『福島の峠』♯18 山王峠 奥州と関東との境界
峠シリーズ18本目は、福島県と栃木県境に位置する峠
「山王峠」
撮影した道は一番新しい道で、昭和50年6月25日に開通したもの。
田島町・舘岩村(現在の南会津町)と栃木県藤原町(現在の日光市)とが共同で進めてきた
「国道121号線山王峠隧道化促進同盟会」
によって進められてきた「山王峠トンネル」開通以来の道です。
それ以前の道は、明治の県令「三島通庸」が栃木県とのアクセスルートとして作った
会津三方道路のひとつ(いわゆる旧道)でした。
現在でもその線形は残っていますが、福島県側・栃木県側ともにバリケードが張られ、
車両での走破は不可能となっています。
徒歩でなら?
不可能とは言い切れませんが、一部法面崩壊で道そのものが土に埋まっている模様。
登山技術を持ってすれば可能なんでしょうけど、危険であることには変わりなく、
単独での走破はしないほうがいいでしょう。
それとは別に、会津三方道路以前の旧旧道も存在しているそうで、
旧道に比べると崩壊もなく、徒歩による走破は可能のようです。
とはいえ、慣れた人に随行していくのがいいですけどね。
江戸時代・明治時代・昭和のそれぞれの時代が絡み合った峠が現存する道ってのも
結構レアものだと思います。
ほかに、この峠から奥州街道(現在の国道4号線付近)へとつながっていた道もあるそうですが、
こちらは完全な廃道となっているようです。
探し出して走破とか、わたしにはできませんけど…。
(あの方ならあるいは…。)
ということで、自動車による快適な峠越え動画をご覧くださいませ~。
峠シリーズ18本目は、福島県と栃木県境に位置する峠
「山王峠」
撮影した道は一番新しい道で、昭和50年6月25日に開通したもの。
田島町・舘岩村(現在の南会津町)と栃木県藤原町(現在の日光市)とが共同で進めてきた
「国道121号線山王峠隧道化促進同盟会」
によって進められてきた「山王峠トンネル」開通以来の道です。
それ以前の道は、明治の県令「三島通庸」が栃木県とのアクセスルートとして作った
会津三方道路のひとつ(いわゆる旧道)でした。
現在でもその線形は残っていますが、福島県側・栃木県側ともにバリケードが張られ、
車両での走破は不可能となっています。
徒歩でなら?
不可能とは言い切れませんが、一部法面崩壊で道そのものが土に埋まっている模様。
登山技術を持ってすれば可能なんでしょうけど、危険であることには変わりなく、
単独での走破はしないほうがいいでしょう。
それとは別に、会津三方道路以前の旧旧道も存在しているそうで、
旧道に比べると崩壊もなく、徒歩による走破は可能のようです。
とはいえ、慣れた人に随行していくのがいいですけどね。
江戸時代・明治時代・昭和のそれぞれの時代が絡み合った峠が現存する道ってのも
結構レアものだと思います。
ほかに、この峠から奥州街道(現在の国道4号線付近)へとつながっていた道もあるそうですが、
こちらは完全な廃道となっているようです。
探し出して走破とか、わたしにはできませんけど…。
(あの方ならあるいは…。)
ということで、自動車による快適な峠越え動画をご覧くださいませ~。