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ルーキー選手の、プロ入り一年目を振り返る

2023年ルーキー回顧61 宮内 春輝(26歳・日本製紙石巻)投手

2024-01-20 15:34:36 | 状況説明

宮内 春輝(日ハム6位)投手 (日本製紙石巻出身)

蔵の入団前評価:(下位指名級)

 

体に巻き付くような腕の振りをするサイドスローで、ボールのキレ・変化球・制球力なども良く、26歳での指名でしたがアリなのではないかと思い  を付けました。そんな宮内投手の1年目は、一軍で 15試合(16回2/3) 1勝0敗0S 防 6.48 と、即戦力の期待には応えられませんでした。ただし2軍では、26試合(36回1/3) 2勝2敗3S 防 2.48 と、安定していました。

26歳という年齢を考えれば、もう少し一軍で戦力になって欲しかった部分はあります。もう少し二軍成績を細かく見てみると、36回1/3イニングで、被安打は34本。被安打率は、93.6%と、やや高めです。被安打率の目安は、80%台で一軍を意識でき、70%台ぐらいに圧倒できると一軍定着を狙えます。しかし、二軍でも90%台ということは、ボールの威力的にはファームの打者相手でも、やや苦しかったことが伺えます。四死球は14個で、四死球率は 38.5% と、これもやや高め。四死球率の目安は、投球回数の1/3(33.3%)以下が基準となります。しかし、三振が多く奪えるのであれば、40%以下であれば許容範囲になるかと。その三振ですが、41個と投球回数を上回ります。そのため、四死球率も許容範囲になり、出塁させてもホームを踏ませる機会が少なく、防御率も 2.48 で済んだものと考えられます。防御率の目安は、リリーフならば2.50以内であれば、一軍入りも意識できるでしょうから。

ただし、それだけの数字を残していても、一軍では戦力とはなりきれませんでした。そういった意味では、被安打率を減らし、四死球率にも改善が観られないと、なかなか今季も厳しいということになります。今後の上積みが、年齢的にもどの程度残っているのか? ことルーキーイヤーとしてみた場合は、二軍では悪くなかっただけに、及第点だと評価したいと思います。

蔵の印象:△ (もう少しやれるかと思った)