大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

ダーク オブ ザ ムーン ②

2011年05月24日 00時12分24秒 | ムービーTF DOTM

今回ご紹介するのは、ディセプティコン破壊大帝“メガトロン”さま。今回はヴォイジャークラスでの登場ですが、リーダークラスでは出ないのかなぁ…?なんか
今回は情報がなかなか出てこないです。今回のメガトロンさまは、今までの太め体型と違い全体的に細身になりました。そして被ったマントが、“YouはShock!”
“愛で空が落ちてくる”的な世紀末テイストで中々かっこいいです。でも足裏の接地性が悪く、若干前屈みにしておかないと倒れやすいです。


ご尊顔拝見…このマント、定位置に被せると顔の右上が隠れるようになっていて実にかっこいい。

映画本編では…まだ未公開なので分かる範囲で。前作で師匠ことザ・フォールンを目の前で司令官に顔の皮を
ひん剥かれ惨殺された後、スタースクリームの進言で撤退した後、やっぱりサイバートロンモードでは目立って仕
方が無かったらしく、地球産ビークルをスキャンし潜伏してるのがこの姿だそうで…落ちぶれてるよメガトロンさま!
付属カード裏のテキストは、“オールスパークを巡る戦いにおいて大敗したが、遂に彼の真の計画が実行される。
大帝の野望を誰も止める事は出来ない”と書かれています…大帝も何も前作まではディセプティコンは師匠が仕切
っていたんでしょうが。それで大帝とか言われても…。百歩譲っても、フォールンが現役引退した理事長でメガトロン
さまが会社仕切ってる社長ってトコでしょうか。それでいて今回は落ちぶれてるし、なんかムービーメガトロンさまっ
て回を追うごとに情けなくなっていく様な。余談ですが、私の青春時代に好きだったゲームで“ラングリッサー”と言う
のが有りまして、それの第一作目ラスボス“ボーゼル”と言うキャラがおりました。こいつは後にいくつも作られた続編
にも登場するのですが、こいつもまた出れば出るほど情けなく落ちぶれて行ったっけ…。


マントを取るとこんな感じに。マントで隠れていた右目部分が半壊しているのが分かります。中に入っているクリア
パーツが赤いので、目と言うより脳漿に見えてちょっとグロいです。


メガトロンさまの全裸。随分と小顔になっちゃいましたねぇメガトロンさま…でもそのお陰で、体は細身でもマッシブに
見えて中々かっこいいじゃないですか。それと、前作では半壊していた左腕は完治したみたいです。


そのマントは、右肩と左胸の穴に凸ジョイントを差し込む事で保持されます。が、動かしている内に抜けて
しまうので、残念ながら保持力は今一つ。特に左胸のが抜けやすいです。


前作ヴォイジャーメガトロンさまと比較…今回は前作以上に原油高の影響が大きく、全体的にサイズダウンしている傾向が有ります。
この二つを比較して見るとそれは一目瞭然で、前作版のボリュームが物凄く見えます。が、意外に身長差はそれほど変わっていないです。


撮影中に思いつき、前作メガトロンさまにマント被せてみました。似合ってるじゃないか。


可動は上の下。首ボールジョイント&変形用ジョイントで斜め上向け可、脇、上腕ロール軸、肘二重関節、手首(ただし傾けだけで回転不可)、
胸部ロール軸、股関節、膝、膝ロール軸。腰は固定ですが胸部が回転するので、動かすと胴体フォルムがちょっと崩れますが、動かないより
はマシ。膝ロール軸も同様ですが、やっぱりロール軸は太股の方に無いと融通が効きません。


マントは軟質パーツ、フード部とマント部は別パーツで、それぞれがジョイントで接続されているのが分かります。


なので、若干干渉しますが肩を動かすのには特に問題は有りません。が、流石にあんまり動かすとマントのジョイントが外れます。
普通では右画像が限界。


しかし、マントから覗いている左肩の黒いパーツ、これをマントから外すともうちょっとだけ動かせるようになります。


マントパーツが凸ジョイントで接続されていると言うのは上記の通りですが、それを基部にすれば“バサッ”って感じにマントを後ろに逃がしたり、左腕
を上に上げる事も出来ます。が、やっぱりあんまりやるとマントが抜けます。


