六畳間の中心で涙を流す NEW

ルーキー選手の、プロ入り一年目を振り返る

2023年ルーキー回顧55 山田 陽翔(近江3年)投手

2024-01-14 21:30:02 | 状況説明

山田 陽翔(西武5位)投手(近江出身)

蔵の入団前評価:(下位指名級)

 

投打に注目された素材で、個人的には野手としての才能の方を高く評価(☆☆ 中位指名級)としたのですが、本人の希望で投手( 下位指名級)としてプロ生活を始めたようです。そんな山田投手の1年目は、2軍で3試合(7回2/3)0勝0敗0S 防 5.87 と、体作り中心の1年目でした。ちなみに3試合に出場するも、打席に入る機会はありませんでした。また、フェニックスリーグで好投した時の映像をチラッとみたのですが、縦の変化で三振を奪っている場面が目立ちました。

もう少し二軍成績を詳しく観てみると、7回2/3イニングで被安打は6本。サンプルは少ないのですが、被安打率は 78.3% と基準以内です。いつも言うように、2軍での被安打率の目安は、80%台で一軍を意識できる。70%台で一軍定着を狙えると言っているのですが、あまりにサンプルが少なすぎます。気になるのは、四死球が11個あり、投球回数を遥かに上回る四死球を出していること。このことで失点に繋がり、防御率 5.87 という数字になってしまったのかもしれません。三振は3個と少なく、この辺はフェニックスリーグでの投球と比べると、イメージとは違っていました。

ルーキーイヤーは、体作りの1年目だったと思うので、今年は2軍での登板を増やすことからはじめたいところです。ことルーキーイヤーとしては判断が難しいのですが、及第点の1年目ではなかったのでしょうか。

蔵の印象:△ (フェニックスリーグの勢いをつなげたい)

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする