大きな世界の小さな部屋

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永劫の探求 ~The Bottomless swamp ~

2011年12月19日 10時31分55秒 | カスタマイズ
足かけ半年に渡り追いかけてきた実写ムービーTF第三弾“DOTM”も、あと少しで終わろうとしています。そこで今回は、今までレビューしてきたDOTMカテゴリーTFで、少し拡張遊びを模索してみようと思います。その中には加工などの改造もあれば、シンプルに無改造で行うものもあり。今回ご紹介した遊び方を実践するもしないも貴方次第ですが、例えそれが原因で破損しても自己責任でお願いします。


まず、最初に例題に上げるのはDOTMリーダークラス第一弾を飾った今回のヒール、“センチネルプライム”。その騎士を思わせるデザインはかっこよく、足首が
極端に不安定だったことを除けば出来の良いアイテムでした。サイズの大きいリーダークラスでその欠点は大問題なのですが、気にせず話を進めます。


彼の武器はこの大型ソードですが、劇中ではもっと大きかった気がします。しかし、収納ギミックの都合を考えるとこの
サイズが限界だったのでしょう。しかし、これ以上大きいサイズのソードは…残念ながら存在しません。そしてこの剣、
上下にある刃に中央のグリップが挟まれている形状ですから、普通は拳の穴にグリップを差し込む方式で武器を装備
する従来のTFでは、持つ事すらできません。つまり彼専用。


其の為、彼の拳は指が開閉式になっているのが特徴。これなら、横からグリップを握る事が出来ます。
開きっぱなしではなく開閉可能、これもリーダーサイズならでは。


次に挙げるのが、この“ヴォイジャー版センチネルプライム”。こちらはリーダークラスより価格帯が下のヴォイジャークラスですが、彼もセンチネルプライムです。


リーダークラスより下の価格帯だけに、リーダークラスの様に拳が開閉式では無く、握り拳で固定されています。
ただ形状を見るに、指の開閉を念頭に置いた設計がなされていた模様。まぁ、削除されて結局は握り拳固定になって
しまいましたが。よって、リーダークラスのソードを装備する事は不可能です。それが出来れば、ソードが劇中イメージ
に近いサイズになったと思われたのですが。


で、ヴォイジャーセンチネルでリーダークラスの武器を装備させようと以前のレビューで試してみましたが、ヴォイジャー
センチネルは拳の穴が途中から狭くなっているので、リーダークラスのエナジョンシールドを持たせようとしても、グリッ
プが途中で止まってしまうと言うのも以前ご紹介した通り。以上、お浚いは終了。


で、ソードを少し改造してみようと思い立ったのですよ。この画像は、無改造の状態です。


この状態で、グリップを中央から切断し、切り口に穴を開け真鍮線を差し込み接着します。反対側にも真鍮線と同じ径と
深さの穴を開け、真鍮線を差し込むことでしっかり接続出来る様にします。つまり、任意で二つに分けられる様にしたの
です。こうする事で…?


見事、ヴォイジャーセンチネルでもソードを装備する事が可能となりました。拳の径が途中から狭くなっているというのは上記の通り
ですが、真鍮線を長くすることでそれをクリアしました。つまり、径がきつくてソードのグリップが入らなくても、真鍮線が長ければもう
反対側のグリップには届く訳ですよ。でもシールドはやっぱり浅くしかグリップが入らず、このまま派手なポーズは少し不安。
思い切って穴の狭い部分を拡張しちゃいましょうか?


そして、二つに分けられる=両手持ちも可能になる訳ですよ。
この改造は以前ミクロマンでもやりましたが、分割式にするだけでプレイバリューが増えるので実に効果的です。


では、もう一度リーダークラスに戻りまして。先程ソードが劇中イメージより小さく感じると言いましたが、それの対処法が無いと述べたのを思い出して下さい。
何せ、これ以上大きなセンチネルプライムはありませんから。


ポーズを付けてみると、大きさが足りないのがより分かりやすくなると思います。シールドが大きすぎて、ソードの迫力が覆い隠されてしまっ
てるって事もあるんですよね。そこで、こんな対処法を取ってみました。これ以上大きなソードが無いのなら…?


