ヒロヒコの "My Treasure Box"

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宅録: Cubase 7 奮闘記2 まずは打ち込む

2013年08月15日 | 音楽制作
 さて、いよいよCubase7を使っての音楽制作を開始。まずは「試し打ち込み」をしようと思い昔の自作曲のイントロを作成してみた。これには新たなコード入力機能を用いた。まずファイルのテンプレートからClassical Rockを選ぶと単純なドラム・ループが既に入力されているプロジェクトが開く。このファイルのコードトラックにコードを入力していくだけである。これは画面からコード記号を選んでもMIDIコントローラーでも入力できる。QX300と同じ感覚だ。音源を選ばないとピアノかギターの音色が鳴る。そこでAnalog Lab の音色を用いることにした。インストゥルメント・トラックのインサート部分にAnalog Labを選ぶ。あとは好きな音色を探すだけ。広がりのあるパッド風ストリングスCS-80Vを当ててみた。コード入力トラックの音源として選ぶとこの音が鳴る。なかなか良い。さらに入力されている和音の構成・配置を変えたい場合はピアノロール画面上で編集する。当該音の部分をドラッグし移動させるだけで良いのでとても簡単である。

 次にベース音を今度はMIDI入力してみた。手元の鍵盤型コントローラーMINI LABはUSB接続で繋げる。Cubaseもそれに反応。まずはリアルタイム入力。クォンタイズの設定をしておくとズレが生じないので便利だが、これはQX3と変わらない。ここでのベース音はSample Moogというソフトシンセ。往年のMiniMoogなどMoog社の製品のサンプル音が網羅されているソフトだ。なぜこれを購入したかというと、格安だったから。定価の35%ほどの値段だった。それと、Tauras Bassが含まれていたこと。これはペダルベースとしてジェネシスやUKなど大御所のプログレバンドが使用していたことで有名な楽器。この重低音をぜひ手にしてみたいと思ったのだ。これをBass音源として設定。

 オーディオ・インターフェイスEDIROL UA-4FXの使用については、当初うまく作動しなかったためオーディオ・デバイスだのVSTコネクションなどいろいろさわってみたのだが、結局ドライバソフトを最新版にアップデートしたことで解決。そのことになかなか気がつかず、だいぶ時間を取られてしまった。そしていよいよオーディオトラックにエレキギターの音を録音。だがメーターが触れるのに音が出ない、録音されているはずなのに音が出ないなど、音のでないトラブルが続出。これも結局はモニタニングのオン・オフが原因と判明。わかってみるとたいしたことではないのだが、初心者には戸惑うことばかり。その意味ではマニュアルはとても分かりづらい。あたかも日本語に翻訳したかのような表現になおさらそう感じる。このような時にとても役だったのはYouTubeにアップされている関連映像である。系統性に欠けるとしても、要所要所の操作を知るには大変参考になり、ありがたかった。

 これで一通りの録音ができた。あとはドラム・ループの変更など細かい修正が必要だが、ネット上に寄せられている「使い方」の情報を手がかりに、編集作業に挑戦していこうと思う。