お気楽・極楽 おじさん生活  (旧ブログ名 お気楽 単身赴任生活日記)

「食べること」と「ばよりん」が大好きなおじさんのお気楽・極楽な生活を日記にしてみようかと…

ガンさんの新しい楽器

2021-03-29 23:56:28 | ばよりん

土曜日、ガンさんの工房に行ってきました

以前、色を塗る前まで完成していた アマティモデルができあがっていました。

 

見た感じは、隆起が比較的高く、私の好みです。

特に、ニスの色が今までにない、時間が経った雰囲気を出しています。

ガンさんも、この作品では自然に時間が経過したように見える仕上げをしているそうで

この微妙なところが写真で再現できないのが残念です

という感じで…

 

音は、たぶん今までで一番良いんじゃないかと思うぐらいバランスが良いです。

私が手にしてきたガンさんの楽器は、D線が弱くなる傾向があり、4弦のバランスを取るのが

調整のメインであることがよくありました。

この楽器は、バランスが良く、また良く鳴っています。

既に、このモデルで作るオーダーが入っているそうです。

 

この楽器は税込み165万円だとか…

 

個人的には 「価格相応またはお得」の印象です。

 

弦楽器の製作と同じ、またはそれ以上に

ガンさんがはまっているのが、カメラです

 

今回、工房に行ったら、三脚の雲台がちょっと珍しいモノに変わっていた。

私「えっ ガンさん ライカ買ったの?」

ガンさん「うん、買った。いいよ~ 最高」

私「高いでしょ、レンズも。」

ガンさん「高いけど、ライカ買ったら、もうこれ以上のカメラは欲しくなくなる。レンズがNやCとは全然違う。美しい。」

私「わかるけど…良く奥さんOKしたね」

ガンさん「いや、まだ話していない」

私「やっぱり(笑)」

ガンさん「(笑)」

工房のカウンターに布がかけてあったので

私「ガンさん、これライカ?」

ガンさん「そう。見る????」

といって、布を外すと

私「えっ、2台あるよ、レンズはともかく、本体もライカ2台買ったの?」

ガンさん「うーん、欲しかったから。この2台は全く特徴が異なるカメラなので、2つ揃えないと」

 

ガンさん、もうカメラを買う理屈が崩壊している状態で

完全に心は、ライカの虜になっています

 

今度、写真を見せてもらおっと

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サンライズオークションの東京Viewingに行ってきた

2021-03-29 21:17:58 | ばよりん

3月26~28日 通院の予定もあり 東京に戻っていました。

27日 朝9時から右足手術後の経過を診る診察があり、その日の15時にガンさんの工房に行くまで時間があったので

東京国立市にあるサンライズオークションの東京Viewingに行ってきました。

予め予約をしていたので、すんなり受付は終わり。

時間一杯、弓を見せていただきました。

 

その日、「とてもいい」と聞いていた、DODDのチェロ弓は、写真撮影のため見ることが出来ませんでしたが

なかなか、興味深い弓をみることが出来ました。

 

まず、アルシェのビオラ弓

これが、なかなかの良い材料で作られています。

銀黒檀です。状態も悪くないし、アマチュアが使用するには十分すぎるものです。

既に一人入札しており、アマチュアビオラ弾きの、セカンド いえいえ 

メインでもいいかもしれないと思いました。

初期のアルシェの弓で、当時はまだ材が潤沢にあったことを感じさせます。

 

次にまた同じく アルシェの大瀬さんのバヨリン弓

金黒檀でバランスも良く、アルシェ独特のマッスルな感じです。

(美しい・流麗というより、武骨で雄々しいイメージのヘッドの形状です)

既に多くの方が入札に参加していました

 

昔の量産品アルシェの高額商品は 大瀬さんの名前でしたので

おそらく、これもその弓ではないかと思います

音も厚みがあります。

 

 

一番目を奪われたのは

パノルモのバヨリン弓

美しく、これぞオールド弓!! という材を用いて作られています

ただ、残念なことにこの弓 ヘッドにリペアの跡があり

とても安い価格からのスタートになっています。

職業演奏家が使用していた弓だそうで

弾いた感じでは、ちょっと使われて、腰が弱くなっているのは否めませんでしたが

それをカバーするだけの音色はあります

ただ、リペアしていて長く使えるか否かは不明です

 

モリゾー 息子 のバヨリン弓

とても発音が良く、大きな音が出る弓です。

一見した感じでは、トラブルはなさそうな印象です。

ヘッドが小ぶりで、そういうのが好きな人には、ばっちりだと思います

 

 

モリゾー 父のバヨリン弓

サルトリーとのコラボ作品だと ラファンは証明書で謳っています。

シッカリした、サルトリーの後期を思わせる弓です

一見した感じでは、トラブルはなさそうな印象です。

スタートは60万円 手数料を含めると70万円ぐらい。

まだ、今の時点では札を入れた人はいません

お金に余裕のある人は、ぜひ見ていただきたい弓だと思いました

個人的には 欲しいけど これ以上弓があってどうする!! と思いました。

 

 

1時間ぐらいいて、弓5本を見て時間一杯でした。

 

途中でノンアポのお客様が4人いらっしゃって…

なかなか賑やかグループでした

 

最終日までに 家内のOKがでたら 参加してみようかな…

 

今回のオークションに

ネック交換が必要な Stefano Coniaさんの楽器がでないかな~~~

 

と思っていたのですが、出品されませんでした

残念です

 

 

コロナ禍でオークションは、どこも不調の様子なので

買い手には、有利な お安い値段で手に入れることが出来る環境下ですが

オークションの出品物は、ほとんどが修理・調整が必要なので

落札した後のことも よく考える必要があります

 

安くて 良いものが手に入る ということは たまにあることで

結果的には楽器店で買うのと同じ費用がかかったというのが大半だと思います

 

でも楽器・弓は それぞれに個性がありますから

一期一会で 勇気をもって応札するのもいいかもしれません

 

わたしも次回、バイオリン柄のスカーフでも出品しようかと

考え中です

 

ではでは~

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