武器はメガフュージョンカノン、そしてメガトロンさまのメックテックウェポン。
初代ムービーでは両腕の合体武器、前作リベンジでは右腕そのものが武器となっていたメガトロンさまですが、今回に
なって漸く腕とは別の武器になりました。そして、初代メガトロンさま同様に下腕部に取り付ける形になっています。やっ
と本来の形に落ち着いた…。余談ですが、“メガフュージョン”と聞くとどうしても某キングジェイダーを連想する私は古い
人間です。形状としては、なんだか燃料タンクをそのままくっつけたような感じで物足りませんが、そこはそれメックテッ
クウェポンですから、当然これだけでは終わらない訳でして。


メガフュージョンカノンのギミックは、赤丸で覆った部分にあるスイッチを押す事で発動します。


スイッチを押しこむと、左右タイヤカバーがガシャッ!と展開し中から銃身が斜めに飛び出し、定位置
に移動するとタイヤカバーがスプリングで閉じて変形完了。本来はスイッチを離すとデフォ状態に戻っ
てしまいますが、押しこんだ後にスイッチを横に捻る(下画像参照)と、展開状態で固定で出来ます。


やっぱりこれ位の長さ、そして武器としての説得力のある形で無いと納得行きませんよね。しかし、グリップが変形の都合で可動式
になっていて、若干前のめりになってしまうのが難点。


ロボットモードでの5ミリジョイントは脛と下腕部、特に右下腕部はメガフュージョンカノンに使ってますので、
こっちは特に意識しないで良いでしょう。


メガフュージョンカノンにも三か所の5ミリジョイントが有り、そこにメックテックウェポンを取り付ける事が出来ます。
が、ここまで付けると流石に重過ぎて、メガトロンさまの肘では保持し切れません。しかも左右のメックテックウェポンの
重さに負けて、左右のタイヤカバーがカパカパ開いて使い物にならん・゜・(つД`)・゜・


ヴォイジャークラスだけに、左腕にセンチネルプライムのエナジョンシールド付けられないかなーと思って付けてみました…駄目だ、
やっぱりデカすぎる。ギリギリで何とかなると思ったんだけど…。


ビークルモードはタンカートラック。エイリアンジェット、エイリアンタンクと続き今回のメガトロンさまはトラックをスキャン
した様です。よく見るとサイドドア下に5ミリジョイントがあり、後ろに乗っている幌が特徴。キャブの形状から察するに、
前作に登場したミックスマスターと同じメーカーの様です。初代TFで悪のトレーラーTFと来ればスタンティコン部隊のモ
ーターマスターがいますが、その事も有るので私としてはもっと別の物をスキャンして欲しかったかな…。月並みだけど
現行戦車とか。いやいや、今回は潜伏が目的だから、戦車よりトラックの方が融通利くのか。
今までは顔丸出しのビークルモードでしたが、流石に今回は顔をしまってます。


幌を取るとこんな感じに…トゲトゲしたバンパー以外は普通のタンカートラックになりました。
思ったんですが、これ後にボットコンで仕様変更されてモーターマスターとして限定販売されそうな予感がします。


フロントガラスが片方出っ張っています、最初は不良品かと思ったのですが、それにしてはかっちりとした形状です。
どうやら、これ最初からこう言う設計みたいです。そしてボンネット中央に、前作映画でミックスマスターに付いてた
ちょこんと出っ張ったシンボルパーツが。


こちらも前作と比較…何と言うか、変わっちゃいましたなぁ…。変わり過ぎててコメントに困ります。


ワンランク下のデラックスクラス、ユナイテッド版カップと比較…小っさ!メガトロンさま小っさ!車同士のサイズ差、
ヴォイジャークラスにしては小っさ!これも原油高の影響か…前作も原油高のせいで色々とギミックが削除されて
ましたが、今回はそれよりも酷い…。


