![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/b8/6c952045dd23499fd479d97af5a5f7fb.jpg)
今回ご紹介するのは、サイバーバースよりディセプティコン“ショックウェーブ&フュージョンタンク”。サイバーバースにも
登場のショックウェーブですが、スタースクリームを差し置いてコマンダークラスでの登場となりました。元々ショックウェ
ーブのビークルモードはエイリアンタンク、それにメガトロンさま同様に玩具オリジナルの追加パーツを装着する事でこの
姿になったわけですが、纏まりが良すぎて一見あまり変わって無い様に見えます。ショックウェーブ本体と追加パーツ、
その境目がよく見えないのが原因かと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/ca/8266ee3dcee2b8bbfff055dd56535d6d.jpg)
バックビュー。ショックウェーブの特徴の一つである武器から伸びたケーブルが、後方の追加パーツに接続されている
のが分かります。しかし相変わらずケーブルの長さはギリギリなので外れやすいです…しかもウチのは捻じれちゃって
ますね。後方だと、見えるのは殆ど追加パーツ…これまでショックウェーブには無かった部分なので分かりやすいです。
よく見ると、主砲の後方に大型ブースターが有りますね。
カード裏の記載によると、“ショックウェーブはフュージョンタンクを使い、密かに地下を移動する事が出来る。神出鬼没
な彼の能力は、オートボットに休まる時を与えない”だそうです。つまり、このフュージョンタンクって映画本編でショック
ウェーブが使役していた大型ドローン“ドリラー”に該当するのでしょうか?地底移動能力もそれっぽいし。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/14/9735f33659c3c67e03af4e6c9d82d4ea.jpg)
武器はつい先ほど触れたように機体後部の主砲、そしてショックウェーブのデフォ装備である“パーティクルウェーブブラ
スター”。しかし後者から伸びたケーブルが前者に接続されているところを見ると、後者のエネルギーを前者に回して使
用するって事なのでしょうか?これだと前後でエネルギーの奪い合いになりそうだし。
カードに記載されているので書きますが、 “ショックウェーブのパワーアップ装備。ビークル、グラウンドウェポン、バトル
ベースの3モードに変形する。”だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/3e/9d9ab55e50e87f50d27deaf0da43289d.jpg)
ヴォイジャークラスと比較すると、長さだけならヴォイジャーにも負けていません。全体的なシルエットは、追加パーツが
ある分違いますね。ヴォイジャーがタンク、サイバーバースが戦艦っぽいと言うか。尚、ご覧の通りサイバーバース版は
成形色がホワイト掛かった明るいパープルに変更されています。その為、凄味が無くなったのは残念。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/8f/3c4820721b247ceea34b04843cff25e6.jpg)
3ミリジョイントを使って、他のサイバーバース武器やミクロマン武器で武装出来ます…が。この状態だと3ミリジョイント
の数が極端に少ない上に、位置が変な所にあるので付けてもこんな風になってしまいます。かっこわるいし、これじゃ
返って付けない方が良いです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/da/9ef6318f96f902138feff033124f2c70.jpg)
では、ショックウェーブ単品ビークルモードを。
一見こちらもヴォイジャーとあんまり変化が無い様に見えます…が。詳しくは後程。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/61/6a302a2690c5af0f3a94aa02829bc162.jpg)
そしてロボットモード。こちらもプロポーション自体にそれほど差が無く、上手く纏まっていると思います。ヴォイジャーは元々ディテールが細かかったですが、
サイバーバースに落とし込むことで若干ディテールは減りました。が、下腕部や脛、背中の肉抜き穴のお蔭で細かいディテールに見えます。あ、もしかして
これ肉抜き穴じゃなくて、ディテールのつもりで意図的に設計されたのかも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/52/bfe6d77c4d4a8332c5e1c0b6c61636ef.jpg)
ご尊顔拝見…司令官やメガトロンさまはきっちり作りこまれていたのですが、ショックウェ
ーブはなんだか雑な作り。これにはがっかり。
劇中では…話に聞いた通り微妙な活躍でした。初代アニメ設定みたいな忠義者設定も
無し、初代アメコミみたいな論理主義者設定も無し。戦ってるだけの“ちょっと強い雑魚”
扱いで、これじゃ一作目のブラックアウトの方がまだ扱い良かったんじゃ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/71/309aeb5db0456a1cbb3426f0b5480c8b.jpg)