形に拘らず、もっと大きな剣を持たせりゃ良いのですよ!これは随分前にご紹介した「魔法戦隊マジレンジャー」に登場した“マジキング”
剣キングカリバーですが、サイズと言いシールドとの色合いと言い相性バッチリです。


ですが無改造では持たせられなくて、この画像はキングカリバーのグリップをアップ撮影したものですが、上画像
がデフォ状態で下画像が改造した状態です。ご覧の通り、鑢で削り落として5ミリ径にしてあります。これは当時
改造したのですが、今日の今日まですっかり忘れていたのです。大掃除したら出てきました。





これは撮影中に思い付いたのですが、今まですっかり忘れてました。リーダーサイズに使える大きさの剣と言えば…。


メガトロンさまのメガニウムソードが有るじゃないか!
正確にはアニメイテッドメガトロンさまですが、すっかり忘れてましたわ‘`,、( ´∀`) ‘`,、


急遽思いついたアイディアなので、グリップを改造したりせずテープで繋げただけの超簡単改造。小学生でも出来ます。


元が両手持ち前提のメガニウムソードなので、もちろん両手持ちも可能です。何故もっと早く気付かなかった、かっこいいじゃないか!


続いて挙げるのは、HAサウンドウェーブに付属していたレーザービーク。一応キャノンモードへの変形もありましたが、
なんとかオレ変形で何か別の物に変形させられないか?と思ったのです。心情的にはやはり初代レーザービークよろ
しくカセットテープにしたい所ですが、そんなの絶対に不可能です。


で、いろいろ考えた結果がコレ。胴体を脚部のボールジョイントに沿って、グルッと180度回転させて前後を入れ替えます。


これからはオイラの事、バズソーって呼んでね♪
尾羽のピンが両目、尾羽の先端が嘴とすれば、これはこれで顔に見えると思うんですよ。しかも頭が上下反転して尻尾っぽく見えるし。


今度は、デラックスクラスのレーザービーク。本作で一番活躍したかもしれない働き者。


彼の脚部を見てみると、
踵に5ミリジョイントらしきものがあります。確かに武器の接続も出来ますが、実際は5ミリ以下なので少々緩め。


次に出すのが、このヴォイジャークラスのスペース司令官。これもまた素晴らしい出来の傑作でした。


背中を見てみると、5ミリジョイントが二つあります。となると、やっぱりやる事は一つです。


そう、背中に合体ですよ。これはレーザービーク発売当時にあちこちで出てきた俺合体なのですが、実際にやってみるとこれが
またかっこいい!司令官とレーザービークも配色的な相性もピッタリだし、陣営の違いなんか気にするな!これ考えた人スゲぇ!
でも、上記の通りレーザービーク側のジョイントが緩いので、保持力は今一つなのが勿体ない。


次に取り上げるのはこのショックウェーブ、期待されていましたが実際はちょっと強いザコ扱いで、活躍したと言うにはちょっと微妙なこのお方。


ショックウェーブにも、背中に5ミリジョイントが有ります。となると…?


やっぱりショックウェーブでも翼合体をやる訳ですよ。陣営的にもカラーリング的にも問題無いのですが、私としては司令官との
合体の方が好みです。もう一度言いますが、この合体を思いついた人に、心から拍手を送りたいと思います。


次は、海外マニア垂涎のストライカー司令官。見た目も派手でプレイバリューも高く、仕様変更の限界に挑戦し見事打ち勝った傑作アイテムでした。


ストライカー司令官最大の特徴は、やはり武装の追加。まずメガストライカー…。


続いてゴッツい大型シールド、その大きさからストライカー司令官とくればこのシールドを先に連想する人も多そうです…
メガストライカーを差し置いて。


そして忘れちゃいけない、限定配布されたエナジーソード。これらを使って…?


TFじゃたまに出てくるエナジーアロー、これを作ってみました。
各部にある5ミリジョイントを使って接続していますので、これも無改造で出来ます。弓矢を構えているポージングは難しかったですが、
リーダー司令官は肩が引き出し式なのでなんとか実現出来ました。


再び登場、スペース司令官。今度はどんなプレイバリューを模索してみましょうか…?


今度はこれまでと趣向を変えて、サイバーバース司令官を用いたプレイバリューを模索してみましょう。


サイバーバース司令官は、コンテナがバトルベースモードに変形するギミックを持っています。変形コンテナ、これを
活用しない手はありませんなぁ。


そして完成したのが、このアサルトウイングモード。
発想の原点は秋に発売された、コンテナが強化スーツに変形する「アルティメットオプティマスプライム」なのですが、あんなクソ高い
物は今の私には買えませんので、サイバーバースで何とかそれらしいものを作れないか…と思った次第です。司令官同士の合体な
ので、さっきのレーザービークウイングよりも相性はいいです。


後ろから見てみると、さっきのバトルベースモードを基にウイングモードを形作っているのがお分かりでしょうか?


