りんたろうのきときと日記

好きな事だけ只々綴る

「G.I.ジョー」観てきました♪

2009年08月09日 00時11分37秒 | 映画
☆「G.I.ジョー」
(原題:G.I. JOE: THE RISE OF COBRA)
監督:スティーヴン・ソマーズ
出演:チャニング・テイタム、レイチェル・ニコルズ、マーロン・ウェイアンズ 、シエナ・ミラー、レイ・パーク、イ・ビョンホン、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、アドウェール・アキノエ=アグバエ、クリストファー・エクルストン、サイード・タグマウイ、デニス・クエイド、ブレンダン・フレイザー


米国ハズブロ社販売の人気ミリタリー・アクション・フィギュア「G.I.ジョー」。
そこから派生したTVアニメ「地上最強のエキスパート・チームG.I.ジョー」を基に実写映画化。
世界征服を目論む悪の組織“コブラ”の野望を阻止するために戦うエキスパート・チーム“G.I.ジョー”の活躍を描いた痛快娯楽アクション映画。

☆“G.I.ジョー”側。

“コブラ”の野望を阻止するために、“G.I.ジョー”へ入隊するデュークを演じるのは「コーチ・カーター」、「ステップ・アップ」のチャニング・テイタム。

デュークの相棒で武器や操縦のエキスパートのリップ・コードには「マッド・ファット・ワイフ」、「最終絶叫計画」シリーズのマーロン・ウェイアンズ。

天才的頭脳と優れた身体能力を兼ね備える女戦士スカーレットには「P2」、「旅するジーンズと19歳の旅立ち」のレイチェル・ニコルズ。

“G.I.ジョー”部隊の司令官ホークには「インナースペース」、「デイ・アフター・トゥモロー」のデニス・クエイド。

驚異の身体能力を持つ沈黙の忍者戦士・スネークアイズには「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」のダース・モール、「バリスティック」のレイ・パーク。

重火器類のエキスパートのヘビー・デューティーにはTVドラマ「LOST」シリーズ、「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」のアドウェール・アキノエ=アグバエ。

通信のスペシャリストのブレイカーには「グッバイ・モロッコ」、「バンテージ・ポイント」のサイード・タグマウイ。

☆悪の組織“コブラ”側。

世界を支配を狙う死の武器商人マッカラン(デストロ)には「エリザベス」、「28日後...」のクリストファー・エクルストン。

デュークの元恋人だったが、4年前のある事件が切っ掛けとなり、冷酷非道な女戦士へと変貌を遂げたバロネスには「ファクトリー・ガール」、「スターダスト」のシエナ・ミラー。

セクシーな衣装に身を包むバロネス(シエナ・ミラー)の妖艶な色っぽさに、男はメロメロ♪

スネークアイズと深い因縁を持つ冷酷な忍者戦士・ストームシャドーには「JSA」、「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」のイ・ビョンホン。
もう、めちゃめちゃカッコイイです(>_<)☆

ハリウッド映画によくありがちなアジア人ゲスト的な扱いとは違い、“コブラ”側ではバロネスと共に出番も多く、見せ場も満載。
スネークアイズとのアクションシーンは圧巻で、完全に他の出演者を喰っちゃってます。
おまけに何故か上半身裸のサービスつき(笑)

マッド・サイエンティスト・のザ・Dr(コブラコマンダー)には「リバー・ランズ・スルー・イット」、「セントアンナの奇跡」のジョセフ・ゴードン=レヴィット。

冷酷な兵士・ザルタンには「ハムナプトラ」シリーズのイムホテップ役、「ブラッド・ダイヤモンド」のアーノルド・ヴォスルー。

日本でも根強い人気を誇るミリタリー・アクション・フィギュア「G.I.ジョー」。
僕と同世代の方は「G.I.ジョー」から派生した「変身サイボーグ」の方が思い出深いかも(懐かしい~~~)。
本作は、そのアニメ版である「G.I. Joe: A Real American Hero」(日本放送時の邦題は「地上最強のエキスパート・チームG.I.ジョー」)をベースに、主人公デュークがチームと出会いメンバーとなるまで、コブラ・コマンダーとデストロ誕生の秘密を描いております。
「地上最強のエキスパート・チームG.I.ジョー」観てました☆
当時、僕らの間で、コブラ・コマンダーが毎回叫ぶ「コォ~ブラ~~~!!!」や、主人公たちが発する「Go!G.I.ジョー!!!」というのが大流行(笑)
このアニメ版G.I.ジョー、同じくアニメ「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」と世界観を共有しており、トランスフォーマーの2作目「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010」では、コブラ・コマンダーがデストロンと組んで悪事を働いたり、「G.I.ジョー」の キャラクターがゲスト出演したりするエピソードも。

さて、実写映画版の方はといいますと、いや~~~、予想以上に楽しめました(^-^)
オープニングから激しい戦闘シーンが展開☆
陸・海・空と世界を舞台に、ラストまで息つく間もないほど、アクションシーンの連続で、観客を飽きさせません(まぁ、CGを駆使した映像やアクション自体はこれと言って目新しいものはないですが(^-^;)。
加速装置付きの特殊パワードスーツを身につけたデュークたちが、パリの街を疾走するシーンは圧巻☆
これは大画面で観る事をオススメします(^-^)
出演するキャラクターの数も多いのですが、どのキャラクターにもしっかりと見せ場があり、捨てキャラなし。

ストーリーの方は、単純明快☆
強引な力技で押し進む、ひじょ~にわかり易い内容(悪く言えば、内容ないです(^-^;(笑))となっております。
大勢の精鋭たちがいる秘密基地なのに、いとも簡単に襲撃されたり、基地や兵器などは近未来的なのに、街並みや一般人は現代風だったり、どう考えても日本&日本人には見えないトンデモニッポンが出てきたり、アニメ同様、コブラの連中はバカだったりと突っ込みどころも満載。
まぁ、もともと子供向けのアニメですしね。
こういった作品は、「リアリティがどうのこうの」なんてヤボな事はいいっこなし、難しい事考えずに楽しんだ方がよいかと(^-^)
大人も子供も楽しめる、これぞ娯楽エンターテインメン☆
続編が楽しみです(^-^)♪

「山形スクリーム」試写会観てきました♪

2009年07月23日 01時20分33秒 | 映画
☆「山形スクリーム」
監督:竹中直人
出演:成海璃子、AKIRA(EXILE)、マイコ、竹中直人、桐谷美玲、紗綾、波瑠、温水洋一、六平直政、田中要次、広田レオナ、井口昇、荻野目慶子、緋田康人、篠原ともえ、佐伯新、赤井英和、石橋蓮司、斉木しげる、デビット伊東、クリスタル・ケイ、岩松了、三浦春馬、生瀬勝久、由紀さおり、沢村一樹

時は平安時代末期、源氏との戦いに敗れた平家の侍頭・葛貫忠経は恋人・光笛と数人の家来と共に、山形県の御釈ヶ部村へ落ち延びる。
しかし、家来の山崎田内左衛門の裏切りと村人たちの落ち武者狩りにあい、光笛と共に捕らえられ、非業の死を遂げる。
それから約800年後の現代、都立紅女子高校の歴史研究会の美香代と胸恵、宙子と圭は、顧問・勝先生と共に、歴史探訪ツアー合宿で御釈ヶ部村を訪れる。
村に到着し、ツアコンの瓜瓦に忠経と光笛の悲劇の史跡・葛貫の祠を案内される美香代たち。
ちょうどそこでは、村興しのために縁結びのテーマパーク建設を計画する村長・蝦蟇且らによる“祠倒し”イベントが開かれていた。
ブルドーザーにより、今まさに祠が倒されようとしたその時、村の若者で代々祠を守ってきた床屋の三太郎が立ちはだかる。
「祠を壊せば忠経の怒りをかい、村に災いがふりかかる!」と静止する三太郎だったが、無情にも祠は倒されることに。
そしてその夜、言い伝え通り忠経と平家の落ち武者たちが復活。
800年前の恨みを晴らすため、次々と村人たちを襲い始め、襲われた人々も次々と死霊(ゾンビ?)と化して美香代たちに襲いかかってきた。


