大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

何をやっても報われないヒール Aパート

2011年10月16日 08時47分17秒 | ムービーTF DOTM

今回ご紹介するのは、サイバーバースより“メガトロン&ブラストウェーブウェポンベース”。前回の司令官同様に、こちら
もサイバーバース化されました。サイズも同様でコマンダークラス、販売方法も司令官によく似ていて単品販売版と今回
ご紹介するセット版の二種類の販売となりました。しかし司令官と違うのは、メガトロンさまは単品版Ver.2が存在せず、
単品版は一種類のみです。そしてもう一つが、単品版は画像のセット版に映っている車体後部が無くキャブのみとなりま
すが、それでも車体後方に燃料タンクと塗装が追加されているのが特徴です。しかし…私は声を大にして言いたい!
買うならセット版を買え!


バックビュー。ヴォイジャーとは完全に別のデザインですが、あちこちにあるジョイントが秘められたプレイバリューを
感じさせてくれます。よく見ると、後部タンクの上に凸型5ミリジョイントが。


まずはヴォイジャーと比較してみましょう。こうしてみると、サイバーバース版の方がメカディテール
が多いですね。車体後部だけ見るとサイバーバース版が好みですが、キャブだけを見ると角張って
いてパワフルなフォルムのヴォイジャーが好きです。


大きさは大体こんな感じで、思ったよりも大きさがありますね。長さなんかヴォイジャーに近いです。
それと、上の画像は比較なのに幌を被せちゃマズいか?と思い、こちらの画像では幌を外してあります。


続いて司令官と比較…長さはほぼ同じですが、司令官の方がちょっとだけ長いです。2~3ミリほど…本当にほぼ同じ長さ。


コンテナ部を交換してみました。ジョイントの位置がズレているので接続は出来ません、乗せてるだけ。
でもこれはこれでかっこいいですね。


一方司令官は…ちょっと細長くてバランスが悪いかな?そしてこっちも乗せてるだけ。


タンクの5ミリジョイント、これはもちろんメックテックウェポンを付けられますが、画像のスペース司令官に付属しているエナジー
バトルカノンの様に、5ミリ穴が開いているものに限ります。しかしそれよりも!メガトロンさまはあちこちに3ミリジョイントがあるの
で、サイバーバース武器はもちろんミクロマン武器が付け放題!いやー、これだけあると付け甲斐が有りますわ!
楽しぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっっっっっ!!!!!!!!!!


これは車体後部ですが、この真上に向いた4つの穴も3ミリジョイントなので、ここだけでも4つのジョイントが。
ただし、密集しすぎているのであまり大きなパーツは付けられません。


それでは、今度はメガトロンさまに焦点を当ててみましょう。単品版には、この状態で車体後部に小さい燃料タンク
が付きます。そのタンクパーツが変形して手持ち武器になるのですが、当然ながらセット版には付属しません。


司令官と比較してみると、車体そのものにボリュームがあるので
司令官の方が小さく見えます。でも長さはメガトロンさまの負け。


並べてみると、やっぱりメガトロンさまの方が1割ほど大きく見えますね。


それでは、今度はロボットモードをご紹介。司令官と違い、中々整ったプロポーション。それでいてメガトロンさまらしい屈強で
パワフルなデザインなので、こちらは文句無し。


ご尊顔拝見…まさかこのサイズで顔のダメージ表現を再現しているとは。ヴォイジャーみたいにクリアパーツこそ使って
いませんが、こちらは内部メカの露出を塗装で表現。でも、ディテールが有機的でヴォイジャー以上にグロ…。
付属カード裏には、“ブラストウェーブウェポンベースは、最新の素粒子ブラスターと複数のミサイルポッドを備えている。
アタックジェットを装備したメガトロンは、空翔る大帝となる。”と記載されています。そしてもう一つ“メガトロン専用の大型
兵器。アタックジェット、トラック、バトルベースの3モードに変形する。”とも。最初に言っちゃいますけど、このブラストウェー
ブウェポンベースは司令官のコンテナなぞ比較にならんくらい優秀です。こうご期待。


ヴォイジャーメガトロンさまと比較…あちこち簡略化されてはいますが、ヴォイジャーの“本当は屈強な体格だけど、あちこちパーツ
が剥がれ落ちて貧相になった”感も簡略化された分、低価格を思わせないカッコよさに仕上がってます。


