たくまし可愛いい、ロボの戦い

乳がんと戦う、ロボの戦闘日記。
戦闘を離れた日常もつづってます。
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噂のCガール

2004-11-30 | 闘病日記
入院11日目、手術後8日目、抗がん剤1日目
朝6時に採血。
食後すぐに洗髪。
回診に外科医部長現れ、抗がん剤の許可が出る。
いつもの若い主治医さんは点滴の針を刺すのを3回失敗。
記録更新。
「上の先生に代わってもらう」と言って連れてこられる先生は
どの人もいつも一発で成功するんだもん、すごいなぁ。
この若先生だってそういう先生になるんだよね、いつか。
先生、りっぱな先生になって下さいね。
患者さんが痛がらないところから狙うから、失敗しやすいんだって。
いい先生じゃないですか。
成功するまでやってもらっても良かったんだけど、
どんどんプレッシャーになるだろうし、
抗がん剤の針刺しだからちょっと怖いしね。

お腹に半固形の薬を皮下注射。これがホルモン剤。

11:00 吐き気止めを投与
11:30 赤い点滴
12:30 白い点滴
13:30 白い点滴
14:30 吐き気止め
15:30 普通の点滴
17:30 終了

特に異変はなし。
夕飯後、手術後初のシャワーを浴びる

ノーブラで戻ったら会社の社長方が来られててびっくり。
1月いっぱい位、休ませてもらえるようでうれしい。
意外なほど気が楽になった。
自分では気づいてないけどお金とか仕事とか
何気にプレッシャーになってるんだよな。
全部抱えて、頑張るなぁ、私。

コーヒー飲んでからムカムカしだした。
母に電話して「今のところ、ちょっとムカムカしてるけど
強烈な副作用はないよ」と伝えたら泣きだした。
泣くのはいいけど酔っ払ってた。。
まったくあなたって人は。。
でもまぁお母さんの人生にお酒が必要だったことは仕方ない。
それでも頑張って生きてきて、今、私の看病をしてくれている。
お母さんがいつか病気で倒れたとき、絶望に浸る時間が全くない訳には
いかないだろうけど、どうか少なくあって欲しい。
そのときはまかせておいて。
でもとりあえず痩せて。


赤い点滴を打ったら赤いおしっこが出た。
今日からお尻を拭くのも右手。歯磨きも右手。
腕の壁のぼり(壁に沿って、腕を上げて伸ばす)は少し記録が伸びた。
腕のむくみも2cmくらい戻った。
乳頭に向かってチクッという痛みは時々ある。
腕のしびれの範囲は減っているけど、まだある。
ワキの下がひきつれたり、ズキッと時々痛む。
でも腕のむくみが体内へ流れて行く感じがしたり、
腕を動かすのが楽になっているのが解る。
時々感じる痛みは、回復の為のものだと信じたい。

脱毛は明日から始まるのかな?
ショック。
売店で買った使い捨てカメラで、今の自分を撮ってみた。
でも病名を告白したときと同様、自分より
周りの人の反応を見るのが辛い。
今まで、周りの人に不幸があったときや病気になったとき
なぜ自分が暗い顔をしたくないのか、なんとなく解った。
だって私は今、みんなが暗い顔になるのを見たくない。
それに一緒に受け入れてあげたいという気持ちが先立つんだ。
本当は、その辛さについて自分に知識がないなら
どうなの?ってまず聞かなきゃいけない。
知らないならちゃんと聞いたうえで言葉を返さないと薄っぺらい。

んー?微妙にムカムカしてるかな?
あと頭痛というよりは熱っぽい感じ。
クダの傷口がカユイ。
かかとがすっごいバキバキになっている事に気づき、
手元に何もないから顔用のビタミンC塗って寝る。

さんま御殿を見た。浅香唯かわいい。。。