El Sol se Recuesta

バチルス・サブチリス・ナットーの日記

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福島の峠 ♯8「中山峠」 

2010-04-27 23:09:33 | 車載動画
写真撮影や動画撮影は昔から好きで、いろんなところに出かけたときにその時々の風景をファインダーに収めてきました。
デジタルカメラが主流になると、その手軽さも相まって撮影旅行の回数も加速ww
わたくしのPCのハードディスクには数え切れないほどの写真データ、動画データが詰まってます。
(そろそろ整理しないと…。)

写真にしても動画にしても、今までは自分ひとりが眺めて楽しんでいたんですが、せっかく撮った映像をいろんな人に見てもらいたくて、動画サイトにうpするようになりました。
綺麗に見てもらうためには、撮影するための機材はもちろん動画編集やエンコードの知識も必要で、ずいぶん失敗もしましたよ。(T T)

で、これまで機材はCanon一辺倒だったんですけど、車載という特殊な撮影状況を考えると、「カメラは小さくて軽くて解像度の高いカメラ」があるといいなぁ・・・なんて思っていたわけです。
そんな時、今月の16日にSANYOから新機種が発売。
Xacti DMX-GH1というカメラ。
総重量172g、大きさがわたくしが使っている携帯電話とおんなじくらい。
っていうカメラ。


ヨドバシカメラで展示品を弄ってみたんですが、第一印象は
「こんなおもちゃみたいなカメラでほんとにフルハイビジョン映像なんて撮れんの?」
というのが本音でしたよ。
でもまぁ、値段も手ごろだったしサブ機扱いで買っとこうか。ってことで早速入手。
実際使ってみて、びっくりよ♪

「SANYO 侮りがたしッ!!」

そのXactiで撮影してきたのがコレ↓
福島県民なら誰もが知っている「中山峠」ですさww
とにかく見てもらえればわかりますからwww

福島の峠 ♯8「中山峠」 



福島の峠 ♯7 「馬入峠」 2010.4.10

2010-04-27 22:43:29 | 車載動画
福島県は、昔から東北6県の玄関口という地理関係にありましたね。
今に始まったことではありませんが、現代でもその位置づけは、根本的に変わっていないんだと思います。

ところで、先日「馬入峠」というところの車載動画を撮りに行ってきました。
「ばにゅうとうげ」と読みます。
名前の由来までは調べ上げていなかったので、追々調査してみたいですね。

この馬入峠は、会津の南に位置し明治維新まで防衛といった意味で重要な峠だったようです。
馬入峠に限らず、会津地方周辺の街道筋は戊辰戦役の遺構が多く残り、当時の戦いがいかに激しかったものかを物語っていますよ。

わたくしが「道」に魅かれるのは、そういった先人たちの歴史を感じることができるからなんだと思います。

↓ということで、馬入峠の一部についてですが、ニコ動のなかでテロップとしてふれています。
道の線形や遺構なども織り交ぜてありますので、ぜしみてくださいまし♪
福島の峠 ♯7 「馬入峠」 2010.4.10



福島の峠 ♯6「滝沢峠」 2010.03.28

2010-04-06 22:42:14 | 車載動画
福島の峠シリーズ 第6弾
「滝沢峠」

前回の「母成峠」を撮影後、まっすぐ「滝沢峠」へと向かいました。
この二つの峠の関係は、戊辰戦役によって深く結び付けられることになります。

慶応4年8月21日(1868年10月6日)会津藩の裏をかいた新政府軍は、もっとも手薄だった「母成峠」に進軍し、わずか1日で幕府軍守備隊を制圧後、会津若松城下にもっとも近い峠「滝沢峠」へと向かうことになります。
一方、母成峠陥落の報を受けた会津藩主「松平容保公」は滝沢峠の起点にある「滝沢本陣」に出向き救援隊を差し向ける手筈をしたものの、猪苗代城を制圧した新政府軍は破竹の勢いで会津若松へと進軍、これを阻止すべく白虎隊などの予備兵力で応戦するも、「戸ノ口原の戦い」で惨敗、新政府軍は一気に会津若松城下にもっとも近い「滝沢峠」を越え、会津若松を攻め落としました。

滝沢峠の西側に「金堀」という地区があって、峠を越える際ここを通ります。
車で越えることは不可能ですが、いまでも遊歩道としてのこる「滝沢峠」は徒歩で越えられます。
今回うpしたルートは、明治時代中期に車道として開かれた道路。
旧滝沢本陣から白河街道へ通されたルートのひとつと聞いてます。
滝沢峠を中心に、南(南新道)と北(北新道)にそれぞれ通されたそうなのですが、南新道は早くに廃れ、北新道のみが残りました。
その後、国道49号線として活躍。
現在の滝沢バイパスに国道の座を譲ってからは、会津若松市道としての役割を担っています。

ですから「峠」とはいえないのですが、地元(特に強清水地区、湊地区※)の人たちの中には、このルートを「滝沢峠」と呼ぶ人もいます。
あたくしもそれに習って、このルートを「滝沢峠」としました。
実際に走ってみると、峠と言われれば峠らしい線形をもった、いい道です。(ここでいう「いい道」とは、峠マニアで言うところのものです)
会津若松を探訪するとき、金堀地区から旧滝沢本陣、飯盛山、会津若松城、市内探訪など、とても贅沢なトレッキングが楽しめるんじゃ…ないかなぁ♪


会津若松市八田付近、福島県道64号線の七曲山(361.7m)(松長団地の近く)にある、会津若松市街地を一望できる待避所での一コマ。
峠みたいな線形してるんだけど、名称が解りません。
だいたい、峠なのかな…。
知ってる人いたらおせーてww


福島の峠 ♯6「滝沢峠」 2010.03.28



※会津若松市の東にある山を越え、猪苗代湖側にある地区。


上海アリス幻樂団