竹中直人の6本目となる監督作品。
悲劇の伝説が残る山形の田舎を舞台に、そこに訪れた女子高生たちと蘇った落ち武者ゾンビのバトルを描いたおバカ・ホラー・コメディ。
主題歌はSuperflyが担当。

ヒロインの女子高校・岡垣内美香代と忠経の恋人・光笛の二役を演じるのは成海璃子。

代々祠を守ってきた村の若者・与藻須賀三太郎にはEXILEのAKIRA。
美香代の同級生・波来前胸恵には波留。
同じく同級生の敏酒圭には紗綾。
同じく同級生の鏑木宙子には桐谷美玲。

三太郎の祖母・与藻須賀トメコには由紀さおり。

落ち武者ゾンビ・山崎田内左衛門と美香代が出会うテンションの高い男(役名わからず)の二役には竹中直人。

歴史研究会の顧問で玉の輿を夢見る勝海子にはマイコ。
平家の侍頭・葛貫忠経には沢村一樹。
村長・蝦蟇且茂治郎には生瀬勝久。
蝦蟇且と組んで一儲けを企む織蛾味スグルには緋田康人。
村のイベント・一日落ち武者役で呼ばれた俳優・温水洋一には本人・温水洋一。
忠経の家来で落ち武者ゾンビ・伊東丹波成定には石橋蓮司。
同じく忠経の家来の落ち武者ゾンビ・藤本権田景頼には斉木しげる。
同じく忠経の家来の落ち武者ゾンビ・夏彦にはデビット伊東。
美香代の父・岡垣内今朝明には岩松了。
美香代の継母ケイシー・千尋・セバスチャンにはクリスタル・ケイ。
蝦蟇且の部下・ムトゥには六平直政。
落ち武者たちが訪れるコンビニの店員には三浦春馬。
ツアコンの瓜瓦眉執には井口昇。
村の駐在・鹿島津には赤井英和。
ホテルの番頭・分倍河原には田中要次。
ホテルの女将・サジエには広田レオナ。
タロット占い好きのスナックのママ・津留子には荻野目慶子。
デート先で落ち武者ゾンビと出会い不幸に見舞われるカップル・うるやんには佐伯新。
その彼女・チャッピーには篠原ともえ。
と、ひとクセもふたクセもある個性豊かな役者陣総出演。
濃すぎです(^-^;(笑)
登場人物たちは次々と殺され死霊化していくのですが、これが皆ノリノリで演じていおります。

『「“くっだらない”映画を作りたい!」という思いからスタートした』という竹中直人の言葉通り、本当に“くっだらない”(笑)←良い意味で、褒め言葉ね(笑)
狙い通り、見事なおバカ映画となっております。
チープな死霊たちは、古き良き80年代の低予算ホラー映画を彷彿☆
ちなみに本作で登場する死霊(ゾンビ)は、自分の意思を持っており喋り、人肉は食らわず、口から青いゲロを吐きかけ、次々と仲間を増やす。
全編、竹中直人の往年のギャグや、懐かしいアデランスのCM「あがってま~す」、「ブレードランナー」の名セリフ「二つで十分ですよ」や物語のカギとなる歌が何故か「老人と子供のポルカ」だったりと、細かいナンセンス・ギャグが「これでもか!」ってくらいに登場。
知っている方(主に30代後半以上)はニヤっとなり、知らない方(主に若者)は何の事だかさっぱりわからない(笑)
強引な力技の数々は、ハマる方はハマるけど、そうでない方はおいてけぼりをくらうかも(^-^;
難しい事考え出すと訳がわからなくなるので、何も考えないで観賞する事をオススメ☆

「ハリー・ポッターと謎のプリンス」観てきました♪

2009年07月17日 01時18分19秒 | 映画
☆「ハリー・ポッターと謎のプリンス」
(原題:HARRY POTTER AND THE HALF-BLOOD PRINCE)
監督:デヴィッド・イェーツ
出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ジム・ブロードベント、ヘレナ・ボナム=カーター、ロビー・コルトレーン、ワーウィック・デイヴィス、マイケル・ガンボン、アラン・リックマン、マギー・スミス、ティモシー・スポール、デヴィッド・シューリス、ジュリー・ウォルターズ、デヴィッド・ブラッドリー、ジェシー・ケイヴ、フランク・ディレイン、トム・フェルトン、マシュー・ルイス、イヴァナ・リンチ、ヘレン・マックロリー、ナタリア・テナ、ヒーロー・ファインズ=ティフィン、ボニー・ライト、マーク・ウィリアムズ、ケイティ・ルング

J・K・ローリング原作による世界的ベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズの映画化第6弾。
闇の魔法使いヴォルデモートを倒す宿命を負う“選ばれし者”ハリー・ポッターを演じるのはダニエル・ラドクリフ。

ハリーの親友ロン・ウィーズリーにはルパート・グリント。
本作では何故かモテモテ(笑)

ハーマイオニー・グレンジャーにはエマ・ワトソン。
まさか○○とくっつくことになろうとは(^-^;
前回も言いましたが、どんどんリー・トンプソンに似てきたような気がするのは僕だけだろうか(^-^;?

ホグワーツ魔法学校のダンブルドア校長には「ライフ・アクアティック」、「グッド・シェパード」のマイケル・ガンボン。

今回大活躍。
後半は、ほとんどガンダルフと化しております(笑)

魔法薬学の担当であるセブルス・スネイプには「ダイ・ハード」、「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」のアラン・リックマン。

魔法生物飼育学担当で禁じられた森の森番ルビウス・ハグリッドには「オーシャンズ12」、「ヴァン・ヘルシング」のロビー・コルトレーン。

不死鳥の騎士団員で人狼のリーマス・ルーピンには「ネイキッド」、「キングダム・オブ・ヘブン」のデヴィッド・シューリス。

シリウス・ブラックの従兄妹で死喰い人(デス・イーター)のベアトリクス・レストレンジには「チャーリーとチョコレート工場」、「ターミネーター4」のヘレナ・ボナム・カーター。

ロンの妹ジニー・ウィーズリーにはボニー・ライト。

不思議少女ルーナ・ラブグッドにはイヴァナ・リンチ。

ハリーのライバルで、父の仇を討つために“死喰い人(デス・イーター)”へと加わったドラコ・マルフォイにはトム・フェルトン。

などなど、お馴染みのキャストに加え、ヴォルデモートの秘密を握る魔法薬学教授ホラス・スラグホーンには「アイリス」、「ブリジット・ジョーンズの日記」のジム・ブロードベント。

若き日のヴォルデモート=トム・リドルには、ヴォルデモートを演じているレイフ・ファインズの実の甥ヒーロー・ファインズ=ティフィン。
どうりでそっくりなハズ(^-^;(笑)が登場。

その他、ネビル・ロングボトムやケイティ・ベル、ドラコの子分のデブっちょなどなど、お馴染みのキャラクターも健在なのも嬉しい(^-^)

第一作目「ハリー・ポッターと賢者の石」から7年半となる本作。
結構前シリーズを忘れており、「そういえばそんな設定だったなぁ」、「あぁ、こんな奴いたなぁ」、「誰こいつ?」など思い出しながら鑑賞(^-^;(笑)
シリーズを重ねるごとに、内容の方もダークになっております。

劇中登場する魔法シーンやクィディッチの空中戦は迫力あり☆

ハリーらホグワーツの生徒たちの恋物語もどこかほのぼのとさせる。
ストーリーのテンポも良く、153分という時間の長さを感じさせない。

しかし、作品的には、これといって盛り上がりがあるわけでもなく、全体的には次回作へのつなぎ的ストーリーといった印象が(^-^;
十分に楽しめたのですが、すごく面白いわけでもなし、可もなく不可もなくな無難な仕上がりとなっております。
最終章となる「ハリー・ポッターと死の秘宝」は2部作となるそうで、公開は第11部が2010年冬、第2部は2011年を予定。
張り巡らされる複線なども、次回作でどのような展開になるのかも楽しみなところ。
できれば間髪入れずに公開して欲しい(>_<)
完結したら、1作目から一挙に鑑賞したいなぁ♪

