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ルーキー選手の、プロ入り一年目を振り返る

2023年ルーキー回顧59 日高 暖己(富島3年)投手

2024-01-18 21:57:35 | 状況説明

日高 暖己(オリックス5位)投手 (富島出身)

蔵の入団前評価:☆☆☆(上位指名級)

 

まだまだボールの質や球威は並の高校生でしたが、指先の感覚が良く、非常に繊細なコントロールを持っていたことに関心しました。多彩な変化球を操るセンスにも優れ、甲子園では打ち込まれたものの、個人的には高く評価した選手でした。またシーズン終了後には、西川龍馬(広島)選手のFAでの人的補償で、僅か一年でオリックスをあとすることになりました。そんな日高選手の1年目は、2軍で、12試合(20回) 1勝1敗 防 3.15 と、高卒ルーキーとしては好い滑りでした。

数字をもう少し細かく観てみると、20イニングで17安打。被安打率は85.0%と悪くないものの、サンプルが少なすぎるので、それなりといった感じでしょうか。四死球は8個であり、四死球率は40%。二軍での四死球率の目安は、投球回数の1/3(33.3%)以下なので、まだ物足りません。ただし、三振が多く取れているのであれば、40%以内は許容範囲です。その三振ですが、9個ということで、1イニングの奪三振は0.45個と、決め手に欠けていたことがわかります。そのため、まだちょっとずつ物足りない部分があり、2年目の今年は一軍でというよりも、まずは2軍で多くの経験を積む、実績を残すといった段階であることが伺われます。

ですから、カープも将来性を高く評価しての人選だとは思いますが、今年一軍の戦力を期待するのは時期尚早なのかなと思います。元々オリックス側からの評判も悪くなく、順調に来ていた選手。さらに環境が変わっても、地道に力を付けていってくれればと思います。とりあえず高卒ルーキーとしては、順調な1年目ではなかったのでしょうか。

蔵の印象:◯ (来年の一軍定着を目指せ!)