お気楽・極楽 おじさん生活  (旧ブログ名 お気楽 単身赴任生活日記)

「食べること」と「ばよりん」が大好きなおじさんのお気楽・極楽な生活を日記にしてみようかと…

非常事態宣言が解除になったので、楽器を引き取りに行ってきます。

2021-03-21 17:23:31 | ばよりん

昨年12月に

オークションハウスの担当者の方から、プライベートセールの売買の打診を受け

1800年代後半のフランス人製作者の楽器を購入しました。

この製作者の方は、J B  Vuillaumeの工房でVuillaumeの楽器を作っていた方です

支払はすぐ済ませたのですが、

 

楽器と鑑定書を

オークションハウスの日本事務所に移すのに

時間がかかるため、支払後すぐの引取はできませんでした。

 

ランパルさんの鑑定書は、所有者の手元にあり

オークションハウスの日本事務所に年内に鑑定書が届くのは

難しいとのことでした

 

1月の末には引渡が出来るようになったのですが

 

緊急事態宣言で、オークションハウスの方から

楽器の引き渡しは、緊急事態宣言中は控えたい

とのことでしたし、私も楽器の引取は 不要不急のことではないので

解除されるのを待っていました

 

そして、ようやく 今月引取に行けることとなりました。

 

 

新しい楽器のために、ケースも新調しました。

 

 

受取ったら、ガンさんの工房に持ち込んで

ガンさんとじっくり、調整方法を考えたいと思います。

 

ほぼ140歳のフランスの楽器

きっちり直して、そのポテンシャルを確認してみたいと思います。

 

 

 

古い楽器・弓は

信頼できる楽器店や工房から、購入あるいは紹介してもらう場合は心配いりませんが

個人売買やオークションでは、注意が必要です。

 

前の持ち主が、楽器の管理に関する知識が少ないと、

トラブルを抱えた楽器・弓とご対面することとなります。

 

想定以上に、お金がかかってしまうこともあります。

 

今回の楽器も、事前にガンさんに相談していますが

楽器を開けて、バスバーを一旦外すことを予定しており

駒の新調、指板削り、ナット、サドルの新調、ペグ孔のブッシング 等を含めると

数十万円はかかると思います

 

費用はそれなりにかかっても

素性がはっきりしている、優秀な製作者の手による楽器ですから

丁寧に調整して、期待通りの1800年代の上質なフレンチが手に入るのであれば

古い楽器を所有していない私にとっては

何よりも楽しみなことであります。

 

まだ、製作者名を公開していいかどうかとか 写真を載せていいかなど

売主。オークションハウスとのNDAを締結してないので

今しばらくは、文字だけの報告になります

 

 

楽器が届いてから

フィッティングもどうしようか考えようと思います

ではでは

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ちがーぬさん こんにちは (きうち)
2021-03-22 12:54:37
楽器は、1880年代です。モダンに属すると思います。

一方の候補として、Auguste Sébastien Philippe Bernardel 1840年 もあったのですが、LOB359とちょっと大きく、選んだ楽器はLOB355と今の標準に近かったので、これにしてみました。

今回、音は出していません。出せるコンディションではなく見た目で決めました。

結果としてどうなるかはわかりません。

>僕は古い楽器は
>正直耳もとでこもって聞こえる
>楽器ばかりにしかお目にかかれず、

私も、「いいね」と思える古い楽器には
なかなか出会えません
昨年12月のタツノヤさんの展示会で
オールド楽器を触らせていただき
「いいな」とおもえたのは2挺だけでした。

良いなと思う楽器は
すっと音が出て、その音が豊潤で
遠くへ流れてゆく感じです。
反射して聞こえてくる音が心地よいです

弓の音色も、同様に
良い弓だと豊潤な印象になります。
弓のみどりくんが そのポテンシャルを持っていて
先生も太鼓版だったのですが…まだ目覚めてくれていません。フロッグの金具調整も少しづつトライしています。

1970~80年代の楽器も 約半世紀が経過して
音が変化してきていると思いますし
今回のフレンチにも思うのですが

しっかり管理されていないと
健康状態が問題になります

新作の方が、間違いなく安定した品質を期待できますし、ロッキ、シャーデ、モラーシや、白川総業さんのHPに名前を連ねる製作者の楽器は、安定した品質を期待できると思いますです。

私のようなアマチュアには、1970年代 80年代の楽器でも十分すぎるのが、客観的な見方です。

最後の道楽で、フレンチを買いました。

調整の過程を含めて、
ご報告したいと思います。
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Unknown (ちがーぬ)
2021-03-21 23:05:01
きうちさま、こんばんは。
1800年代(オールドなのかモダンなのか)を手に入れたのですね。
オタク仲間等にはオールド楽器の道を誘われますが僕は古い楽器は正直耳もとでこもって聞こえる楽器ばかりにしかお目にかかれず、どうもしっくりこない印象です。弾きこなせいだけかもですが。
そんな時にに70.80年代のロッキさん、シャーデさん、モラッシさん、ビソロッティさんらの楽器を複数弾く機会がありそれから新作好きになりましたが、心のどこかでオールドへの憧れがあります。
是非調整後のご感想伺いたいです。
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