「モンスターVSエイリアン」試写会観てきました♪

2009年07月05日 00時16分07秒 | 映画
☆「モンスターVSエイリアン」
(原題:MONSTERS VS. ALIENS)
監督:ロブ・レターマン、コンラッド・ヴァーノン
声の出演:リース・ウィザースプーン、セス・ローゲン、ヒュー・ローリー、ウィル・アーネット、キーファー・サザーランド、レイン・ウィルソン、ポール・ラッド、スティーヴン・コルバート
日本語吹替版:ベッキー、日村勇紀


ドリームワークス製作、隕石の衝突により巨大化した少女が、仲間のモンスターと共に、地球侵略を目論むエイリアンと戦うモンスター・パニック・3-DCGアニメーション。

結婚式の直前、隕石の衝突により巨大化してしまった主人公・スーザン、またの名をジャイノミカの声を演じるのは「キューティ・ブロンド」シリーズ、「メラニーは行く!」のリース・ウィザースプーン。
日本語吹き替え版ではベッキーが。

食品工場で偶然誕生した、スライムタイプのモンスター・ボブには「40歳の童貞男」、「俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-」のセス・ローゲン。
吹き替え版はバナナマンの日村勇紀。

半猿半漁人のミッシング・リンクには「俺たちフィギュアスケーター」、「俺たちダンクシューター」のウィル・アーネット。

ゴキブリ人間・コックローチ博士にはTVドラマ「Dr.HOUSE/ドクター・ハウス」シリーズ、「フェイク シティ ある男のルール」のヒュー・ローリー。

地球制服を企む悪の宇宙人ギャラクサーには「Gガール 破壊的な彼女」、「トランスフォーマー/リベンジ」のレイン・ウィルソン。

50年間、モンスターの捕獲に使命を燃やすモンガー将軍には「ロストボーイ」、「24 TWENTY FOUR」シリーズのジャック・バウアー役のキーファー・サザーランド。

ドリームワークス初の3-Dアニメーションとなる本作。
僕は、この3-Dというのが、どうも好きになれなくて(^-^;
あの3-D用メガネがじゃまくさいし、何よりも観辛い(>_<)
目はめちゃくちゃ疲れるし、いまいちその効力を発揮してるとも思えないし、無理に3-Dにする必要があるのだろうか(^-^;?
日本でも3D版と2D版が公開予定ですが、今回の試写会は2D版、そして日本語吹き替えでの鑑賞。
会場は、たくさんの親子連れで賑わっておりました☆

「未知との遭遇」、「スター・ウォーズ」、「宇宙戦争」、「インデペンデンス・デイ」、「地球の静止する日」、「スター・トレック」、「X-ファイル」、「マーズ・アタック!」、「ジャイアント・ウーマン」、「マックイーンの絶対の危機」、「ハエ男の恐怖」、「大アマゾンの半魚人」、そして「ゴジラ」や「モスラ」など日本の怪獣映画などなど、さまざまな映画のパロディも満載。

ストーリーの方は、超~単純明快。
コテコテギャグのオンパレードで、かなり子供向けな作品となっております。
子供はこういった作品好きだろうなぁ(^-^)
上映中、客席のあっちこっちから、子供たちの笑い声が聞こえてきて、どこか微笑ましくなる☆

う~ん、しかし、これまでのドリームワークス作品を期待して鑑賞すると、かなり物足りなさを感じるかも(^-^;
全体的にかなり地味(>_<)
作品の対象年齢を下げたためか、内容が薄く、いまいち印象に残らない(>_<)
キャラクターたちが魅力に乏しいのも残念(>_<)

親子で観るにはかなりオススメ☆
でも、一般受けするかといったら、日本では苦戦しそうな予感(^-^;

「トランスフォーマー: リベンジ」観てきました♪

2009年06月22日 01時35分41秒 | 映画
☆「トランスフォーマー: リベンジ」
(原題:TRANSFORMERS: REVENGE OF THE FALLEN)
監督:マイケル・ベイ
出演:シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス、ジョシュ・デュアメル、タイリース・ギブソン、ジョン・タートゥーロ、ラモン・ロドリゲス、レイン・ウィルソン、イザベル・ルーカス、アメリカ・オリーヴォ、マシュー・マースデン、サマンサ・スミスン、グレン・モーシャワー、ケヴィン・ダン、ジュリー・ホワイト、ジャレブ・ドープレイズ、ジョン・ベンジャミン・ヒッキー


日本で生まれ、アメリカで大ヒット。
逆輸入された玩具&アニメ「トランスフォーマー」を実写映画化。
スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、マイケル・ベイ監督による、全世界で大ヒットした「トランスフォーマー」シリーズ第2弾。
地球を舞台に“トランスフォーム(変形)”する金属生命体・オートボット(善)とディセプティコン(悪)の壮絶な戦いを描いたSFロボット・アクション・ムービー。

戦いの渦中に巻き込まれ、人類のカギを握る青年サム・ウィトウィッキーを演じるのは「イーグル・アイ」、「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」、最近では路上喫煙、酒気帯び運転で逮捕などなど何かとお騒がせ、若手ハリウッドスターの王道をいくシャイア・ラブーフ。

サムの彼女ミカエラ・ベインズには「ホリデイ・イン・ザ・サン」、「トランスフォーマー」のミーガン・フォックス。
前作同様、本作でもお色気担当。
「これでもか!」というくらい、自慢の巨乳や脚を必要以上に強調し、惜しげもなく披露☆

NESTのメンバーとしてオートボットと共にディセプティコンと戦うウィリアム・レノックス少佐には「アイドルとデートする方法」、「トランスフォーマー」のジョシュ・デュアメル。

NESTのメンバーでレノックスの部下ロバート・エップス軍曹長ロバート・エップスには「トランスフォーマー」、「デス・レース」のタイリース・ギブソン。

前作で、サムやオートボットを目の仇にしていた元セクター7のエージェント・シーモア・シモンズには「ビッグ・リボウスキ」、「グッド・シェパード」のジョン・タートゥーロ。
セクター7が解散となったため失業、職を失い母親の経営する肉屋で働きながら、密かにエイリアン(トランスフォーマー)の調査を続けており、本作では、前作と打って変わって、サムやオートボットと協力し、共に戦うことに。
終盤には、仲間を叱咤激励したり男気を見せたりと、めちゃめちゃいい奴になって大活躍。

あ!エジプトの国境警備隊隊長役で「チャーリーとチョコレート工場」のディープ・ロイが。
あまりの突然な登場に、上映中、思わず「あ!ウンパルンパ!!!」と声を上げてしまいました(^-^;(笑)

その圧倒的なCG技術により、実写“トランスフォーム(変形)”を再現し、多くの観客の度肝を抜いた「トランスフォーマー」。

サムや両親、シモンズとレオの凸凹コンビなど、個性豊かな登場人物が織り成す人間模様はユーモアに溢れ笑いを誘う☆

前作に引き続き、

オプティマス・プライム(コンボイ司令官)、

バンブルビー(バンブル)、 アイアンハイド、ラチェット、

メガトロン、

スタースクリーム、スコルポノック(メガザラック)らお馴染みトランスフォーマーに加え、オートボット(サイバトロン)側は、サイドスワイプ(ランボル)、

アーシー(バイクにトランスフォームする女性型オートボット)ら三姉妹、

ザ・ツインズ(スキッズ&マッドフラップ)、ジョルト(ホットロウ)、

元ディセプティコンの老傭兵で、現在はサムたちと行動を共にするジェットファイア(スカイファイア)。
ディセプティコン(デストロン)側は、

サウンドウェーブ(上画像はアニメ版。左からスタースクリーム、メガトロン、サウンドウェーブ)。

サウンドウェーブの体内から放たれるラヴィッジ(ジャガー)←(玩具やアニメではカセットテープに変形)、

インセクティコン(昆虫部隊インセクトロン)、

アリス(人間に擬態するプリテンダー)、

デモリッシャー、サイドウェイズ、ウィーリー(玩具やアニメ版ではオートボット(サイバトロン)側ですが)、

コンストラクティコンズ・デバステーター(ビルドロン部隊・合体建設巨人兵デバスター)、

そして原題の副題となっているディセプティコンの親玉でメガトロンの師匠のザ・フォールンも登場(このフォールン、オールスパークにより生み出された原初のトランスフォーマー・古代プライム一族の1人(オプティマス・プライムは、その子孫)で、他のプライム達を裏切ってディセプティコンを創設。)

登場するトランスフォーマーの数、前作をはるかに上回る驚きの40体以上!
まぁ、そのほとんどは、イジェクターのような小型タイプなんですが(^-^;

中でも、1番楽しみだったのがコンストラクティコンズ・デバステーター(ビルドロン部隊・合体建設巨人兵デバスター)!
ついに合体戦士の登場ですよ(>_<)☆

アニメ版では輸送兵ロングハウル(ダンプ)、衛生兵グレン(クレーン車)、建築兵スクラッパー(ショベルドーザー)、偽装兵ミックスマスター(ミキサー車)、採掘兵スカベンジャー(ショベルカー)、破壊兵ボーンクラッシャー(ブルドーザー)の6体が合体!