面白い事に、コンテナのフレームに空いた3ミリジョイント、ここがスペース司令官にある大型ジェネレーターにある凸
パーツ、これがちょうどピッタリの位置に来るんですよ。こうする事でウイングと司令官がガッチリ保持され、ひっくり返
しても落ちない様になります。これは偶然ですよね?意図なんかしてませんよね???


色々と融通が利くのがサイバーバースの特徴なので、今度はコンテナモードをベースに新たなプレイバリューを模索
してみましょう。これを変形させたのが…?


このハンディバズーカモード!このコンテナはハッチが開かないのが不満で、それが出来れば簡単にバズーカっぽく出来たのに…。
でも変形で何とか誤魔化せないか?と頑張ってみた結果、こんな形になりました。コンテナ状態のガワを裏返した、一言で言うとそん
な感じです。大した変形はしてないです。


横から見るとこんな感じで、ちょうどこのコンテナには5ミリ凸ジョイントがあるのでそれをグリップに使用しています。
でも拳だけで持たせるにはさすがに重く、司令官の肩関節で保持するのはちょっと厳しいです。


続いて、今度はサイバーバースメガトロンさま。見た目以上のバケモノ染みたプレイバリューを誇り、個人的には今回の
DOTMアイテムで一番大きな感動を与えてくれた最高傑作でした。デフォで四段変形できるこのメガトロンさま、更なるプ
レイバリューを与えてくれるか?


これがデフォで備わっている四段変形の一つ、“アタックジェットモード ビークルバージョン”ですが、この取って付けた
ようなムリヤリな形態、これだけはどうしても好きになれませんでした。そこで、ビークルモードでの飛行形態と言うテー
マはそのままに、もう少し手を加えてみました。


通常ビークルモードから、左右パーツを展開し二連機関砲を前方に向けました。簡単な変形ですが、こっちの方が
纏まりが良くてかっこいいじゃないですか。


車体後方のタンク部分は簡単なジョイントで接続されているので、外して裏返した状態で
また取り付ける事も出来ます。


するとこうなります…タンク部がキャノンになり、しかも二枚のフィン状ミサイル発射スイッチが垂直尾翼に見え、益々
飛行モードとしての説得力を与えてくれました。


各部の5ミリ&3ミリジョイントはそのまま生きているので、そのまま武装強化が可能です。飛べそうに無いですが、
これはこれで問答無用の迫力が。


次に、メガトロンさまに豊富なプレイバリューを与えてくれたこのコンテナパーツ、今度はこれを活用してみましょう。


まず、後ろのタンク部分=火器を外します。ここは元々着脱前提なので、デフォで外せるようになっています。


次に、車体後部を中央から開きます。これもデフォである変形ですね。


ここからがアンオフィシャルな変形になりまして、内側にある二連砲を前方に90度倒します。


次に、左右ガワを根元から前方に180度回転させます。


最後に火器が付いていたジョイントに、火器に付いたバーを使って接続します。これも非公式ですが、
径が近いので接続が可能です。


こうして完成したのがコレ。はい、もうお分かりですね?


これぞサイバーバースキャノン!中央の変形用アウトトリガーが丁度上手い位置にあるので、それを握らせてグリップとし、武器
としての説得力を与えてみました。デザインと言い大きさと言い配色と言い、ヴォイジャーメガトロンさまと相性も良く、非常に上手く
纏まってます。


今度は、サイバーバースの本懐である基地遊び、これを試してみましょう。私が購入したサイバーバース中型基地と
言えば、まず司令官&アーマードウェポンプラットホーム…バトルベースモードは画像のものですよね?


続いてラチェット&ルナクローラー、バトルベースモードはこんな感じ。


中型基地には、デフォでアークや他の基地と連結出来るジョイントが有ります。まずは、それを使い中型基地同士で
連結してみましょう。


この二つの基地、どちらも連結ジョイントが横にしかない、しかも司令官は斜め後ろがデフォなので、どうしてもこんな
感じにしかなりません。せめて真横なら、もう少しカッコがついたんですが…。


そこで、ジョイントによる連結はガン無視して、近くに置いただけでも連結出来た様に見えれば良いや!と割り切ってみました。
その結果、なんだかZガンダムのアーガマみたいな形になりましたが、これはこれで良いんじゃないでしょうか?


