
今回ご紹介するのは、共和国ゾイドBLOXより“レオストライカー”。レオブレイズに次ぐライオン型BLOX第二弾ですが、察
しの通りレオブレイズの仕様変更品です(余談ですが、レオブレイズ素体のゾイドBLOXには他にも“ジーニアスウルフ”
が存在します)。しかし、パーツの追加&削除だけでなく、面白いギミックの盛り込まれたゾイドとなっています。ちなみに
設定上この姿は“ガンナーモード”、砲撃に特化した形態だそうです。その為か、全体的に鈍重なフォルムで、ライオンよ
りも牛等の大型哺乳類っぽいです。

バックビュー。レオストライカーは単品版とセット版の二種が有り、これは以前のレビューに出てきた2004年度のアニメ
“ゾイドフューザーズ”に登場したバージョンで、コマンドウルフとセット販売されていました。コマンドウルフはもう現存し
ておらず、レオストライカーだけ残っていた訳です。コマンドウルフと合体するギミックが有りますが、そんな理由で今回
は省略。大体あれ無理矢理すぎるので、合体させても面白味が無いんです。

ご尊顔拝見…レオブレイズの顔はブレードライガー等の様なキャノピー顔でしたが、こちらはちゃんとした顔になっている
ので、どちらかというとライガーゼロの様な帝国ゾイドっぽい顔付き(注 ライガーゼロは元々帝国軍で開発された機体を、
共和国軍が奪取した設定です)。

レオブレイズと比較してみると、8割のパーツが違う様に見えます。しかし四肢のフレームやBLOXは共通なので、実際は変更されたパーツ
は4~5割程度でしょうか?削除されたパーツもありますが追加パーツの方が多いので、その分差し引いて714円から819円に値上がりしま
した。こうして見ると、胴体が短くなっている様に見えますが…?

では、レオストライカーの構造をご覧ください。画像では見えませんが、頭の後ろにもBLOXを1つ使っています。つまり4
つ…レオブレイズでは5つだったのに、一つ減っています。そして背中のコクピットブロックが、胴体を構成しているBLOX
の間に挟まっているのがレオストライカーの特徴。レオブレイズの胴体が、BLOX5つだと長すぎると判断されたのでしょう
か?でも4つでは短すぎる…で微調整する為にこんな処理が取られたのでしょうか?私はレオブレイズの胴体が長すぎる、
そんな風に思った事は有りませんけど。

外せる外装パーツはこの二か所、ここもレオブレイズと共通ですね。
しかしレオストライカーは、この外せる外装パーツが重要になってきます。詳しくは後述。

それでは武装のご紹介…“バイトファング”はほぼ標準装備。牙なので面白味は少ないです。あー…毎回このバイトファ
ングの紹介するの大変なんですよ?だって特徴が無いし!セイバータイガーみたいに長いならまだ書きやすいんですけど。

尻尾は“ザンブレーカー”。こちらはレオブレイズの尻尾“ザンブレード”とは別の新規造型パーツで、一体成型かつ大型
化、そしてBLOX用凸ジョイントが配置されています。

両肩の“中型ミサイルポッド”、ゾイドBLOXには今までもミサイルやミサイルポッドは有りましたが、それらは単にそれっ
ぽい形をしているだけでした。これも同様ですが、こちらはハッチを閉じる事で格納状態に出来るギミックが有ります。
ちょっとしたギミックですが有ると嬉しい、そして別の使い方も有るんですがこちらも後述。

コクピットの両脇には“マルチプルキャノン”、砲身の長い唯一の火器。ガンナーモードだけに、火器が充実しています。
根元はジョイントで接続されており、角度の変更が可能です。

で、顔の両脇に有るこのパーツ、“小型ミサイルポッド”だそうです。砲身が三つ並んでるから機関砲か何かと思ったの
ですが、突き出ている物はミサイルの弾頭みたいです。つまり、レオストライカーの武装はミサイル主体と。

そして最後に名物の“ストライクレーザークロー”、やっぱりこの四角い形状でクローとか言われても、イマイチ説得力が
無いですよね。なまじ恐竜型や鳥形連中が、鋭い爪を持ってるから尚更。まぁ、猫科は普段爪を収納してますから、この
形で正しいっちゃあ正しいんですけど。

ゾイドBLOXの特徴と言ったら組み換え(チェンジマイズ)、しかしそれらは単体でやるにはちょっと無理が有りました。
しかしレオストライカーは、単体でチェンジマイズが可能です。それがこの格闘形態“アルティメットモード”…なんか名前
負けしてますね。格闘形態なら、普通にグラップモードでいいじゃん。チェンジマイズした事で、フォルムが鈍重なものか
ら肉食獣的なものに変化しました。鬣が後ろに靡いてるのが、スピード感を感じさせて良いですね。