巨大な合体合体建設巨人兵デバスターに。

しかし!!!劇中登場したのは何でも吸い込む巨大な食いしい坊モグラ(T-T)
ビルドロン部隊は映画版ではスカベンジャー、ランページ、ロングハウル(ロングホール)、ミックスマスター、オーバーロード、ハイタワー、スクラッパーの7体合体。

建設車から各々単体トランスフォームせず、合体シーンは巨大な胴体に吸収されていく。
ちょっと想像していたのと違ったなぁ(´Д`)

前作ではいまいち目立たなかったオプティマス・プライム(コンボイ司令官)が大活躍☆
バンブルビー(バンブル)もより人間くさくなっており、新キャラのザ・ツインズ(スキッズ&マッドフラップ)やウィーリーがまた面白い☆

アニメ版同様、任務に失敗しメガトロンにボコられるスタースクリームの姿も懐かしい(>_<)

数が増えた分だけ、それぞれのキャラクターの印象が薄くなっているのも残念なところ(>_<)
新キャラのほとんどは、ほんのわずかな登場のみで、前作に引き続き登場しているアイアンハイド、ラチェットにいたっては、背景と化しています(^-^;
相変わらず変形シーンや戦闘シーンは速過ぎて、トランスフォ-マーたちのデザイン、全くわかりません(^-^;
そもそも、アニメ版の原型を全くとどめていないので、誰が誰だか(^-^;(笑)

巨大なトランスフォーマー同士の戦闘シーンは前作以上に迫力満点!
テンポよくスピード感あふれるストーリーは、観る者を飽きさせず150分あっという間☆

内容は単純明快!
難しい事考えず、大人から子供まで楽しめること間違いなし(^-^)
これは大画面で観ることをオススメします♪

なんでも、前作ラストから今作の冒頭までの間のエピソードを描い「Alliance」、サイバトロンでの戦争勃発からオールスパークが外宇宙に消えるまでのエピソードを描いた「Defiance」がコミックス化されているとか。
是非読んでみたい(>_<)☆
そして、映画版の続編も製作が決定したとか。
これも楽しみ(^-^)♪

「チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ」観てきました♪

2009年06月18日 00時08分51秒 | 映画
☆「チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ」
(原題:CHANDNI CHOWK TO CHINA)
監督:ニキル・アドヴァーニー
出演:アクシャイ・クマール、ディーピカー・パードゥコーン、ミトゥン・チャクラバルティー、ランヴィール・ショウリー、ゴードン・リュウ、ロジャー・ユアン


インド・アメリカ合作、平凡なインド人青年が、ひょんなことから中国に渡り、村を支配する悪人と対決する姿を描いた、ボリウッド発のカンフー・アクション・コメディー。
主人公シドゥを演じるのは、インドのトップ・アクション・スター俳優アクシャイ・クマール。

幼い頃生き別れとなった父と妹を探すため中国を訪れるモデルのサキと、北条により女殺し屋として育てられた妹ミャオミャオの二役を演じるのは、インドを代表するスーパーモデルで人気女優のディーピカー・パードゥコーン。

サキはインド美人、ミャオミャオはアジアンチックな美女と、見事に演じ分け、ミャオミャオ時には華麗なアクションも披露。
あ、僕の好みはミャオミャオ♪

冷酷非道なギャング団のボス・北条には「少林寺三十六房」、「キル・ビル」シリーズのゴードン・リュウ(僕と同世代のカンフー映画ファンには(劉家輝)リュー・チャーフィの名前の方が馴染み深いかと)。
本作では、三節棍ではなく、シルクハット(「007ゴールド・フィンガー」に登場した殺し屋オッド・ジョブ(ハロルド坂田)が使用したツバの部分に刃がついているシルクハットの武器)を武器に、華麗な功夫アクションを見せてくれます☆

北条の襲撃にあい、生死不明となっていたサキとミャオミャオの父で刑事のチャンには「シャンハイ・ヌーン」、「バレット モンク」のロジャー・ユアン。

インドで大ヒット記録した、ボリウッド発の本格カンフー・アクション・コメディーが日本上陸。
笑いと涙、美女と恋に、脈絡のない歌とダンス、そして痛快アクションと、ボリウッド映画お馴染みのエンターテーメントがてんこ盛り☆
しつこいくらいにコテコテなギャグ、わかり易い複線、強引で力技な展開。
ストーリーはひじょ~に簡単で、難しい事考える必要一切ナシ。
全編、「七人の侍」、「007ゴールド・フィンガー」、「サボテン・ブラザーズ」などなどさまざまな作品のテーストが盛りだくさん。
そして、感心すべきは、ただの物マネではなく、しっかりと70年代、80年代のカンフー映画しているところ。

軟弱な主人公が悪と対決

敗北

大切な人死亡

猛特訓!

再び悪と対決

勝利!と、お決まりのカンフー映画の王道ストーリー。
その特訓シーンは古き良き時代のジャッキー映画を観ている様。
アクションも「ドラゴン・キングダム」などのジェット・リー出演作品に携わったディーディー・クーが指導しているため、かなり本格的。

万里の長城や紫禁城など中国の名所で繰り広げられる歌とダンスシーンは圧巻で観客を楽しませてくれる☆
サントラ欲しくなっちゃった(^-^)

しかし、155分という上映時間は長過ぎ(^-^;
ムダなシーンも多く、この内容なら90分ほどにまとまりそうなのに(^-^;
ボリウッド映画そのものが平均3時間前後の上映時間(舞台のように途中で休憩をはさむ)らしいので、仕方がないとは思うのですが(^-^;
なによりもテンポが悪いのが致命的、途中で飽きてしまう(^-^;
作品的には、十分楽しめますので、難しい事考えず、スカっとしたい時には良いかと(^-^)

「ターミネーター4」観てきました♪

2009年06月10日 00時38分20秒 | 映画
☆「ターミネーター4」
(原題:TERMINATOR SALVATION)
監督:マックG
出演:クリスチャン・ベイル、サム・ワーシントン、アントン・イェルチン、ムーン・ブラッドグッド、コモン、ブライス・ダラス・ハワード、ジェーン・アレクサンダー、ジェイダグレイス、ヘレナ・ボナム=カーター、マイケル・アイアンサイド、イヴァン・グヴェラ、クリス・ブラウニング、ドリアン・ヌコノ、ベス・ベイリー、ヴィクター・ホー、バスター・リーヴス、ケヴィン・ウィギンズ、グレッグ・セラーノ、ブルース・マッキントッシュ、トレヴァ・エチエンヌ


大人気SFアクション「ターミネーター」最新作。
監督は「チャーリーズ・エンジェル」シリーズのマックG。
人類抵抗軍の指導者ジョン・コナーを演じるのは「プレステージ」、「ダークナイト」のクリスチャン・ベイル。

脳と心臓以外すべて機械の体を持つ謎の男マーカス・ライトには「タップ・ドッグス」、「ジャスティス」のサム・ワーシントン。
事実上、今回の主役で、完全にクリスチャン・ベイルを喰ってます。

後にジョンの母サラ・コナーを助けるため過去へと送られ、彼の父となる若き日のカイル・リースには「チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室」、「スター・トレック」のアントン・イェルチン。

