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ルーキー選手の、プロ入り一年目を振り返る

2023年ルーキー回顧65  林 優樹(21歳・西濃運輸)投手

2024-01-25 14:33:04 | 状況説明

林 優樹(楽天6位)投手 (西濃運輸出身)

蔵の入団前評価:(下位指名級)

 

近江時代は、左サイドハンドで、横の角度を活かした技巧派でした。西濃運輸に進んでからは、肘を上げて球速を大幅にアップ。独特の横の角度から出てくる球筋の嫌らしさは薄れましたが、球速が大きく上がることでプロ側からもドラフト候補としてマークされるようになりました。そんな林選手の1年目は、一軍登板は無し。二軍では、24試合(20回2/3) 1勝1敗0S 防 2.18 と好成績でした。社会人出身といって、高卒3年目での入団だったので、一軍登板が無くても致し方はなかったかと。

もう少し二軍成績を詳しく見てみると、20回2/3イニングで、被安打は21本 と、投球回数を越えています。二軍相手でも、投球自体は結構苦しかったのかと想像されます。四死球は14個で、四死球率も 67.8% と多め。いつも言うように、二軍での四死球は投球回数の1/3(33.3%)以下が目安であり、三振が多く取れる選手で40%以内が許容範囲です。その三振は25個と、投球回数を遥かに越えており、被安打・四死球が多めでも、防御率 2.18 の成績でまとめられた要因でしょうか。

確かにこの成績で一軍に呼ばれなかったのは、その防御率以上に、被安打・四死球の多さで出塁させる機会が多かったことにありそうです。それだけに、今年も一軍を狙えるかと言われると、この部分での改善が感じられないと、なかなか上での登板機会には恵まれないかもしれません。そういった意味では、二軍成績は悪くなかったものの、及第点の1年目だったと評価します。

蔵の印象:△ (数字ほど内容が・・・)