バックビュー。ザンブレーカーは相変わらずですが、マルチプルキャノンが後方を向いてエグゾーストパイプっぽくなり、
三連機関砲が太腿に移動していたり、中型ミサイルポッドが収納形態で左右が入れ替わっていたりと、火器を捨てて
格闘に特化した姿になっています。そして、よく見ると太腿パーツが前足に移動し、グローブ状になっているのに注目。
しかし、チェンジマイズってより装甲を付け替えただけじゃん!とお思いですか?それは間違いです。詳しくは後述。

ご尊顔拝見…ガンナーモードとパーツを入れ替えた事で、ライオンらしい精悍な顔付きになりました。ま、こちらも詳しくは
後述。レオストライカーは単品でチェンジマイズできるのが特徴ですが、アニメ本編に出てきたのはガンナーモードだけで、
このアルティメットモードは未登場だそうです。恐らく、コマンドウルフとの合体を主軸に据える為に、アルティメットモードを
無かった事にしたのでしょう。こっちの方がかっこいいのに、なんとも勿体無い事です。

レオブレイズと比較してみると、アルティメットモードになるとレオブレイズともフォルムが大分似てきます。でもやっぱりキャノピー顔じゃ無い
から、レオブレイズがブレードライガーならレオストライカーはライガーゼロですね。

ガンナーモードと比較してみると、外装パーツの付け替えだけでこれだけ変化していれば、文句を言う奴はいないでしょう。

構造を見てみると…?脇腹のエグゾーストパイプのせいで分かり難いですが、ガンナーモードとBLOXの配置が変化して
います。ガンナーモードではBLOX×2・コクピット・BLOX×2の順番でしたが、アルティメットモードだとBLOX×3・コクピッ
ト・BLOX1になっています。胴体を構成するBLOXも組み替えているのだから、正確には外装パーツを付け替えただけで
は無いのです。まぁ、見た目はコクピットの位置以外はそんなに変わりませんけど。

頭部を少し離れて撮影してみました。アルティメットモードの胸部、そして太腿についていた外装パーツが顔に集中し、
ライオンらしい鬣を形成しているのが面白いです。

ガンナーモードと共通の武装はバイトファングとザンブレーカーのみですが、アルティメットモードになるとストライクレーザ
ークローにグローブが被さって“ザンスマッシャー”となります。これで破壊力が上がるって事なんでしょうか?爪にグロー
ブ被せたら爪が使えなくなるはずですが…もしかして、この前足の周りにエネルギーフィールドを発生させて、それで攻撃
するとかでしょうか?仮面ライダーメテオのメテオギャラクシーみたいに。

ココから先は、コマンドウルフとの合体用パーツ。コマンドウルフが現存していないので使い道が有りませんが…?

尻尾だけは何とか使えます。大型化したザンブレードですが、まぁ本当に何とか使える程度です。
いっそマトリクスドラゴンとかに付けた方が良いかも。

総評としては、前回のロードゲイルとはまた違った意味で、仕様変更の面白さを味あわせてくれました。単品でモードチェンジ出来るのも面白いし、アルティメットモードの
デザインも中々かっこいいです。それに、付け替えればガンナーモードとの中間形態も出来るでしょうし、他のゾイドBLOXと絡めなくても充分に楽しめます。ゾイドBLOXで、
単品でここまで完成されてるってのは珍しいですし、その面だけではバスターイーグルやロードゲイルを上回っています。
単品より安かったので我が家にもレオストライカーが仲間入りしそうです。コマンドウルフは3匹目なのでいらないんですけどねー
なにやらパーツ取り用のキットも多いなかコイツは一つで完成していて好感が持てますね!使えるパーツも多いですし。
しかしやっぱりアルティメットはなにが究極なのか分からないモードで子供ながらに困惑した記憶があります
実質別物化しています。それでいて新たなギミックを追加しプレイバリューを増やすと、低価格帯でこれだけ完成度の
高い仕様変更をしていりゃ大したものです。後にこの構想が取り入れられたゾイドBLOXが発売されましたが、数が少ない
のが残念でした。ああ勿体無い。
コマンドウルフはあれはあれで傑作ですがねぇ…デザインもモチーフもウケやすいものですし、首を傾けると速度アップ
ってのも面白いギミックでした。
そう言えば、ゲーム付属限定品に帝国カラーのコマンドウルフがありますね。売り易い為か、バリエーションが豊富なのも特徴。
たいへん参考になりました。
私の記事がお役に立てたみたいで何よりです。
取説無し状態でゾイドBLOX組み立てとは、そんな目隠しされたみたいな状態では大変だったでしょう。
レオストライカーはBLOXの中でもかなりの傑作なので、存分に遊び通してください。
下記の私の記事が、ゾイドBLOXをより楽しむ手助けになれば幸いです。
→ http://blog.goo.ne.jp/robotsindisgize1985/e/367fe009bbeeb34a6d9490f9dbd5cc90