ジョンの妻ケイト・コナーには「ヴィレッジ」、「レディ・イン・ザ・ウォーター」のブライス・ダラス・ハワード。

抵抗軍の女戦士ブレア・ウィリアムズには「南極物語」、「ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」のムーン・ブラッドグッド。

サラ・コナーを演じたリンダ・ハミルトンは今回は声のみの出演。

「ターミネーター3」から6年、ファン待望のシリーズ第4作目となる本作。
前作「ターミネーター3」が駄作だったのと、TVシリーズ「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」がいまいちハマらず、それにシュワちゃん不在という事だったので、「どうなるのだろう?」と期待半分、不安半分で鑑賞したのですが、これが面白かった!
先日観た「スター・トレック」同様、作品の世界観やイメージを壊すことなく見事に新しい「ターミネーター」シリーズを作り出す事に成功☆

現代を舞台とするこれまでのシリーズと違い、本作の舞台となるのは2018年、“審判の日(ジャッジメント・デイ)”後の荒廃した世界。
本作では、T-600、T-700、T-800、戦車型T-100、マンハント用巨大ターミネーター・ハーヴェスター、マンハント輸送用母艦トランスポート、攻撃用戦艦ハンターキラー、水中ウミヘビ型ハイドロボット、バイク型モトターミネーターなどの多種多様さまざまなメカが登場。
そしてCG技術により、もうCMでもネタバレしちゃっていますが、お馴染みのBGMをバックにシュワちゃん(1作目の頃の若さで、登場時間は10数秒ですが)も全裸で復活というファンサービスも(←でもね、公開前にこのネタバレをCMで放送してしまうのはいかがなものか・・・(^-^;)。
バイク型モトターミネーターとの追走アクションはスピード感満点(この技術で、「マッド・マックス」をリメイクして欲しい)☆

これまでシュワちゃんが演じていたT-800(潜入型ターミネーター)誕生の秘密、「1」でカイルの回想で未来のジョンが登場するのですが、その時の顔の傷が何故ついたのかも判明したり、随所に「ターミネーター」シリーズへのオマージュが満載で、ファンにはたまらない(>_<)☆
「2」の主題歌であるGUNS N' ROSESの「YOU COULD BE MINE」が劇中使用されているのも、また嬉しい。

しかし、良いところばかりではないのが映画の面白いところ(^-^;
抵抗軍がいまいちショボかったり、スカイネット本拠地が意外と手薄だったり(マーカスが防衛をオフにしたという事もあるけど、あまりにも簡単に潜入、破壊出来過ぎ)、ターミネーターの登場が1体ずつだったり、捕らえたカイルをさっさと処刑せずにいたりと、突っ込みどころも満載!
なんでも新シリーズは全三部作だそうで。
物語は、いろいろな複線や謎を残し、次回へと続くのでした。
次回作が楽しみです(^-^)♪

あ、鑑賞前にシリーズを予習・復習して観る事をオススメ☆

「スター・トレック」観てきました♪

2009年06月05日 02時13分57秒 | 映画
☆「スター・トレック」
(原題:STAR TREK)
監督:J・J・エイブラムス
出演:クリス・パイン、ザカリー・クイント、エリック・バナ、ウィノナ・ライダー、ゾーイ・サルダナ、カール・アーバン、ブルース・グリーンウッド、ジョン・チョー、サイモン・ペッグ、アントン・イェルチン、ベン・クロス、レイチェル・ニコルズ、ディオラ・ベアード、クリフトン・コリンズ・Jr、レナード・ニモイ


大人気シリーズ「スター・トレック」劇場版最新作。
宇宙探索のために作られた最新艦USSエンタープライズ号に乗り込んだ若き日のジェームズ・T・カークとクルーたちの活躍を描いた壮大なSFスペース・オペラ。
監督は、「LOST」、「クローバー・フィールド/HAKAISHA」のJ.J.エイブラムス。

800人の命を救った伝説のキャプテンを父に持ち、その父を超えるため新型艦USSエンタープライズ号に乗り込むジェームズ・T・カークを演じるのは「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」、「プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング」のクリス・パイン。

バルカン人の父と人間の母を持ち、常に感情を抑え論理的な行動をとるエンタープライズ号の副キャプテン・スポック(Mr.スポック)にはTVドラマ「24 TWENTY FOUR (シーズン III)」、「HEROES/ヒーローズ」のサイラー役のザッカリー・クイント。

異種言語学者で、エンタープライズ号の通信士ウフーラ(日本TV放映時名はウラ)には「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」、「ターミナル」のゾーイ・サルダナ。

カークの良き友であるエンタープライズ号の軍医レナード・マッコイ(日本TV放映時名はDr.マッコイ)には「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、「ボーン・スプレマシー」のカール・アーバン。

ワープ技術を得意とするエンタープライズ号の機関主任モンゴメリー・スコット(日本TV放映時名はチャーリー)には「ショーン・オブ・ザ・デッド」、「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のサイモン・ペッグ。

ブリッジで最年少の士官でエンタープライズ号ナビゲーター、ロシア出身のパーヴェル・チェコフ(日本TV放映時名は同じ)には「アトランティスのこころ」、「ターミネーター4」のカイル・リース役のアントン・イェルチン。

アジア出身で武器や武道に優れ、エンタープライズ号操舵士スールー(日本TV放映時名はMr.カトウ)には「アメリカン・パイ」シリーズのジョン・チョー。

スポックと因縁を持ち、異形大型艦を操り、カークたちの前に立ちはだかるロミュラン人のネロには「ハルク」、「ミュンヘン」のエリック・バナ。

USSエンタープライズの初代キャプテンで、カークの良き理解者クリストファー・パイクには「13デイズ」、「デジャヴ」のブルース・グリーンウッド。

スポックの母アマンダ・グレイソンにはウィノナ・ライダー。

ネロと因縁を持ち、ロミュラン星消滅のカギを握る未来のスポックにはレナード・ニモイ。

1966年に放映が開始され、日本でも「宇宙大作戦」の邦題で放送。
その後、世代交代をしながら「新スタートレック(新宇宙大作戦)」、「スタートレック:ディープ・スペース・ナイン」、「スタートレック:ヴォイジャー」、「スタートレック:エンタープライズ」などシリーズ化、映画化され、今もなを世界中で多くのファン(トレッキー)から愛される人気シリーズ「スター・トレック」。
シリーズのファンであった父親の影響もあり、僕も大好きな作品でもあります(^-^)
2002年(日本公開は2003年)に公開された劇場版「ネメシス/S.T.X」から7年。
劇場版第11作目となる本作は、これまでのシリーズを踏まえつつ、斬新な設定で描かれておりながら、「スター・トレック」の世界観を壊す事無く、見事に新しい作品を誕生させるのに成功。
「スター・トレック・ZERO(ゼロ)」と言っても過言ではないかも(^-^)。

カークやMr.スポックを始め、若き日のお馴染みクルーたちたちの登場&ラストでの「宇宙、それは人類に残された最後の開拓地である・・・」のナレーション(TVシリーズではオープニング・ナレーション)には鳥肌もの☆

皆配属されたばかりの新兵なので、(気性が)荒かったり、無謀で無鉄砲だったり、(若さゆえの)直感や行動力があったり、感情を抑制するバルカン人のスポックが、怒りを露にしたり(地球人とのハーフであるため、まだ完全に感情を制御することができないというTV版初期の頃の設定を踏まえて)と、艦隊クルーとしては、まだ経験も未熟で成長過程であるという面も、新鮮☆
「スタートレック ジェネレーションズ」での新旧クルー競演も興奮しましたが、本作での新旧Mr.スポックの競演はめちゃめちゃ嬉しい(^-^)
ストーリーはわかり易く、ファンの方も、シリーズ知らない方も楽しめる(でも、知らない方は、あらかじめ人物相関を予習しておけば、より楽しめる事間違いなし)。
作品の方も、テンポよく進むスピード感ある展開で、観ている者を飽きさせない。
何よりも登場人物が若くなったせいか、作品にパワーを感じる(^-^)
CG&VFX技術の進歩により、エンタープライス号や異形大型艦などの宇宙船の数々は圧巻で、戦闘シーンは迫力満点☆
是非、大画面で観る事をオススメします(^-^)
いや~、ホント面白かった☆
これはシリーズ化して欲しいなぁ(^-^)

