ヒロヒコの "My Treasure Box"

宅録、DAW、ギター、プログレ、ビートルズ、映画音楽など趣味の四方山話

KORG iM1 for iPad を使うためiPad miniを購入

2015年06月24日 | 音楽制作
 とうとうiPad mini2を購入した。時代はICTであろうと、職場での来客からタブレット使ってないんですか、と変な目で見られたりしようと、今まで私はこの手のものに興味を感じなかった。少しばかり気が変わったのは、電子書籍読むのにiPhoneじゃ小さすぎるなと思い始めてからである。が、それでも購入には至っていなかった。完全に気が変わったのは、ソフトシンセのiM1の存在を知ったからだ。このソフトは大きめの画面が必要との操作性の理由からiPad用である。

 かつて、なんちゃってシンセサイザー奏者として地元のイベントに出演していた私は、YAMAHAのDX7とROLANDのアルファJUNOを愛用していた。KORGのM1の存在は知ってはいたがKORGのシンセに触れる機会はなかった。それから三十数年後、たまたま動画サイトでこのソフトのデモを見て、M1にはこんなに多彩で素晴らしい音色が入っていたのかと再認識したのである。とりわけデモでも演奏していたUNIVERSEという音色は深遠で美しいパッド系の音で、一瞬で惹きつけられた。そして今月末までリリース記念の33%オフ2400円での販売。逆に言うと安く購入するためには時間がない。こういう時の私の決断力は早くて、今までの態度が嘘のようにAPPLE STOREにてiPad mini2をクリックしていた。ちょうどiPad miniの3がリリースされてmini2が安くなっていた?ことも背中を押した。ついでに、MIDIキーボードとiPadをつなげるためにはLightning to USB Camera Adapterというのが必要らしいこともわかった。ちょうど手元にArturiaのMINILABがあるので使えるかと思い併せて注文した。そして本日商品が届いたところである。

 まずiPadを起動。簡単にセットアップ完了。次に早速iM1をApp Storeからダウンロード。やはりUNIVERSEの音が素晴らしい。次にMINILABを接続。この鍵盤はUSBコントローラーなのでiPadの電力で動く。はたして使用可能かどうか不安だったが、接続してみたら正常に反応した。この情報が確認できず購入したのでまずは良かった。最もiM1にも画面上に鍵盤は表示されるのでiPadだけでの使用も可能である。

 というわけで外出先でも遊べる。ただしM1本体には備わっていたマルチトラックのシーケンサー機能がないので、それを賄うためには別ソフトが必要。そこで登場するのがKORG Gadgetという音楽制作ソフト。こちらも現在割引料金でDLできる。というわけでここまでは揃えることができた。これで外でも音楽制作が可能となったので、当分研究してみようと思う。いずれ報告できたら良いのだが。

 追加情報。現在ヤマハから無料で公開されているYamaha Synth Bookというソフト、「ヤマハのシンセサイザ40年の歴史を1冊の本にまとめたものをアプリ化した」ものだがその中にMusic RemixerというアプリやAN2015というバーチャルアナログシンセサイザが搭載されており、これがなかなか良い。App Storeで本当に無料でDLできるのでお薦めである。


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