次、ディセプティコンの中型基地を。
まずメガトロンさまのブラストウェーブウェポンベース。ペラッペラですが、横に長いのが特徴。


次にオービタルアサルトキャリアー、基地と言うよりデッカい椅子と言った感じ。


そして、ショックウェーブ&フュージョンタンク。全中型基地の中で、最も癖が強く扱いにくいです。


これらをジョイントで連結すると…?ショックウェーブのジョイントは左右で固定ですが、メガトロンさまはジョイントが
付いている二連砲が根元から360度回転が効くので融通が利きます。スタースクリームは、真横だけでなく真後ろ
にもジョイントがあるので、メガトロンさまほどでは有りませんが自由度が有ります。中型基地としては、ディセプティ
コンの方が扱いやすいですね。そのお蔭で、オートボットよりは基地っぽく見えるし。


そこで、先程の割り切りを用いてアレンジ。こちらも纏まりが良くかっこよくなりましたが、やっぱりショックウェーブが扱いにくく、
どこに配置しても自己主張しすぎるんですよ。もうちょっと変形させてほしかったですが。


次に取り出だしたるは、このアーク。
サイバーバースの中核を成す大型基地。先程の画像にも有ったように、アークにも中型基地を連結出来ます。っつーか、元々それが前提。


アークは大型基地だけにジョイントは豊富ですが、それぞれが固定な上に左右と後方にしか無い為、自由度は高い様で低目。
結局は横と後ろにしか広がらず、中途半端な形にしかなりません。左右に繋げて行ったって結局は円型にしかならないし、中型
基地がそれぞれ大きさが違うので、全体的なバランスを取るのは困難です。


で、先程の割り切りをもう一度。後方も良いですが、やはり全面にもある程度は配置出来ないとカッコが付きません。スロープのあるオート
ボット基地は左右に、武装が豊富なディセプティコン基地は前方に配置してみました。アークのスロープが使えなくなったけど気にするな!


ここで、今度はHABよりホワールを用意します。
ホワールはサイバーバースではありませんが、これより先は無関係なゲスト編と称して話を進めます。


ビークルモードとは別にウェポンモードにも変形できるホワール、ちょっと弄れば固定砲台っぽくもなる融通の利くTF。
彼にも我が家のサイバーバースワールドにご足労願いましょう。


次に、今度はムービーTFとは関係ありませんが、我が家の大型基地TFことオメガスプリーム、彼にもご足労願いましょう。よく考えてみたら、彼が初の基地に変形する
TFになるんですかね?基地TF代表格メトロフレックスはもっと後だったし、初代司令官のコンテナ基地はあくまでサブプレイバリューだったし。


彼の変形した姿このベースモード、元々が基地ですからサイバーバース基地の傍に置いたら、一体どうなるのでしょうか?


ついでだから、当ブログではまだ紹介していない、しかもTFじゃ無いミクロマン製品の“ロボットマンエンデバー”にも協力願いましょう。
元々が建機モチーフの彼、バラバラにしてもその一つ一つが建機もしくは基地っぽいパーツになるので、より基地らしさを演出してくれそう
です。その結果、こんな基地が出来上がりました。


基地よ、これでこそ基地よ!
本当はサイバーバースTFも置きたかったんですが、ゴチャゴチャして何が何だか分からなくなりそうなので今回は省略。単品では基地と呼ぶには
微妙だったサイバーバース基地も、これだけ集まれば充分基地に見えますな。

以上、TFで更なるプレイバリューを探求する今回の企画、これにて幕を下ろさせていただきます。TFは色々と自由度の高く、噛めば噛むほど味の出るシリーズにございます。違うキャラの武器を持たせることはもちろん、今回のDOTMから積極的にタカラ伝統の5ミリジョイントをふんだんに使い始めたので、そのプレイバリューは更に上がりました。5ミリジョイントは20年以上前からずっと使われている規格、ですからTF以外にも使われているものがあるので、それらと現在のTFを組み合わせるのは基礎中の基礎。今回の基地の様に、連結せずにただ近くに置くだけでも、基地ですからそれはそれで説得力が生まれます。武装強化、基地拡張、オレ変形、オレ合体…噛めば噛むほど味が出る、無限の可能性を秘めたTF、彼らの魅力に取りつかれた我々の“永劫の探求”に、終わりは無いのです。


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