大きな世界の小さな部屋

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災厄運ぶ電子の要塞 Aパート

2011年09月19日 18時59分13秒 | ムービーTF DOTM
今回ご紹介するのは、TF新カテゴリー“サイバーバース”。低価格でシンプルな小型商品と大型メカを絡ませると言う、アメリカントイ名物“プレイセット”のTF版ですね。プレイセット自体はマイクロトランスフォーマーやビーストウォーズ時代にもありましたが、全体的に見るとTFではどうもプレイセットってあまり無いんですよね。やはりTFは単体で変形するロボット玩具で、プレイセットを使う様なフィギュアカテゴリーとは違うからでしょうか?で、今回のムービーTF第三弾“DOTM”にて、TFプレイセットが復活を果たしました。で、その初レビュー第一弾はコレ!


オートボット“スペースシップ アーク”。これまでムービーTFは飛行できる殆どのキャラが自力で飛行するのがデフォで、
乗り物に乗ることはありませんでした。でも、前日譚小説にも宇宙船が出てきたので、設定上はそう言った乗り物はあり
ます。今回の映画で初登場となったこの宇宙船“アーク”、それがサイバーバース第一弾製品となったのでした。


劇中では月面に墜落していたものを政府に隠蔽されていて、その中にセンチネルプライムが眠っていた所を見ると、
本作映画における発端とも言えるのがこのアークでした。ムック本には“物語の鍵を握る”と書かれていましたけど、
鍵になっていたのは中にいたセンチネルプライムとスペースブリッジだけで、センチネルプライムが地球に運ばれて
からは殆ど出てこないんですが。この二つあればアークは用済み扱いだったので、“鍵を握る”は言いすぎだろう…。

付属カードの記載によると、“遠い昔、センチネルプライムと共に行方不明になっていた伝説のスペースシップ。
オートボットにより極秘裏に造船されたため、残された記録は少ない。”と書かれています。本編冒頭でもその戦闘
シーンは描かれましたが、あれは戦闘と言うよりサイバトロン星から逃走するシーンなので、性質上活躍と言えるか
は微妙。しかも、上記の通り中盤以降は本筋に全く絡まないし。


コクピットハッチを開けると、パイロットシートに座っているTFが。彼については後述。


後ろから見ると、スペースシップらしく大型ブースターが四基(画像では三基しか移っていませんが四基あるんです)。
やっぱり惑星間航行するからには、これだけ大きくて説得力の有るブースターが無くては。


艦長のセンチネルプライム(ヴォイジャークラス)と比較…船体の大きさはリーダークラスほどではありませんが、ヴォイジャークラス
と比較しても充分大きく感じます。平べったいから?


船体を見ると、あちこちに5ミリジョイント、そしてそれより小さい穴が複数あります。


大きい穴は5ミリ径なので、他のTFのメックテックウェポンを付けて気軽に武装強化が出来ます。ただし、この穴はいくつ
もあるので全部武装させるには…それなりの数のメックテックウェポンが必要。


小さい穴は3ミリ径で、他のサイバーバースTFに付属の武器を付けるためのものです。でも、他のサイバーバース
武器って小さいものが多いから、全ジョイントを使ってもチマチマしたもので終わりそうな気がします。


武器は大口径レールカノン…カード裏に記載されている武器は二種あってどれがどれなのかは書かれていませんが、
多分左側が大口径レールカノンなんでしょうきっと。右側はミサイルポッドっぽいですけど…?


クリア成型のミサイルパーツを発射するギミックがあります。
形状から察するに、このミサイルはレールカノンから発射されたエネルギー弾の様ですね。


反対側のレールカノンにもミサイルが付きますが、こちらにはスプリングが入っていないので発射ギミックはありません。
挿してるだけ。でもガッチリ固定されるので、前に倒しても抜けたりしません。


ブリッジ前に集中した四連砲門、そして左右にあるクリア成型の砲門が、多分カードに記載されてるもう一方の武器
プラズマレーザーカノンなんでしょうきっと。


船体の上面を見ると、そこには小型ミサイルポッドやら二連装砲を備えた砲塔やら、戦艦の名に恥じない武装っぷり。
ただし、単なるディテールなのでギミックはありません。


しかしよく見ると、小型ミサイルポッドの前に円形スイッチがあります。これを押すと…?


