![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/30/b025a4395040a7f1f866a8c4ed9448c5.jpg)
今回ご紹介するのは、ディセプティコン破壊大帝“メガトロン”。以前ご紹介したメガトロンさまはヴォイジャークラスでしたが、今回はそれよりも高価格帯のリーダークラス
にて完全新規造形のメガトロンさまです。ヴォイジャークラスと姿が違うのは、これは地球で再生を果たした後の姿であり、ヴォイジャークラスは言うなればサイバトロン
モードってトコですか。全体的に角ばった姿となりましたが、それが初代メガトロンさまを思わせるフォルムとなっています。ゴツい上半身が迫力満点ですが、その反面
下半身が少し貧弱ですかね?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/1b/27ef00c81e380806f1b9e11369f8eb0f.jpg)
ご尊顔拝見…これこそメガトロンさまです。この四角い頭こそメガトロンさま!しかし、口の部分にあるスリットのせいで、なんだか
腹話術の人形みたいになってます。
アニメ設定では、サムダック社の中で頭部だけで生きていたメガトロンさま。そもそもサムダックを騙してそこにいた訳ですが、ブリッツ
ウイング&ラグナッツの入手したオールスパークの籠った鍵を使ってこの姿に復活。その時、特に何か地球産ビークルをスキャンするシ
ーンは無かったのですが、恐らく密かに地球のデータベースを検索し、自分にふさわしいビークルのデータを得ていたのでしょう。TFが
ビークルをスキャンするのに必要なのは対象物のデータだけで、別に現物が無くてもスキャンは可能なのです(BWⅡやTFマイクロン
伝説でも、検索データだけでスキャンするシーンがありました)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/65/fdfd67f0874b6b598da2fead2c48b8a9.jpg)
ヴォイジャークラスと比較…
身長はもちろんのこと、全体的なフォルムも大きく変化しているように見えますが、部分的な配色は殆ど変化がありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/29/ac1e8ff3c1f221887841254a93ff0501.jpg)
ではヴォイジャー司令官と比較…
やっぱりデッカいです。アニメ設定でもこれ位の体格差があるので、むしろこっちの方が嬉しいですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/15/f7548e82e2cafae41caf6bcbf04fe2b6.jpg)
可動は非常に優秀で、肩やひじなどの基本的な関節はオールクリア、プラス手首&腰そして足首も可動して、リベンジリーダー司令官に匹敵する
ほどの可動を誇ります。ただし、腰は約30度前後動く程度ですが、普通のポージングには充分です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/c0/436e1fcf4eb74265d1bab65452055139.jpg)
武器はもちろん融合カノン砲、しかし玩具設定ではフュージョンキャノンと表記されている事もあるので、どっちでもいいんでしょうか?
ヴォイジャークラスと違い、こちらは御覧の通りちゃんと構えられますし、そしてデザインも初代フュージョンキャノンに近い形状になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/2f/3905109d60c492b415c5e2ca1cc4f49f.jpg)
実はコレ、下腕部につけるシールドパーツに直接くっ付いているので、左腕に装着することも可能です。
もちろん、二個買いすればダブルキャノンも可能ですよ?
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ヴォイジャークラスのものと比較(取り付けられません、上に乗せてるだけです)してみると、意外にヴォイジャーの方が大きいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/e3/1756ebd4ede9f784bdf0350051940dc6.jpg)
さて、このフュージョンキャノンには面白いギミックがあります。ミサイルギミックなのですが、こんなギミックは見た事
ありません。まず後部を後ろに引っ張り、その次に銃口からミサイルを挿入します。すると、銃身が一緒に後にスライドします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/fb/09a75e65198a9242ce21c4c86bc96b8a.jpg)
上画像で赤く囲ってある部分のスイッチを押すと、後方と銃身が前方にスライドし、それと同時にミサイルが発射されます。
後方パーツがピストンの様にミサイルを押し出しているように見えて、これがなかなか面白いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/fc/6a7a83c8846e9ba62b149b0f0e09085e.jpg)
もう一つの武器がメガニウムソード、アニメ設定にはあっても、ヴォイジャークラスに無かった念願の剣です。特にギミックは有りませんが、大きさも
申し分なく、しかも二つ付属しているのが嬉しいですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/f0/9d891154333c6fd7cea2e6bc2ae3c254.jpg)
リーダーメガトロンさま最大の売りが、このライト&サウンドギミック。胸部のディセプティコンエンブレム型スイッチを押すと、口を開きながら両目と胸部を発光させ、
三種類のセリフを喋ります。「我はメガトロン!」「メガトロントランスフォーム!」「フュージョンキャノン!」の三種類の台詞なのですが、この声がアニメ本編同様に
若本規夫閣下が声を当てているんですねぇ。欲を言うならかの有名な若本シャウト
「ぶるああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!」
が入っていたら嬉しかったなぁ…もし\1000高くなっても私は買います。それと聞いた話によると、初期出荷分は内部が断線しているものが少なくないらしく、ボ
タンを押してもギミックが発動しないものが確認されています。ムービーTFと違い、開封しないとギミックが正常に機能するか確認出来ないので、ご購入時には
ご注意を。まぁ、完全に運なんですけどねコレ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/a4/dacfdc90404e70692a45c947cea166cd.jpg)
