Vol.160-1 唄 [Six/Nine]

2004-12-17 18:53:06 | 日経新聞
「新会社論 第7部 頂上へ足止めず2 1面」

1990年代、産業界を得意分野に事業を絞る「選択と集中」が席巻した。
しかし、いつまでも引き算の発想に閉じこもっていては、世界で芽を吹く成長機会を逃す。
通り一遍の多角化ではなく、新たな本業を創る。
そんな気概を持った会社が日本経済を活性化し始めた。

本業とは何か。それは製品名や事業分類のことではない。
時代転変の中で自分の得意技をどう生かし続けるか。
そう考えれば一見縁遠い事業も本業になる。

本業は守るものではなく創るもの。
フロンティアを開き続ける会社が時代の荒波を超える。

(私見)

リストラ一辺倒の時代はようやく終わったのかな。次は新多角化経営とでも言うのかね。

まぁ、基幹技術というか、これまでの本業から時代に即して事業を構築するってのははたから見てるとおもしろいよね。
そう、肝心のやるほうはけっこうチャレンジ精神いるはずだよね。ある種の危機感も原動力になるのかな。
新多角化を念頭において今の日本の産業界見ると、この技術を活かしてこうするとおもしろいかもってのがいくつか見えてくるよね。
ホンダみたいに、自動車のエンジンの技術で飛行機を作るってのはまさにそんな発想かも。ああ、あとpower of dreamだっけ。
夢見ることは誰だってできるわけで、それを実行できる体力や決断力があるのかってのがポイントでしょう。
今回の記事だと後者が中心だったけど、今後は両方が備わってる企業の新多角化に注目したいね。

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