兼業役者の猫とバイクとヴァナ・ディールな日常

舞台中心、TV.映画.CM等を少々。そんな無名役者の仕事とバイト。猫とゲームのぐうたらな日々と云いたい放題。

テレパシー

2007年08月13日 02時18分30秒 | 猫たちの話
7月の盂蘭盆の前に、卒塔婆をお願いしていたので、合同の卒塔婆立ての中から捜してみました。飼い主の苗字の「あいうえお順」に分類されているのですが、それはもうかなりの数なのです。
卒塔婆には「○○家」の下に「(愛犬とか)愛猫○○」とペットの名が入り「(彼岸法要とか)盂蘭盆法要」等の日付が続き、1番下に「飼い主のフルネーム」が来るのです。卒塔婆同士が重なり合って、苗字さえ読む事も出来ない位で、二人掛かりで捜してみたのですが、なかなか見付からず。
その時お父さんが、真ん中で埋もれていた卒塔婆の苗字の部分だけを見て「あった!」と声を出したのです。同じ苗字の物は他にも何本(?)か見付けていたし、苗字だけで解る訳がないのですが、お父さんいわく「○○(本名の姓)の字を見た時、これだって解った」「ロン君が教えてくれた」のだそうで、引き抜いてみたら本当に「愛猫ロン號」と書いてあってびっくりしました。さすがに、お父さんの人生に於いて、田舎のご両親より長い時間を共に過ごしたロン君だけの事はあります。私もまだまだ追い付かないしなぁ。
今日から数日は、懐かしの我が家で過ごして行くのでしょう。今もお父さんの膝の上で、いつものように脇の下から鼻先を出して座っているのかもしれません。

新盆

2007年08月13日 02時17分54秒 | 猫たちの話
昨日は、お父さんと一緒に慈恵院まで、ロン君の盂蘭盆供養に行って来ました。ロン君にとっては新盆です。7月の時は台風が来ていて行かれず、8月は絶対に行くからと約束していたので、大好物だった「鶏の唐揚げ」をお供えに持って出掛けて来ました。
13:00からの動物供養の合同法要は、席が足りず外まで人がはみ出す程で、私とお父さんは運よく最前列の座布団席で参列する事が出来ました。
ご本尊を中央に据え、立派に飾られた祭壇を前に、お坊様のお話に始まり、「摩訶般若波羅蜜多心経」「消災呪」を共に唱和し、途中のお坊様の読経の間にお焼香。逝ってしまった子達(と、お坊様が表現されました)のためのあれこれがあり、「延命十句観音経」「四弘誓願」「普回向」と続く、本格的な法要でした。
法要の後には、別室で精進料理のおもてなしがあり、初めての事で勝手が解らず、恐縮しながらも有り難く頂いてきました。
写真は法要が終わり、人が少なくなった後の祭壇です。(ちなみに写真の2人は、私達ではありません。あしからずw)