おはようございます。ヘッドスパ・頭皮ケアリッツです。
東洋医学、漢方には体内の新陳代謝を促す作用が4つあり、食材にもその働きが多く見られます。
よく似た言葉に『基礎代謝』と言うものがありますが、こちらはエネルギーの消費に関するもの。新陳代謝とは「古いものが新しいものと入れ替わること」を意味し、より美容の面と密接に関わってくるものです。
発汗をしたり、熱や冷えを取り除いたり、体内の老廃物を取り除いたりと体の不調の改善にも関わってくる部分ですので、今日はそれぞれの特徴を見ていこうと思います。
発汗(はっかん)
・・・汗をかかせる作用のこと。風邪の時に発熱をしたり、ふしぶしがいたんだりしますが、これらを改善するときにこの発汗作用が用いられます。一度にたくさんの汗をかかせるよりも、体の表面にじわっと出て来る程度にするほうが効果的。五気で言うと、「熱」や「温」の性質を持つ生姜やネギなどがよく使われます。
清熱(せいねつ)
・・・熱を取り去る作用のこと。同じく風邪の時に高熱が出たり微熱がなかなか下がらない時に体内の熱を取り去ることで改善を図ります。ちなみに漢方の世界ではいわゆる発熱だけでなく、炎症も熱の一つと考えられています。五気で言うと「涼」や「寒」の性質を持つきゅうりや大根、トマトやナスなどの野菜がこの働きを持ちます。
温補(おんぽ)
・・・体を温めて冷えを取り除く作用。体の機能を回復するための基本的な働きです。冷えは人間の体にとって大敵ですので、漢方の考え方からも特に重要視されています。胃腸を温めて活発にすることで、食欲不振などの改善にも用いられます。発汗と同じく、「熱」や「温」の性質を持つニラやにんにく、羊肉などがよく挙げられます。
通便(つうべん)
・・・単に便通をうながすというだけでなく、胃腸の中に溜まってしまった熱を取り除くことも意味します。町内の不調は肌などにもでてきやすいので、普段からの養生として大切になってくる部分です。食材ではこんにゃく、ゴボウ、さつまいもなどよく便秘に良いと言われているものが挙げられます。
五気や五味の区別と併せておぼえておくことで、生活の中の美容・健康に役立てられる4つの作用。体の調子が悪くなりやすい、という方はこのあたりにヒントがあるかもしれませんね。
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