「ラスト・ブラッド」観てきました♪

2009年06月01日 00時43分05秒 | 映画
☆「ラスト・ブラッド」
(原題:BLOOD: THE LAST VAMPIRE)
監督:クリス・ナオン
出演:チョン・ジヒョン、アリソン・ミラー、小雪、リーアム・カニンガム、JJ・フェイルド、倉田保昭、コリン・サーモン、マイケル・バーン、マシエラ・ルーシャ、ラリー・ラム


プロダクションI.G製作のフルデジタルムービー「BLOOD THE LAST VAMPIRE」を香港・フランス合作で実写映画化。
過酷な運命を背負い、父の仇である“オニゲン”を倒すため、オニと闘う少女サヤを演じるのは「猟奇的な彼女」、「僕の彼女を紹介します」のチョン・ジヒョン。
チョン・ジヒョンは小夜そっくりで、結構ハマってました。
アクションシーンもサマになっており、カッコイイ(^-^)

オニの起源である“オニゲン”には小雪。
配役を見た時は、どうかと思ったのですが、妖艶でこれが意外とハマリ役。

サヤの育ての親であるカトウには倉田保昭。
アクションシーンはめちゃめちゃカッコイイ、流石☆

しかし、それ以外のキャストは少々魅力に欠け、どこか安っぽい(^-^;

セーラー服に、おさげの黒髪の少女が、日本刀を武器にヴァンパイアを切り裂いていくという、いかにもアニメファン好きしそうな本作。
かくいう僕も、「BLOOD THE LAST VAMPIRE」、その後TVアニメ化された「BLOOD+」と共に好きな作品でもあります。
ですので、期待が高まる半面、不安も(^-^;

アニメ版では小夜の敵は“翼手”(吸血鬼)ですが、本作ではオニに。
その時点で、「う~ん・・・」て感じ。
そもそも“オニゲン”ってネーミングはいかがなものか(^-^?(笑)
CGで描かれるオニのデザインもショボく、まるで宇宙人(グレイ)(´Д`)。
しかも2体しか出てこない(他はゾンビのような感じでワラワラ登場しますが、これまたショボイ・・・)(´Д`)。
正直、「仮面ライダー」や戦隊ものの特撮の方が出来はよいかと。
率直な感想は、日本の作品は日本人が撮るべきだと。
やっぱり、作品に対する思い、解釈がズレている気が。
ストーリーは説明不足な箇所が多く、観ている観客は少々戸惑うかと。
作品自体も全体的に荒く、安っぽさを感じてしまう。
なんか足りないものがいっぱいありすぎて、中途半端な印象が。
期待していただけに、ちょっと残念な作品でした(^-^;

「ザ・スピリット」試写会観てきました♪

2009年05月31日 01時58分25秒 | 映画
☆「ザ・スピリット」
(原題:THE SPIRIT)
監督:フランク・ミラー
出演:ガブリエル・マクト、サミュエル・L・ジャクソン、エヴァ・メンデス、スカーレット・ヨハンソン、ジェイミー・キング、サラ・ポールソン、ダン・ローリア、パス・ベガ、ルイス・ロンバルディ、スタナ・カティック、フランク・ミラー、エリック・バルフォー、ダニエル・ハバート、ジョニー・シモンズ、セイチェル・ガブリエル、マイケル・ミルホーン


アメコミの巨匠ウィル・アイズナーの傑作コミックを「シン・シティ」、「300 <スリーハンドレッド>」の原作者フランク・ミラーが監督、実写映画化。
驚異的身体能力と不死身の肉体を持つ謎のヒーロー“スピリット”を演じるのは「グッド・シェパード」、「恋とスフレと娘とわたし」のガブリエル・マクト。
このスピリット、強くて女性にモテモテのハードボイルド・・・なんですが、どこかヌケており、ズボンがずり落ち、パンツ丸見えで敵と闘い、観衆から笑われてしまう一面も(笑)

スピリットと同じく驚異的身体能力と不死身の肉体を持つ宿敵オクトパスにはサミュエル・L・ジャクソン。

最近アメコミづいているサミュエル・L・ジャクソン。
本作でもチョンマゲ結ったサムライ、ナチス将校、胡散臭い医者、マッドサイエンティストなどなど、数々のコスプレを披露。

スピリットの幼馴染で世界で暗躍する魅惑の宝石泥棒サンド・サレフには「トレーニング デイ」、「最後の恋のはじめ方」のエヴァ・メンデス。

オクトパスの側近シルケン・フロスにはスカーレット・ヨハンソン。

オクトパスの側近プラスター・オブ・パリスには「NOVO/ノボ」、「トーク・トゥ・ハー」のパス・ベガ。

スピリットの正体を知り、彼と共に犯罪に立ち向かうドーラン警察本部長には「張り込み」、「インデペンデンス・デイ」のダン・ローリア。

スピリットと恋仲で、彼のドクターでもあるドーラン警察本部長の娘エレンには「カーラの結婚宣言」、「ベティ・ペイジ」のサラ・ポールソン。

熱血女刑事モーゲンスターンには「ラブ・アペタイザー」、「007/慰めの報酬」のスタナ・カティック。

オクトパスの部下で、少々オツムの足りないクローン軍団フォボスには「アニマルマン」、TVドラマ「24 TWENTY FOUR」シリーズのルイス・ロンバルディ。

スピリットの夢に登場する死の天使ローレライには「バレット モンク」、「シン・シティ」のジェイミー・キング。

アメコミを原作とした本作。
しかし、「バットマン」や「スパイダーマン」などに比べると、日本では知名度も低く、知らない人の方が多いかと。
かくいう僕も、この作品知りませんでした(^-^;
ですので、全く予備知識なく鑑賞したのですが、これが意外と面白かった(^-^)
「シン・シティ」「300 <スリーハンドレッド>」同様、全編CGを駆使した映像と原色とゴシックカラーが入り混じったグラフィック・ノベル調の色彩は独特な世界観を作り出し、美しく妖艶な美女の数々、飛び交う弾丸&アクションは、まるでアメコミそのものを観ている様。
ダークな中にもブラックユーモア満載。
オクトパスがやられた後には、「ヤッターマン」の髑髏ならぬ、オクトパス型のきのこ雲(笑)
オクトバス一味の不条理な展開は結構舞台チックで、これは舞台化されたら面白いかも。
サミュエル・L・ジャクソン、エヴァ・メンデス、スカーレット・ヨハンソン、パス・ベガらの多彩なコスプレは圧巻!
皆ノリノリで演じており、観ている者を飽きさせない。
しかし、残念なのは主人公スピリットの魅力が乏しいこと。
それに、舞台となる世界観も町内レベルなため、ここ最近映画化されている他のアメコミ実写作品に比べると、内容もスケールもかなり地味に感じてしまうのは否めない。
「シン・シティ」のような大人向けな作品なようでいて、実はその域まで達していないのも、惜しいところ。
ヒットすればシリーズ化の予感。
僕は思いのほか楽しめたのですが、こういった作品は確実に好き嫌いが分かれるでしょうね。
特に日本では馴染みにくいかも(^-^;

「チョコレート・ファイター」観てきました♪

2009年05月27日 00時19分19秒 | 映画
☆「チョコレート・ファイター」
(原題:CHOCOLATE)
監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
出演:ジージャー、阿部寛、ポンパット・ワチラバンジョン、アマラー・シリポン、イム・スジョン、タポン・ポップワンディー


自閉症の少女が、病に倒れた母を救うため、マフィアに立ち向かうリアルファイト・スーパー・アクション・ムービー。
監督は「マッハ!」、「トム・ヤム・クン!」のプラッチャヤー・ピンゲーオ。
今ここに、映画史上“最強(最凶)”のヒロイン誕生!
チョコレートとアクション映画が大好きで、ハエが大嫌いな驚異的な反射神経と身体能力を持つ自閉症少女ゼンを演じるのは、ジージャー。
このジージャーが、めちゃめちゃ強くてカッコイイ(>_<)☆
幼い頃よりテコンドーを学んでいた彼女は、「七人のマッハ!!!!!!!」のオーディションで映画スタッフに見出され、4年間の過酷な訓練の末、本作に臨んだそうで。
見た目はキュートな女の子。
しかし、その華奢な体から繰り出される技の数々は、ブルース・リー、ジェット・リーのごとく目にもとまらぬスピードで迫力満点!
彼女が大男たちを次から次へと倒していく姿は、もう、惚れ惚れするばかり☆
劇中、彼女がブルース・リーを真似たり、相手の技を瞬時にコピーする姿は、北斗神拳の水影心(一度でも戦ったり見たりした相手の技を習得する奥義)を彷彿。