ビークルモードは、ガンシップタイプヘリコプターだそうです。
過去に飛行ビークルモチーフの破壊大帝と言えば、TFスーパーリンクのガルバトロンがいましたが、ヘリコプターは
初めてですね…。しかし、コクピット下にフュージョンキャノンと言う大型火器があるので、例え直接攻撃的なイメージ
につながりにくいヘリコプターでも、破壊大帝ビークルとしては充分に説得力があると思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/58/cc328d888cac4ac50058854f860e6b4e.jpg)
こちらもヴォイジャーと比較…モチーフこそ全く違いますが、よく見ると全体のシルエットやディテールに結構共通点があるのが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/b7/78926f5b684cfe5e68f0c09da5d0698b.jpg)
ギミックは、ローターを回すとそれに連動してもう片方のローターも回転するという物。ツインローター式ヘリTFと言ったら、
“オールスパークパワー”カテゴリーのインシネレーターがありました。あれは“レバーを引くと左右のローターがそれに
連動して勢いよく回転”でしたが、それに比べるとこちらのローターギミックはなんだかショボく感じます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/f7/716f6dc3aaa0c921c563dab8159ffa16.jpg)
もう一つのギミックは、ビークルモードでは機体下面に移動している先程のディセプティコンエンブレム型スイッチ、あれ
を押すとコクピット内が点滅&ローター回転音が鳴ります。ですが、LEDの位置が奥まっているので、このアングルじゃ
無いとあまりよく見えません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/71/2a976b4d1c6c8ec1ccd645ba14c27439.jpg)
気付きにくいですが、フュージョンキャノンは根元から旋回させられます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/68/3afec69def0bef7488cca77bbea3f999.jpg)
では変形シークエンスを。まずローターを折り畳み、左画像から右画像の状態にします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/ce/2480788fb7f1cb27d03c771d9e57e02a.jpg)
ローターの付いた翼部を上に上げると、連動してロボットモードの肩が胴体に密着します。この画像では左翼と左肩ですが、
実際は左翼を動かすと右肩が密着と、反対側が動くようになっています。それと、左肩はちゃんと密着するのですが、右肩
の方は上手く密着せずカパカパ開いてしまいます。2ちゃんで聞いてみた所、どうやら私のものが不良品なのでは無く、全部
そうらしいです。本製品では数少ないオートモーフなのに、何この体たらく・゜・(つД`)・゜・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/41/aea2bcdff03ea48ebd0a99f4e13b18da.jpg)
変形を続けます。
これは機体後部ですが、後部カバーをヒンジに沿って右画像のように移動させます。そして、テール部を展開します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/68/92abfde772aeedcbf07cbb331ec7510b.jpg)
そのカバーを180度回転させ、ヒンジの可動限界まで移動させロボットモードの足を形成します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/87/2335684e54155e414e01b436bc1b1242.jpg)
足の変形が完了しましたので、そのまま直立させます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/31/d51f494b3323552766aadef9fff7672e.jpg)
画像のように腕を変形させます…なんかリーダークラスアイテムにしては異常に変形が単純ですねコレ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/86/a194d8df8f4d446786dbb621fcc751c9.jpg)
フュージョンキャノンを外し、コクピットをアームに沿って後方に移動させ、背中中央に納めます。この時、TFお馴染みの“ギゴガゴゴ”音が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/56/0c53d59ba75283f6ca01de20e8eebce7.jpg)
最後に、外したフュージョンキャノンを右腕につけて変形完了です。えー?これで終わりぃ?本当にムチャクチャ簡単な
変形ですねコレ。ヴォイジャーの方が複雑な変形してますけど、リーダークラスがこんなんでいいの???
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/8b/c9e56b69cd6ba4ae24653dcbc4175ae6.jpg)
撮影中、ふと思いついてやってみたオレ変形。
“さらば優しき日々よ もう戻れない”何故だか分りませんが、このフレーズが脳裏を過ぎりました``,、( ´∀`) ``,、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/c8/cedfcc09adc2861b13f07faae770de2b.jpg)
ムェエガトルォォォォォォンンンッッッ!!!復活ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッッッッッッッゥゥゥゥゥゥゥァ!!!
総評としては、ロボット玩具としては良いけど変形は…うーん。シンプルな変形が悪いって言うんじゃ無く、個人的にはちょっと簡単すぎやしないか?と思うのです。
変形もTFの持つ面白さだけに、もう少しそれを感じさせる変形を見せて欲しかったですね。シンプルな構造や視点を変えただけで、大胆かつ面白い変形を演出した
事はこれまで数あれど、これは本当にただ単純なだけで、面白みがありません。せめてヘリコプターだけでなく戦闘機にも三段変形!とかやってくれたら、まだ評価
も変わったのですが。でもそれ以外は素晴らしいので、ロボットモードの見た目が気に入った人なら買いです…変形はおまけと割り切れるなら。あと、断線は流石に
フォロー出来ません。いい加減にしろチャイニーズ(#゜Д゜)ゴルァ!
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