意外な事に、キャブと荷台部にジョイントが有り、そこからくねらせる事が出来ます。単品でトレーラーに変形するTFは
数あれど、これが出来る物は非常に珍しいです。


ボンネット中央、これは中にスプリングが入っていて、押しこむと円形部分が中に入り5ミリジョイントになります。


タンク部の前の方を外すと…見ての通りこれがメガフュージョンカノンとなります。


変形させて、先の5ミリジョイントに接続すると、これがメガトロンさまのビークルバトルモード。メガフュージョンカノンだけ
で本体は全く変っていないので、なんか物足りないです。


そしてメックテックウェポン…無茶すんなメガトロンさま。


こちらでもエナジョンシールドを付けてみましたが…これは意外に良いですね、かっこいい。


それでは変形シークエンスに入ります。まず手始めに、幌とメガフュージョンカノンを外します。


運転席下のサイドパネルを180度展開し、エキゾーストパイプを前方に90度倒し、最後部タイヤ
と後部タンクを変形させます。この時、中央部にあるタイヤを斜め下に押し込みます。
こうしてみると、メガトロンさまってタイヤが十個もあるのか。メガフュージョンカノンに付いている
スペアタイヤを含めれば12個だ。


これは先程の最後部タイヤの辺りです。画像中央部から最後部を180度
回転させ、そしてバンパーを変形させロボットモードの両足を形成します。


足が出来たので直立させてみるとこんな感じになります、意外に簡単な変形です。


これはロボットモードの腰部分です。足の付け根を開き、中央の腰カバーを定位置に合わせます。これで下半身の変形は完了。
先程倒したエキゾーストパイプが戻っちゃってますが、見なかった事にして下さい。この変形やった時、指が引っかかったみたいです。


続いて上半身の変形に入ります。前後を裏返し、キャブの裏側からロボットモード両腕を引き出します。


また裏返し、今度はボンネット側から見てみましょう。運転席フロントガラス部を90度開き、バンパーのロックを外し、ボンネットを
中央から左右に分割した上で根元から90度倒し、バンパーの下に隠れていた第2バンパー=ロボットモード胸部パーツを引き出
します。そうそう、開いた運転席からロボットモード頭部を出しておきましょう。


頭部を定位置に配置し、運転席を戻し、両腕を下に下げます。


そしてロボットモード腰ロール軸を基部に、前後180度回転させます。


ここが注意点。先程触れたビークルモードのシンボルパーツがロボットモード右肩に来るのですが、ここは注意して扱わないと破損し易いそうです。
まず肩に付いたバンパーパーツを上に180度回転させ、そののちに内側に90度倒して肩の変形は完了します。この手順を守らず、一度に斜めに回
転させるとシンボルパーツが捥げるんだとか。尚、左肩はそのままやってもオッケーです。


肩から腕を90度回転させ、手首を引き出し腕の変形は完了です。


ロボット本体ではここが最後の変形工程になります。中央にある第2バンパーパーツをロボットモードの胸部に配置するのですが…?


定位置に固定した後、バンパーパーツ両方を斜め上に引っ張るか、それとも左胸はそのまま残すかの選択式となります。
これはマント接続の為で、今回はマントを被せるので右画像の状態で進めます。


最初に外した幌、これの中からフード部を引き出します。


そして、先程触れた右肩と左胸の穴にマント端ジョイントを差し込んで固定します。


最後に、右腕にメガフュージョンカノンを取り付けて変形完了です。それほど複雑ではありませんが、かと言って前作
リーダークラスの様な単純過ぎる変形でも無く、適度に楽しめる変形となっています。


総評としては、リーダーからヴォイジャーへとクラスダウンした事から来る物足りなさは否めませんが、ヴォイジャークラスとして見れば物足りなさは感じません、むしろ
満足です。マントと言うのも今まで無かった物ですし、このアイテムが今回のメガトロンさまを引き立てる良いアクセントになっています。ロボットモード、ビークルモード、
共にかっこいいフォルムをキープしていますし、可動がもう一息欲しかった所ですが好アイテムに仕上がっています。従来のヴォイジャークラスに比べ若干ボリュームダ
ウンしていて、それ故に値段との反比例から割高感は否めませんが、それに惑わされずに手に取って欲しい所です。


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