こちらもご尊顔比較…塗装で表現されたダメージ部ですが、よく見るとサイバーバース版の
方が重傷ですね。口まで色が…。でも口だけ見ると左右対称なので、もしかして塗装がはみ
出てるだけ?比較して分かりましたけど、造形ならヴォイジャーよりもしっかり作りこまれてます。
頬のエッジ部なんか、ヴォイジャーと違って隙間がありますもの。


体格差はこんな感じです。
これだけ小さいのに、あの異様に作りこまれた頭部は本当に驚異的。ま、アップ撮影しなきゃ分かりませんけどね。


両方に共通の欠点がありまして、それは踵の形状が悪く普通に立たせるとどうしても前のめりになってしまう事。
なぜ同じ轍を踏む…?


司令官と比較してみると、その体格の良さは一目瞭然。かっこいいよメガトロンさま。
ただ、司令官よりちょっとだけ背が低め。


ちょっとした思い付きで、ヴォイジャーのマントを着せてみました…ああ落ちぶれ度3割増。


これまでレビューしてきたコマンダークラスの中では、可動はトップクラスです。脇、肩ボールジョイント、肘がピン打ちと
ボールジョイントの二重関節、股間節ボールジョイント、膝可動…以上です。首が固定なのが非常に惜しいのですが、
これまで出来なかった腕を捻る事が出来るのは嬉しいです。


腕関節はこちらでご確認下さい。そして、手にも他のサイバーバース武器が持たせられる様に3ミリジョイントがあります。
しかし、腕に対し下方向にハサミの様な形状になっています。これが色々と融通が利きまして…詳しくは後述。


まずはセンチネルプライムのソードとシールド。ただ、手の形状のせいでシールドは真っ直ぐ前に向けられません。


毎回恒例のミクロマン武器ですが、今回はダイアンのミクロバルカンをバズーカとして持たせてみました。手がハサミ状
なので、グリップの形状が3ミリジョイントでは無い銃器類でも持たせる事が出来ます。ただしっかり保持しているのでは
無く、ハサミ状になった手の隙間に差し込んでいるだけなので、傾ければ落ちます。ですから、片手を添えたり肩に担が
せたりする必要が出てきます。それにしてもバズーカ似合うなぁ…かっこいい。しかし、司令官には体にも3ミリジョイント
がありましたが、メガトロン本体にはジョイント無し。ダメージ故に剥がれ落ちちゃったんでしょうか。


こちらも毎回恒例、アークとの比較。体型ががっしりしているせいか、これまでより若干大きく見えます。


コクピットですが、残念ながら入りません。下半身は入るんですが、両肩が引っ掛かってご覧の通り…。
それにしてもこのメガトロンさま、叱られてふてくされた子供みたいですね。


基地モードのスロープはどうかと言うと、こちらはサイズも発進ギミックも問題無く。ただ唯一の問題点は、メガトロンさま
がディセプティコンである事ですね。アークはオートボット所属だし。


それでは、いよいよ変形シークエンスの解説に入ります。
ヴォイジャーも見た目よりも結構複雑な変形をしていましたが、果たしてこちらはどうでしょうか?


運転席後ろ部分(左右にパイプが付いた部分)のジョイントを
外し、根元から後ろに下げます。ボンネットを左右からに分割
し、そのまま付け根に沿って斜め後ろに移動させます。そして、
運転席の後ろ側にある長方形のパーツ、これをそのまま後ろ
に引っ張る形で移動させます。こうする事で、左右の長方形部
と運転席を繋げているロボットモードの腰パーツが90度移動し
ていきます。まぁその腰パーツを掴んで動かした方が、パーツ
強度的に安全ですけどね。


パイプ部をそのまま倒して行き、後輪部分に密着させます。そして
運転席後ろの長方形パーツを限界まで動かし、ちょうど90度動く形
にします。そして左右に分かれたボンネットパーツに繋がっている
燃料タンクパーツ、これをジョイントから真後ろに180度動かします。


後輪部分を横に180度動かし、前後が反転する形になってロボット
モード脚部が完成です。


脚部完成、その状態で直立させるとこんな具合に。ご覧の通り、ほとんど変形が完了しています。


あとはグリルを前に倒して変形完了。グリル下にも細かいディテールがあったんですね。変形
シークエンスそのものは割とシンプルですが、全体的にジョイントが固めなので、変形時には
注意が必要です。でもメガトロンさまは、可動も変形も手軽に弄れて、尚且つかっこいいので
個人的には非常に高評価です。



→次回に続きます。


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