ゼンの父で日本人ヤクザ・マサシには阿部寛。
海外映画にありがちな、ゲスト的な扱いなのかと思いきや、登場シーンも多く、日本刀を使用したアクションシーンを披露。
これがまたカッコイイ(>_<)☆

ゼンの母ジンにはタイの人気歌手アマラー・シリポン。

CGやワイヤーアクションを使用せず、“己の肉体のみ”を駆使したアクションで、観客の度肝を抜いたタイ産アクション映画。
いや~~~凄い!
何が凄いって、やっぱりアクションシーンが圧巻!
ムエタイ、カンフー、テコンドウ、棒術、日本刀などなど全編、とても人間業とは思えない超人的アクションシーンの連続で息をつくヒマもなし。
ジャッキー映画も真っ青、あれ、絶対当たっているでしょ(^-^;?
もう、観ているこちらが痛くなるほどリアル(^-^;
エンドロールで、メイキング映像が流れるのですが、ヒロインのジージャーをはじめケガ人続出。
そりゃ、ケガしない方がおかしいわな(^-^;(笑)

敵も個性的で、荒くれ男に、女格闘家、トリッキーな強敵、そしてタイならではの
オカマ軍団の登場に観ている者を飽きさせない。
そして、何よりも皆しぶとい(^-^;(笑)
どんなにボコボコに殴られても、拳銃で撃たれても、日本刀で切られても、高い所から落下しても、なかなか死なず、ゾンビのごとく蘇る(笑)
残念なのが、アクションに力を入れ過ぎ、作品の約8割がアクションシーンなため、人間ドラマが薄く、内容がほとんどないこと(^-^;
そのため、ラストの感動も弱く、泣けるはずのシーンなのに、いまいち泣けず。
雑で、説明不足な場面が多く、何よりも暗く重い(^-^;
もう少し、明るい話の方が僕の好みかな(^-^;
しかし、ジージャーのアクションは観る価値アリ☆
難しい事考えずにスカっとしたい時には最適かと(^-^)

「天使と悪魔」観てきました♪

2009年05月20日 00時07分47秒 | 映画
☆「天使と悪魔」
(原題:ANGELS & DEMONS)
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス、アイェレット・ゾラー、ユアン・マクレガー、ステラン・スカルスガルド、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、ニコライ・リー・コス、アーミン・ミューラー=スタール、トゥーレ・リントハート、デヴィッド・パスクエジ、コジモ・ファスコ、マーク・フィオリーニ


ダン・ブラウンの同名小説を映画化。
監督は前作「ダ・ヴィンチ・コード」につづきロン・ハワード。
事件の真相に迫る宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授を演じるのはトム・ハンクス。

ラングドン教授と共に事件究明にのりだす科学者ヴィットリア・ヴェトラには「ミュンヘン」、「バンテージ・ポイント」のアイェレット・ゾラー。

前教皇侍従カメルレンゴにはユアン・マクレガー。

衛兵隊隊長リヒターには「ダンサー・イン・ザ・ダーク」、「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」のステラン・スカルスガルド。

“ともだち”誕生???(笑)
この「天使と悪魔」、原作では「ダ・ヴィンチ・コード」前のエピソードに位置するのですが、映画版では時系列を大幅に変更、「ダ・ヴィンチ・コード」後の話に。
内容の方も前作と違い、アクションサスペンス色が強く派手な印象。
そのため、謎解きのわくわくどきどき感が薄れ、かなり大味な作品となっており、どうも作品に入り込めなかったなぁ(^-^;
事件の黒幕も、演技がわかり易過ぎで、出てきたとたんにバレバレ(^-^;
好きな俳優だっただけにちょっとガッカリ(^-^;
ラストの“ともだち”誕生にはドン引き、ヘリのシーンは、もう笑いをこらえるのに必死(笑)

ガリレオの暗号解読、秘密結社、ローマの地下のカタコンベ(地下墓所)など、僕好みのネタ満載なので、飽きることはなかったのですが、いまいち盛り上がりに欠けるのは何故だろう?
期待が大きかっただけに少々残念な作品でした(^-^;

あ、どうでもよい話ですが、ジャンプ世代は“コンクラーベ”と聞くと「男塾」の「根比べ(コンクラーベ)」(民明書房)を思い出す方も多いかと(笑)

「バーン・アフター・リーディング」観てきました♪

2009年05月06日 01時18分26秒 | 映画
☆「バーン・アフター・リーディング」
(原題:BURN AFTER READING)
監督:イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン
出演:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジョン・マルコヴィッチ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン、エリザベス・マーヴェル、リチャード・ジェンキンス、J・K・シモンズ、デヴィッド・ラッシュ、オレク・クルパ、マイケル・カントリーマン、ダーモット・マローニー、クレア・デインズ


「ファーゴ」「ノーカントリー」のコーエン兄弟監督によるクライム・コメディー。
出会い系サイトで不倫にいそしむ財務省連邦保安官ハリー・ファラーを演じるのはジョージ・クルーニー。

ひょんなことからCIAの機密情報が書き込まれたCD-ROMを手に入れ、大金を手にしよう計画する、おバカなスポーツジム職員チャド・フェルドハイマーにはブラッド・ピット。

CIAを解雇され、暴露本の自伝を執筆するオズボーン・コックスにはジョン・マルコヴィッチ。

全身整形費用欲しさに、チャドと共に犯行におよぶ出会い系サイト中毒のスポーツジム職員リンダ・リツキには「ファーゴ」、「あの頃ペニー・レインと」のフランシス・マクドーマンド。

オズボーンの妻で、ハリーと不倫中で離婚計画を進めるケイティには「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のティルダ・スウィントン。

チャドとリンダの上司で、リンダに好意をよせるテッドには「ザ・コア」、「キングダム/見えざる敵」のリチャード・ジェンキンス。

1枚のCD-ROMが、さまざまな人々をとんでもない運命に導く騒動を描いた本作。
個性豊かな出演陣によるリアルな演技、テンポよく進むストーリーと、予測不能な展開は観ている者を作品に引き込み、さすがコーエン兄弟といった感じ。
全編にちりばめられたブラックな笑いが、バカバカしくも、また心地よい。
とにかく登場人物が全ておバカ(笑)
ジョージ・クルーニー演じるハリーが自宅地下室でせっせと製作した電動式バ○ブ付きのディルドイス。
それを見たリンダは、ドン引きすどころか、「まぁ、素敵♪」と興奮するシーンは、バカ過ぎて苦笑してしまう(笑)

しかし、ラストがいただけない(>_<)
後半、チャドのまさかな運命、怒涛の如く押し寄せる不幸の連鎖に、「いったいどんな結末になるのだろう?」と否が応にも引き込まれるも、時間が足りなくなったのか、CIA職員が3分ほどの説明台詞を語り終了。
このラストには拍子抜け。
すごく中途半端な作品という印象に。
それまでが面白かっただけに、残念(>_<)

「チェイサー」観てきました♪

2009年05月04日 01時17分31秒 | 映画
☆「チェイサー」
(原題:추 격 자  THE CHASER)
監督:ナ・ホンジン
出演:キム・ユンソク、ハ・ジョンウ、ソ・ヨンヒ、キム・ユジョン、チョン・インギ、チェ・ジョンウ


2003年、10ヶ月に21人(自供では30人以上)を殺害した疑いで逮捕された、韓国で“殺人機械”と言われた連続殺人鬼ユ・ヨンチョルの事件を基に、これが長編初となるナ・ホンジンが監督、映画化。
連続殺人鬼と、元刑事の壮絶な追走劇を描いたクライム・サスペンス。
違法バイトがバレて、ソウル機動捜査隊をクビになったデリヘル経営者ジュンホを演じるのは「タチャ イカサマ師」、「ヨコヅナ・マドンナ」のキム・ユンソク。

