大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

ダーク オブ ザ ムーン ⑧

2011年07月27日 07時56分38秒 | ムービーTF DOTM

今回ご紹介するのは、ディセプティコン兵士“レーザービーク”。レーザービークと言えば、初代TFより登場している
有名キャラクターですが、実写映画第三作目にして満を持して登場!初代は角張りつつも鋭いイメージのあるデザ
インだったのですが、今回はハゲタカを思わせる有機的なデザインとなりました。
しかしこの姿…初代ミクロマンのマグネコンドルそっくりに見えるのは私だけでしょうか?


前後左右に出っ張ったデザインなので、後方や真横からの撮影を断念し真上から撮影。確かに有機的なフォルム。


ご尊顔拝見…上記の通り初代レーザービーク(和名 空中破壊兵コンドル)は角張りつつもシャープで凛々しい顔していたの
ですが、こいつは見るからにハゲタカっぽいブサイク。吊り目が悪そうな感じですなぁ…っつーかニダー?

<ヽ`∀´> <ウリナラマンセー!ウェーハハハハハ!!!!!

話をレーザービークに戻しまして、レーザービークと言えば初代TFにおけるディセプティコン諜報部隊カセットロンの一人、そし
て一番最初に登場したカセットロンでもありますが、ムービーTFにおいては第一作目ではフレンジー、第二作目ではラヴィッジ
とカセットロンがルーツであるキャラクターが登場していたにも関わらず、飛行能力が重宝され最も諜報活動を頑張っていたレー
ザービークは今まで登場してなかったので、第三作目においてやっと登場と相成りました。劇中では、サムの就職したオフィスに、
コピー機に擬態して潜伏しているようです。じゃあ、普段はまじめにコピー機として働いてるんでしょうか?でなきゃ怪しまれるし。


可動は…こいつの場合は一箇所ずつ解説していった方が良さそうなのでその様にします。
まず首、節々にボールジョイントで接続されているので、その長い首も自由に動きます。そして範囲は狭いですけど、嘴もちゃんと開閉します。


次、尻尾。こちらも首と同じ構造で問題なく動きます。


続いて翼。
こちらも普通に上下に可動します…が。下画像が限界でこれより下には下げられません。


根元に回転軸があるので、翼の向きをご覧の角度に出来ます。が、残念ながらこの向きで翼を上下に動かすことは
出来ません。まぁ、その道この翼は下には下がらないんですけど(上画像参照)。


次は足を見て見ましょう。これは後方から撮影した画像ですが、膝にちゃんとした関節があるのが分かります。しかし
曲がるだけでロール軸等はありませんが、付け根はボールジョイントだし元々が鳥なので、そんなにポージング出来
なくても気にならないし。


本体はこのくらいにして、今度は武器のご紹介を。
レーザービークの武器=メックテックウェポンはちょっと変わっていて、まず二丁付属します。バックカードの記載では“デュアル
バレルサイバートロンキャノン”となっています、要するにガトリングキャノン二丁付属って事ですよ。でも、よく見ると左右で微妙
に形が違いますよ?手前側は何のギミックも無いABSの塊ですが、奥の方は螺子止めがしてあります。そちらを見て見ましょう。


こちらの方にはメックテックウェポンらしく変形ギミックが備わっており、後方のレバー
を押し込むと銃口がくるくる回転しながら前進して行き、最後は一番下の画像の形に
なります。銃口はただ180度反転するのではなく、前方に来るまで3回転位しますの
で、これがまた派手で面白いです。ただ、メックテックウェポン故に固定出来ません。


しかし、もう片方の銃をギミック付き銃の後方から押し込むと、後ろの銃口でスイッチが押され変形して行き、ジョイントで接続する事で
スイッチが前方で固定されます。つまりレーザービークのメックテックウェポンには、変形と合体と言った二重のギミックが盛り込まれて
いるのです。武器を手で持てない(鳥ですから)くせに、武器ギミックは妙に凝ってます。


サイズは申し分なく、他のデラックスクラスTFに持たせるとまぁ素敵。


武器は翼についていましたが、外すとこんな感じに。中央にある赤いファンが特徴。


フレンジー、ラヴィッジ、サウンドウェーブ、そしてレーザービーク。初代カセットロン部隊ついに集結!


