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諏訪大社の筒粥神事

2021-02-21 10:26:10 | 世相雑感
弥彦神社神事の占定書


先日の震度6強で思い出したことがある。
お諏訪様の筒粥神事。
2011年、世相は3分5厘。中折れ状態。
(すみません、記憶がうろですが、2011年の東日本大震災が神事の粥占で預言されていた)
今年は?と思い出したので調べてみた。
・・今年も3分5厘。みくだりはん。
でした。
これ、実は最悪の預言。
ちなみに、
みくだりはん・・・・江戸時代は、離縁状がみくだりはん。
離婚するときに「みくだりはんを渡す、みくだりはんを書く」と言ったらしい。

ここ4年「みくだりはん」である。
世がぱっとしないわけである。

ただ、救いは後半になって少しよくなるという神官の粥筒の読み。

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岡谷市民新聞社より
諏訪大社の筒粥(つつがゆ)神事が、1月14日夜から15日朝にかけて下社春宮で執り行われ、ことしの農作物の豊凶と世相を占った。「世の中」は五分満点で「三分五厘」。4年連続で同じだったが、大社では「昨年よりは(粥の入りが)良かった」とし、状況の好転に期待が持てる神託となった。
(一部略)
 原弘昌権宮司は「(粥の入り方に)ばらつきがあった。世の中は三分五厘で昨年と同じになったが、筒の中の状態は昨年より良かった。新型コロナウイルスの感染が広がっているが、一年間気を付けて良い年に好転していただければありがたい」とそれぞれの節度ある行動で、平穏な年になることを願っていた。
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筒粥神事は伝統の特殊神事で、43種の農作物名と「世の中」を記したヨシの茎計44本を束ねた「御束」を、白米と小豆、水が入った釜で一晩中炊き上げ、茎の中に入った粥の量などで農作物の出来と世相を占うもの。
宮司さんが筒粥殿に入り、木の棒を両手でもむ「切り火」で火を起こして釜を掛ける。時折かき混ぜながら大祓詞(おおはらい)を繰り返し唱える。そして15日早朝町内大総代らが参列して神事を行った後神職が拝殿でヨシの茎を一本ずつ割り、粥の状態を見て、農作物の作況と世相の神託を発表。


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画像であげたのは、弥彦神社の神事のご託宣である。
毎年なさる。
てり、というのは冬は雪。
1,2,3月はしっかりと照りが入っているので、3月までは雪が降る。
4,5,6月は雨多し。
7月は雨も晴れも少なめ(くもりってこと?日照量が少ないと解釈)
8,9,10,11月  晴れが多し。つまり猛暑で、更にそれがいつまでも続く。
(ワタシ的にはだが、秋がこうだと地震が来そうで怖い、中越地震の年がだそうだったはず)
12月 雪とうより雨気味

どなたかのブログで読んだのだが、大山阿夫利神社(神奈川県)も、似たような(夏が暑い、雨少なし)託宣がでたようだ。ちなみに、こちらは相模国(神奈川県)の雨降の神様である。

神事とか託宣とかばからしいという人もあるだろうが。
私は、何百年も続いてきたことには意味があると思っている。
みくだりはん。...気になる。
てり。が続くことも気になる。

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