発射音と共に、プラズマレーザーカノンの基部が発光します。カード裏の記載だと、“資料によれば、アークには数多く
の兵器が搭載されている。全砲門の一斉射撃で、小惑星を蒸発させた記録がある”んだとか。
少なくとも、そんな強力すぎる兵器は惑星上では使えませんなぁ。


機体後方にあるこの細長いパーツ、恐らく姿勢制御用スタビライザーだと思いますが…?


根元から回転&角度を変えられる上に先端に銃口らしきものがあるので、機銃としても使えるんでしょうきっと。


では、アークの解説はここで一時中断し、先程コクピットに座っていた彼のご説明を。
彼はオートボット“ローラー”、このアークオリジナルのキャラクターです。が、その名前は初代コンボイ司令官に付属していた
ドローン“ローラー”から取られているみたいですね。


ご尊顔拝見…ムービーTFらしい皺くちゃなサル顔。でも横から見ると、ヘルメット部分は何処と無くガンダムっぽいです。
V字アンテナ付けてみたい…。付属カードにも特に記載がないので、彼がどういうキャラクターなのかは不明です。
TFなんだから、その辺もしっかりフォローしてよ。


サイバーバースは大きい“コマンダークラス”と小さい“リージョンクラス”に分かれており、ローラーはリージョンクラスに
当たります。リージョンクラスは以前販売されていた“EZコレクション”に近いサイズなので、一緒に並べる事が出来ます。


従来のデラックスクラスと比較…流石に体格差が有ります。そう言えば、今回のムービーTFはデラックスクラスより
下のスカウトクラスがありませんね。っつーか、スカウトクラスがあったのは映画第二弾だけだ。


可動は最初っから期待はしていませんが、まぁ一応。右肩回転のみ、肘、左腕は肩がボールジョイントでそれ以外は無し、股関節
ボールジョイント、膝、以上です。まぁこんなもんでしょう。


手持ち武器はありませんが、先端にサイバーバース武器を持たせられるジョイントがあります。
今回のサイバーバースカテゴリーのリージョンクラス、EZコレクションとの最大の違いはこのジョイントです。


ビークルモードは月面探査機、劇中でもアークの元へ赴いたオートボットを先導していたメカですね。ロボットモード
の右腕が、そのまま探査アームになっています。


EZコレクションと比較…こちらも大体同じ大きさではありますが、アームのせいで前に長いです。あんまり比較にならないかな?


デラックスクラスと比較…やっぱりアームの長さでかなり体長を稼いでます。


探査アームは幾重にもピン打ち関節が仕込まれていて、ある程度には動きます。ただ、欲を言えばロール軸が
欲しかったかな…強度の問題で無理?


アークの前に置けば、劇中のオートボット先導シーンっぽく。


変形シークエンス。探査アームを真横に向く様に90度動かし、機体上面のセンサー類を折り畳み、キャタピラと本体のジョイント
を外し、真上に90度持ち上げつつ車体底面に隠れていたロボット左腕を出します。


胴体を起こしたら、両腕を定位置に合わせ(探査アームは右肩のジョイントで固定します)、キャタピラ前面を後方に180度回してロボット
脚部を形成します。


最後に、膝をまっすぐ伸ばして変形完了です、まぁ、このサイズではこんなもんでしょう。


上記の通りコクピットに座らせることが可能ですが、この時にローラーの重みでスイッチが入り、エンジン駆動音らしき
SEが鳴ります。画像では見えない…っつーか普通に遊んでいても気付きにくいんですが、内部で発光もします。



このアーク、一回じゃレビューしきれないので次回に続きます。


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