ヴォイジャーと比較…マッシブさが無くなったとは言え、大まかな特徴を掴んでいてよく纏まっているんじゃないでしょうか?ヴォイジャーがマッシブで、サイバーバース
が普通のロボット体型とでも言いましょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/1d/2c8910a96a0baa0f64898afa118c6b25.jpg)
ご尊顔比較…。
元々ヴォイジャーが屈指の出来の良い顔だったので、流石にこれと比べるのは酷?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/a4/e74b4e63b65f623b41a262aac190e44d.jpg)
サイズ比はこんな感じです。大きさもそうですが、成形色と言いモノアイと言い、比べると
サイバーバース版って予想以上にショボく見えますなぁ…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/af/0d5a9800405786241c22392b5c6da8e8.jpg)
でも可動はとても優秀なんですよ?変形ギミックの恩恵で脇が後ろにのみ可動、肩ボールジョイント、上腕ロール軸、
肘ボールジョイント、股関節ボールジョイント、膝ボールジョイント、そしてサイバーバース初の快挙となる“首可動”の
実現!出来は最高峰だと思うのですよ、ショックウェーブ。ただ、そんなショックウェーブも世間ではイマイチ評価が高
くなくて…詳しくは後述。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/5c/9d61e9a6c779ad61a7611abaaf21870f.jpg)
武器は先程も出てきた“パーティクルウェーブブラスター”、サイバーバースですからヴォイジャーのメックテックギミック
こそありませんが、ディテールがヌルくなっているとは言えパーティクルウェーブブラスターを名乗るには充分な出来かと。
ただ、中央に走る合わせ目と、相変わらず短いケーブルが…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/0b/abf56c98d57c79d0e141f3feb0799350.jpg)
ヴォイジャーでは下腕部に装着していたパー(以下略)ですが、こちらでは上腕部の3ミリジョイントを介して取り付けられ
ています。しかし、これのせいで逆に取り回しにくくなりましたが…やっぱり下腕部に付けてくれないと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/7d/069e969945b26e63874bcc2d201c1cd2.jpg)
左腕のブレード状パーツを外し、手に持たせればなんちゃってライフルっぽく。これはヴォイジャーの方にも有ったギミッ
クで、簡単に出来るだけにサイバーバースでも可。地味ながらも嬉しいギミック。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/29/6384a8407fd875e2cad5a6c926a87f4f.jpg)
3ミリジョイントは背中、上腕部、手、脛の内側の計7か所となっていて、今回もミクロマン武器で武装武装。…背中は付けない方
が良いかなぁ?あと背景が違うのは気にしないで下さい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/3d/02e61740661954df949b2c058b3af79e.jpg)
せっかくだから、武装だけじゃ無く持たせてみました。ショックウェーブはデフォで大型武器を持っているので、別の武器
を持たせてもイマイチ面白くないのが弱点の一つ。これはロードフォースのサンダーが持ってたデルタライフルですが、
これだけ大きい武器ならばショックウェーブに持たせても充分説得力が有ります。それにショックウェーブの手は穴空き
拳では無く指先を伸ばしたハサミ状なので、ライフル等のグリップでもある程度保持出来るのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/da/9ef6318f96f902138feff033124f2c70.jpg)
そしてビークルモードに戻り、今度はこちらの方に触れてみましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/ba/d401d692648ad16f5e829fe6f5d0164b.jpg)
まずヴォイジャーと比較…一見共通に見えますが、よく見るとパーツ
配置や細かい形状が全く違います。一番大きな違いは、ビークルモ
ードでも見えていた顔が完全に隠れている事。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/f8/37fecbb39c018dde89e7c4bf34870e04.jpg)
サイズ比…もう毎回言っている気がしますがこんなもんでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/19/8c06e36a407f6beee7eb27fa327368c6.jpg)
武器類を外してビークルモードでも武装強化。本当は後ろのキャタピラ部にも3ミリジョイントがあるんですが、その真上