連続殺人鬼ヨンミンには「許されざるもの」、「ブレス」のハ・ジョンウ。

事件に巻き込まれる子持ちのデリヘル嬢ミジンには「連理の枝」、「西洋骨董洋菓子店 アンティーク」のソ・ヨンヒ。

韓国映画で実在の殺人事件を基にした作品といえば、「華城連続殺人事件」を基にしたソン・ガンホ主演の「殺人の追憶」を思い出す。
今までにない緊迫した内容と独特な空気感に衝撃を覚え、たちまち韓国映画の虜に。

同じく韓国で起きた「ユ・ヨンチョル事件」を題材とした本作。
韓国で観客動員500万人突破する大ヒットとなり、韓国アカデミー賞主要6部門受賞。
日本でも報道されたこの事件。
資産家や風俗嬢を次々と殺害、バラバラにし山中に埋め、時にはその人肉を食べていた連続殺人鬼ユ・ヨンチョル。
当時、韓国では事件の衝撃はもとより、警察の捜査ミスや、ユ・ヨンチョルに罵声を浴びせた遺族が、逆に警官に暴行を受けた映像が報道されり、ユ・ヨンチョルのファンクラブが出来たり、崇拝する者が出てきたりと、現在韓国の抱える社会的問題が浮き彫りに。
2006年に死刑が確定するも、死刑廃止を掲げる政府の反対を受け、現在も服役中。

全編、緊張感&恐怖感に満ちており、ハラハラドキドキしっぱなし。
あまりの緊迫感に、最初から最後まで、体中力が入りまくりで鑑賞(笑)
かなり見応えある作品となっております。
この作品には、映画にありがちな有名な観光地や綺麗な景色などは一切登場しない。
舞台となるのは韓国住宅街。
小高い丘に密集する住宅の間に見える、無数の教会の十字架が印象的。
迷路のように入り組んだ路地では、ジュンホとヨンミンの追走激がスピーディーに展開。
「太陽にほえろ」のごとく、とにかく走る(笑)
主人公のジュンホは、元刑事といっても、決して優秀だったわけでもなく、どちらかというとダメ人間。
金の事しか考えておらず、自分の下で働くデリヘル嬢への思いやりもなし。
何かというとすぐボヤく。
そんなジュンホが、ミジンの幼い娘ウンジと出会い、行動を共にするうちに、ウジンの母への想いを受け、自分がミジンを強引に仕事に向かわせた罪悪感と、今まで抱いたことがない父性本能が目覚め始める。
そして、ミジンの命を救いたいという気持ちと、犯人への怒りが、彼を容疑者を追う(元)刑事へと変えていく。
もう前半と後半では、顔が全く違うんですよね。
執念でヨンミンを追い詰める姿は、鬼気迫るものがありカッコイイ(>_<)☆

連続殺人鬼ヨンミンは、一見どこにでもいる好青年で、とても殺人を犯すようには思えない。
しかし、その手口は冷酷残酷で、被害者を縛り監禁し、ノミとハンマーで頭を殴打。
その後、バラバラにし、庭に埋める。
そんな冷酷な犯人ヨンミンをハ・ジョンウが見事に演じております。
無表情で淡々と語り、警察を翻弄する姿は、もう憎たらしいったらありゃしない。
このヨンミンが悪ければ悪いほど、ジュホンに追い詰められてていく姿は、爽快感を覚える。

ラストは何とも言えぬ切ない気持ちに。
ジュンホの携帯に残されたミジンのメッセージが心に刺さる(>_<)

なんでもレオナルド・ディカプリオによるハリウッド版リメイクも決定しているとか。
現在のハリウッドって、ホント、ネタ不足なんだろうなぁ。
この作品の緊張感や独特の空気感は、“アジア(韓国)”だからこそ出せるものであって、欧米ではかなり大味で薄っぺらい作品になりそうな予感が(^-^;

「REPO!レポ」観てきました♪

2009年04月25日 00時12分54秒 | 映画
☆「REPO! レポ」
(原題:REPO! THE GENETIC OPERA)
監督:ダーレン・リン・バウズマン
出演:アレクサ・ヴェガ、アンソニー・スチュワート・ヘッド、サラ・ブライトマン、パリス・ヒルトン、オウガー、テランス・ズダニッチ、ポール・ソルヴィノ、サラ・パワー、ビル・モーズリイ


ダーレン・スミスとテランス・ズダニッチのミュージカル舞台劇を「ソウ」シリーズのダーレン・リン・バウズマンが監督、映画化。
奇病が蔓延する世界を舞台に、難病のため生まれてから外界にでたことがない少女が体験する出来事を描いた近未来ゴシック・ロックミュージカル。
音楽プロデューサーとして“X JAPAN”のYOSHIKIが参加。
難病に苦しむ少女シャイロ・ウォレスを演じるのは「ディープエンド・オブ・オーシャン」、「スパイキッズ」シリーズのアレクサ・ヴェガ。
カルメン、大きくなったねぇ(>_<)☆
劇中ではスキンヘッド姿も披露。

医者でありながら、合法的暗殺者“レポマン”としての裏の顔を持つ、シャイロの父・ネイサン・ウォレスには「チャタレイ夫人の恋人」、「タロットカード殺人事件」のアンソニー・スチュワート・ヘッド。
この人の歌声は、どことなくデヴィッド・ボウイに似てるような(語尾がうねるところとか)。

ジーン社の社長ロッティ・ラルゴには「グッドフェローズ」、「ロミオ&ジュリエット」のポール・ソルヴィノ。

美容整形手術中毒のラルゴ家長女アンバー・スウィートには、お騒がせ娘パリス・ヒルトン。
最初は何故パリス?と思ったのですが、これと言って演技力も歌唱力も必要としていないので、このアンバーというビッチな役柄にはピッタリ(まぁ、別にパリスじゃなくても誰が演じてもよいのでは?という感じなんですが(^-^;(笑))。

シャイロを妊娠中に死亡した彼女の母マーニの親友だったブラインド・マグにはソプラノ歌手サラ・ブライトマン。

“案内人”には本作の共同制作者であり脚本家でもあるテランス・ズダニッチ本人が出演。
 
予告を観た時から、観たい観たいと思っていたのですが、なかなか行く時間がなく、気づいたら本日24日が上映最終日になっていて、慌てて渋谷シネマライズへ☆
ダークでグロ、近未来のゴシック世界が描かれる本作は、僕が苦手とする“ミュージカル”。
「ドリームガールズ」により、以前に比べると“ミュージカル”への苦手意識も大分緩和されているのですが果たしてどうかな?と不安を抱きつつ鑑賞。
オープニング、CGを駆使した「ブレードランナー」を彷彿させる近未来な映像美と豪華な衣装の数々、ゴシック調の色彩でダークでアメコミチックな世界観はまさに僕好み☆
テンポよくスピード感あるストーリー展開に、個性豊かなキャラクターとロックなサウンドが作品を盛り上げる。
そして何よりもグロいのが素敵(>_<)♪
レポマンのターゲットとなった被害者が生きたまま切り刻まれ腹から内臓を引きずりされたり、腐った死体からエキスを抜き取ったり、整形したてのアンバーの顔の皮膚が剥がれ落ちたり、ブラインド・マグは自らの目をえぐったりと、グロ苦手な方が見たら目を覆いたくなるようなシーンが満載☆
そりゃ、R-15のはずだわ(^-^;(笑)

“ミュージカル”だけあり全編“歌”で構成され、セリフはほんのわずか。
残念なことに、その全編“歌”というのが僕には合わなかったなぁ(^-^;
確かに歌は上手いのだけれど、感情が伝わってこないんですよね(^-^;
これ、普通にセリフ劇で観たかったなぁ(^-^;(“ミュージカル”なんだから、それを言っちゃぁ、元も子もないんだけどね・・・)。
そのため、全体的に98分間の長いPVを観ている印象に。
ともあれ、この作品の世界観は大好き、モロハマり☆
これは大画面で観ることが出来て良かった(^-^)