5ミリジョイントが意外に豊富なのもレーザービークの特徴で、翼の上下、足の裏、腹部と合計7つもあります。
特に足の裏、爪で武器を掴んでいる様に見せているのでしょうか?


ビークルモードはVTOL機…だと思いますが多分実在しない機種です。ビークルモードだと随分とこじんまりした感じに。


機首を見て見ると、その両側に鳥を思わせるマーキングが。これ戦闘機の機首にペイントされるシャークトップみたいな
ものでしょうか?そしてキャノピーの大きさを見ると、これ結構大きいメカみたいです。劇中ではコピー機に変形していた
ものですが、玩具設定ではそうじゃないみたいです。


5ミリジョイントの配置はほぼ共通なのですが、ビークルモードの機首が出てきたことにより5ミリジョイントが一つ多くなりまして、
その為に付けられる武器が一つ増えてます。全ジョイントをつけるとこんな風に…絶対飛べないよこんなのw


変形シークエンス。
まず翼の上についていたメックテックウェポンを外します。


これは機体の中央ですが、その中央部にあるアーチ状パーツを左右に開きます。ここ忘れやすいです。


次に、翼上部を根元からガバッと開きます。すると、中に折り畳まれている翼が見えます。


これは開いた上側の翼です。赤い翼部分を回転させて、ロボット(ビースト?)モードの翼を出します。


そして下の翼に戻りまして、中の翼を展開していきます。


この翼が意外に凝っていまして、右端と中心と左端と三つのパーツから成り立っている翼ですが、展開する際にはそれぞれ違う方向に
動かして展開するようになっているんです。普通だったらみんな同じ方向に動くモンですから、最初はびっくりしました。


上下の翼を引き出したら、開いた上部を閉じて翼の変形は完了です。この時、
上部のヒンジを使ってビークルモードよりも翼を平たくしているのが芸コマ。


次に脚部の変形です。最初に、脚部をロボットモード定位置に移動させるために付け根から斜め前にずらし、
赤い翼状パーツを160度ほど後ろに回転させます。


折り畳まれている膝関節を伸ばし、踵を引き出して脚部を形成します。


機体後部の外装を展開し、尻尾を形成します。
動いているのは外装だけで、尻尾そのものは変形してませんね。


最後に機首。これを根元から下に90度動かし、頭部を出します。


このまま機首を下げていくのではなく、機首と繋がっている胴体をガバッと開きます。


機首をそのまま折り曲げて下半分が収納され、胴体から長い首を引き出します。


最後に、開いた胴体部をピッタリ閉じてレーザービーク本体の変形は完了です。
ビークル機首を腹部に配置することで、ハゲタカのぽっこり膨らんだ腹を表現していると思われます。


最後に翼に武器を付けて変形完了。変形そのものはシンプルですが、適度に楽しめるものです。


総評としては、特別良い物でも有りませんが駄目な所もあまり見当たりません。まぁ鳥ですから、それほど動かなくても困りませんし、最低でも羽ばたきポーズや
飛行ポーズだけでも取れりゃ充分ですから。しかしラヴィッジと違い首はグネグネとよく動き、くちばしもちゃんと開閉しますから視線を変えられるし鳥アイテムとして
は及第点でしょう。が、メックテックウェポンを評価に加えると素晴らしいものへと変わります。デラックスクラスでコレだけギミックが派手で豊富なものは珍しいです
し、サイズやデザインから他のTFにも流用が利くので、ハゲタカみたいなかっこよさからは程遠いデザインでもこの武器を見れば、かなりの価値が見出せると思いま
す。武器目当てで買ってもよし、でもやっと出たレーザービークですから、取り敢えず買っとけってトコです。レーザービーク本体にもそれほど不満点も無いので、損した
気分にはならないでしょう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