ヒロヒコの "My Treasure Box"

宅録、DAW、ギター、プログレ、ビートルズ、映画音楽など趣味の四方山話

2014年エマーソン・レイク&パーマー「恐怖の頭脳改革」DVD-Aは5.1chではなかった…

2014年06月19日 | ミュージック
 ELP(エマーソン・レイク&パーマー)の傑作アルバムBRAIN SALAD SURGERY(恐怖の頭脳改革)のCD+DVDオーディオ盤が発売されると知って輸入盤の予約注文をしていた。先日商品が到着して驚いた。DVDには5.1chサラウンドが収録されていると思っていたのだが、オリジナルのリマスターと2014年の新しいステレオ・ミックスしか収録されていないのである。どちらもMLP Lossless 24/96とLPCM 24/96と表記されている。

 ファースト・アルバムやセカンドのタルカスが同じ3枚組で5.1chが収録されていたのですっかり同じだと思いこんでいた。購入したサイトの説明にも以前はそう表示されていたのではと思うが、今となってははっきりしない。ただ、日本盤も7月にリリースされるらしいのだがそちらの説明にはnew 5.1ch mixと記載されている。というわけで到着してから返品しようかと悩み、開封せずに1週間置いておいた。が、結局開けてしまった。今の価格より500円ほど安く買えたのと、Disc Oneはオリジナルのリマスター、Disc Twoには悪の教典#9のカラオケ版やAlternate Version、聖地エルサレム他のファースト・ミックスなどが収録されているとの誘惑に負けてしまった。それらを実際耳にしてもオリジナルとの違いがわからない有様ではあったが、悪の教典#9第3印象のDifferent Versionというのはリハーサルを聞いているようで面白かった。

 というわけで、この商品に注目している方がいたら要注意である。少なくともサラウンドに関しては日本盤の内容を確認してから購入を検討した方が良いと思う。なお、DVD-AにはそれぞれのヴァージョンのFLACファイルが収録されているのでハイレゾ対応である。