家族のありがたさ、友人のありがたみ、組織のありがたみ、平和であることのありがたさ、健康であることのありがたさ、などなど。
たとえば、僕が誰かを助けたとして、その人が感謝の気持ちを持っている人だった場合と、感謝の気持ちなんか全然ない人だと次にどっちを助けたいかは明白ですよね。

大事なポイントは、
 ・感謝の気持ちをしっかり伝えられたかどうか?
 ・感謝した出来事に対して自分がどう報えるのかを考え、行動に移す
 ・この感謝を誰か別のシーンに応用・展開できないか?検討する
です。

感謝をメモるだけではなく、ここまで出来ればさらにOKです。
メモるときも、上記の感謝の先のところまでメモると完璧です。
当たり前のことかもしれなけど、感謝の気持ちって自分のさらなる幸せを呼び込む上でとてもたいせつな気持ちだと思います。そして、ただ気持ちを持つだけではなく、しっかり自分から行動で返せるようになると完璧ですね。行動をとる上でも気持ちを持つことです。アウトプットすることで、気持ちが行動につながりやすくなるはずです。

反省

完璧な人間っていないから、必ず人は反省する出来事に遭遇しているはずです。
そういう出来事と遭遇したにもかかわらず、全く反省の気持ちを持たなかったり、一瞬で忘れてしまったりするのは、成長の機会を失ってしまうと思います。
とはいえ、落ち込んでいるだけで立ち止まっているのは、成長どころか後退です。
遭遇した出来事をよく考え、そこから学習し、未来の自分に役に立てていくのが重要です。

反省をメモるときも、単に反省したことをメモるだけではなく、次に何につなげられるか?どうつなげるのか?まで考察してメモると完璧です。

祈り
自分がなしとげたいこと、そうなって欲しいという未来を祈ります。そこで、重要なのは、より具体的に祈るということです。「具体的」は、5W1Hを具体化するということだと思います。そこであいまいなことがあれば、そこには達成する上でもっと考えなければならない課題が隠されているはずです。より具体的な祈りをアウトプットすることを心がけてください。



「感謝・反省・祈り」術は、メモることも大事ですが、それ以上にしっかり頭を使うことが大事です。寝る前とか朝起きて一日を始める前とか、一日の最初か最後にやるのがいいと思います。あとは、過去の「感謝・反省・祈り」を定期的に読み返すのも新鮮で楽しいです。



「漫然と一日一日を過ごしちゃってるかも」とか「なんか忙殺されちゃってるよ!」っていう気持ちを持っている人こそ、効果ありですよ。そんな感じでしょ?