これが「弥生人」の顔…彫り深く低い鼻・髪は太く黒々・DNA分析で復元
10/31 読売新聞ON-LINE
以下は、上の読売ON-LINEの記事の抜粋。
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青谷上寺地遺跡では2000年、弥生時代後期(約1800年前)の男性の頭蓋骨と脳が、ほぼ完全な状態で発見された。復元には頭蓋骨と、そこから採取できたDNAを用い、個体の約4割のゲノム(全遺伝情報)解析に成功した。
その結果、父系は日本古来の縄文人、母系は渡来系で、頭髪は黒々とした太い毛だったことが判明。頭蓋骨の形状に合わせて表情を作る筋肉を粘土で型どりし、髪の毛は人工毛で製作した。
日本人のルーツは、古くから列島にいた縄文人と大陸から渡来した弥生人の混血というのが定説とされる。復元された顔は、深い彫りの縄文人と、鼻が低く面長な弥生人の双方の特徴を持ち、監修した国立科学博物館の坂上和弘・人類史研究グループ長は「DNA分析を利用したことで、より忠実に復元できた。日本人の歴史の変遷を示す顔立ちといえる」と話している。
胸像は31日から11月7日まで、鳥取市あおや郷土館で公開する。
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縄文人と渡来人のハーフ。この方の両親はどうやって意思疎通したのかな。
ま、でも、今も似たようなことがありますし、そういうことね。
ネアンデルタール人も新人類クロマニオン人との混血でいなくなった、といわれているし、人類の歴史のパターンなのだろう。
それにしても、このお顔、その辺にいるふつーのあんちゃんって感じ。
ちなみに鳥取県は「このお顔、そっくりさん募集中」らしいです。
以下は上の記事の抜粋
この顔の模型が10月30日にお披露目されるやいなや、インターネット上などでは、芸能人や身近な人に似ているといった声が相次ぎ話題となったことから、県はこの顔にそっくりな人を募集するユニークなイベントを2日から始めました。
12月19日まで全国に向けて募集し、県がそっくりだと認定した人には、弥生人も食べていたとされるシカやイノシシなどのジビエ肉をプレゼントしたり、県内に招待したりすることにしています。
応募先は「県とっとり弥生の王国推進課」で、氏名や住所などに顔写真を添えてメールや郵送で送ってほしいとしています。
身近に探せばいそうですね、そっくりさん。我こそそっくり!と思う方は応募しましょう。(^_^)おいしそうなモノをいただけるし、ご招待もあるみたいだし。
余談ですが・・・ここまでできるんなら、クローン(人間)だって現実的にいそう、ありそう。(神の領域なんですが・・・)