にあるロボット腕が干渉するので取り付けられませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/07/1d2373b0f459d0e6498986fedf8353fb.jpg)
アークのスロープとの相性はどうかと言うと、
こちらは問題無く発進ギミックを遊べます。そこに引っかかる事も無く、大きさもギリギリ合っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/a5/535269175986ec4689f8d1390c6b303a.jpg)
これは武器各種を外し、真上から撮影した図です。中央がハの字に開いているのがお分かりでしょうか?これはジョイ
ント位置の都合でどうしてもこうなってしまうもので、お蔭で武器の配置やシルエット的に纏まりが無くなってしまってい
るのです。これどうも設計ミス臭いんですが、これのせいでショックウェーブの評価が下がってるみたいです。私もこれに
は同意で、細かい事ではありますが大きな欠点として現れているのは減点要素。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ca/66c5a6fbdfe8e1e6ef628a9ab6e4967e.jpg)
それでは変形シークエンスに入ります。
車体中央のジョイントを外し、キャタピラ全体を斜め後ろに引き出しつつ、中央の
ヒンジから折り曲げます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/3a/da7cbf5eed534c121ed1112a45444eb4.jpg)
ヒンジ沿いに折り曲げ、前と後ろのキャタピラをピッタリ密着させます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/ba/2a706243d04f730f6b30c535f9c8b96f.jpg)
これはその状態で後方から見た画像です。これがロボットモードの脚部になるのですが、ボールジョイントの向きがビー
クルモードだと逆になっているので、ロボットモード太腿を180度反転させてから、脚部を90度動かします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/b8/bd00752acdb50da9c429413f9a5b3c8e.jpg)
それから、膝のボールジョイントに沿って脚部を90度回転させます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/67/1b1a2b7c8d4edc4a882439826bd56620.jpg)
次に、武器のついていたパーツを外側に90度曲げつつ、それぞれの武器を180度反転させてロボットモードの両腕を構成します。
武器やケーブルは外した方が変形しやすいですが、外さなくても変形は可能です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/d2/e63d030cb5198dc7e45c5a364ba8c67e.jpg)
これは上画像のアップですが、肘から下をボールジョイントに沿って180度反転させます。
上画像のボールジョイント内にある白い汚れは、関節が緩かったので接着剤で補強した
名残です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/97/d2e31bc10d350d476d00786913d33332.jpg)
これはビークルモードの機首です。これを中央のジョイントを外し、ボールジョイントに沿って
タイヤが上向きになる様に90度開きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/06/aca85b0e5d77d6b83947669327629170.jpg)
そのままアームに沿って本体側に移動させつつ、ボールジョイントに沿って開いた機首を回転させ、ロボットモードの背中に
ピッタリ収まる様にします。ここが上手い形に収まる様になっていて、地味ながらも感動的です。
こうして見ると、このパーツってヴォイジャーと収まる向きが全く逆ですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/57/4fac048f3d846383e0097c1fad5dad62.jpg)
それでは直立させます…もう9割型変形が完了しています。
微妙にヴォイジャーと変形シークエンスが異なりますが、それでもこのプロポーションを見事に維持しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/b2/ddde994303c45333fd6bbbbdf17167de.jpg)
これは脚部のアップ画像で、そこから爪を引き出します。この爪は軟質パーツで破損の心配は無し。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/67/335090df95ea05a06ba3055639c6586b.jpg)
胸部の肋骨状パーツを展開して変形完了…考えてみればこれもヴォイジャーには無かった変形ですね。しかしこれ
が問題で、パーツ形状のせいか摩擦のせいか材質のせいかは分からないんですが、このパーツ開いても気が付け
ば勝手に閉じている事が多いんですよ。個体差?
→次回に続きます。
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