りんたろうのきときと日記

好きな事だけ只々綴る

「デイ・ウォッチ」試写会観てきました♪

2008年02月09日 02時06分12秒 | 映画
☆「デイ・ウォッチ」
監督:ティムール・ベクマンベトフ
出演:コンスタンチン・ハベンスキー、マリア・ポロシナ、ウラジミール・メニショフ、ガリーナ・チューニナ、ヴィクトル・ヴェルズビツキー、ジャンナ・フリスケ、ディマ・マルティノフ、ワレーリー・ゾルツキン、アレクセイ・チャドフ


2004年に公開され、本国ロシアで歴代興行収入記録を塗り替えた「ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR」の続編、三部作の第二弾。
「ナイト・ウォッチ」もそうでしたが、今作「デイ・ウォッチ」も難解で一回観ただけではわかりにくい(^-^;
前作観てない方にはなんのことだかさっぱりわからないかも(^-^;
前半はストーリーもスピード感あり、「ナイト・ウォッチ」を凌ぐVFXやアクションで期待も高まります。
ロシアの歌手ジャンナ・フリスケ演じるデイ・ウォッチのアリサが運転する車がホテルの側面を爆走するシーンは圧巻。
しかし中盤は「転校生」のような展開となり、後半は失速(>_<)
今回はバンパイアや狼男などはほとんど登場せず、超能力合戦。
光と闇の全面戦争もなんだか労働組合のデモのようで少々拍子抜け。
結局、世界崩壊を目論む闇の異種は何がしたかったんだろう(?-?)?
世界を救うのがチョーク(見た目もそのまま)っていうのもどうなんでしょう(^-^;
三部作ということで、第三弾「ダスク・ウォッチ」が控えているそうですが、さらに「ファイナル・ウォッチ」が増え四部作になるそうですね。
でも今作を観たかぎり、「デイ・ウォッチ」でしっかり完結しちゃっている感じが(^-^;
今後のどのような展開になるのか楽しみです☆

「アメリカン・ギャングスター」観てきました♪

2008年02月03日 00時04分42秒 | 映画
☆「アメリカン・ギャングスター」
監督:リドリー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ、キューバ・グッディング・Jr、ジョシュ・ブローリン、キウェテル・イジョフォー、カーラ・グギーノ、RZA、ジョン・オーティス


リドリー・スコット監督による1970年代のニューヨークのハーレムを舞台に実在したギャング・フランク・ルーカスと彼を追い詰める刑事リッチー・ロバーツの姿を描いた犯罪サスペンス。
麻薬王フランク・ルーカスを演じるのはデンゼル・ワシントン。
「トレーニング・デイ」での悪役っぷりは凄かったのですが、今作ではどちらかというとインテリヤクザといった感じ。

フランクを追い詰める刑事リッチー・ロバーツにはラッセル・クロウ。
ちなみにモデルとなったルーカスとリッチーは現在も健在との事。

ニューヨーク市警の汚職刑事トルーポには「グーニーズ」のブランド、「プラネット・テラー in グラインドハウス」のジョシュ・ブローリン。

マフィアを描いた映画というと真っ先に「ゴッドファーザー」を思い出すのですが、それに比べるとこちらはちょっと地味(^-^;
デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウのオスカー俳優対決ということなんですが、2人の競演シーンはラストだけなんで、どこか物足りなさも。。
しかし、そこはリドリー・スコット、テンポよく進むストーリーとリアルな演技に引き込まれ、157分という長時間にもかかわらず、飽きることなく観る事ができ、70年代風の音楽も物語を盛り上げてくれます。
エンドロール後にほんの2、3秒のオマケが。
あれはどんな意味だったのでしょう(^-^;?
こういったジャンルの作品は好き嫌いがわかれるでしょうね。
どちらかというと男性向けの映画といった感じでした。

「陰日向に咲く」観てきました♪

2008年02月02日 15時15分31秒 | 映画
☆「陰日向に咲く」
監督:平川雄一朗
出演:岡田准一、宮崎あおい、西田敏行、緒川たまき、三浦友和、塚本高史、伊藤淳史、平山あや

東京には大型台風12号が接近していたある夏の日。
パチンコにはまり借金を繰り返すバス運転手のシンヤはサラ金の回収屋に終われる日々。
ギャンブルはもうしないと誓ったものの、どうしてもパチンコがやめられず、今日もまたボロ負け。
そんなある日、シンヤはストリップ劇場の前で母の日記に記されていた初恋相手を探している寿子と出会う。
彼女の母・鳴子は、若かりし頃、浅草のストリップ劇場でゴールデン雷太・鳴子として漫才をしていた。
シンヤは寿子の雷太探しを手伝う事に。
家に帰ったシンヤを待っていたのはサラ金の回収屋。
サラ金のブラックリストに名前が載り、貸してくれる業者はなくなった彼は、回収屋に脅され“オレオレ詐欺”に手を染める。
しかし、電話に出た老婆がシンヤを自分の息子と思い込んで話し始め、二人の間に奇妙な交流が始まる。
サラリーマンのリュウタロウは出勤途中に見た浮浪者に感銘を受け、全てを捨てて浮浪者になる事を決意する。
秋葉原のマンガ喫茶で働くゆうすけはアキバ系アイドル・武田みやこ、通称“みゃ~こ”に夢中で仲間3人と“みゃ~こ”の熱烈なオッカケをしている。
しかし、“みゃ~こ”はあまりにも人気がなく、イベントでは客はゆうすけたち3人だけ。
そんなある日ついに“みゃ~こ”にテレビの仕事が舞い込む。


劇団ひとり原作の同名小説を映画化。
パチンコにハマリ借金まみれの青年・シンヤを演じるのはV6の岡田准一。
母の初恋相手を探す鳴子には宮崎あおい。
今回は母・寿子と二役を演じています。
これが顔ちっちゃくて可愛い(>_<)♪
輝いています☆
その寿子の初恋相手、売れない芸人・雷太には伊藤淳史。
雷太が憧れるストリッパー・ジュピターさんには緒川たまき。
ホームレスのモーゼには西田敏行。
そのモーゼに出会ったことで自らもホームレスになろうとするサラリーマン・リュウタロウには三浦友和。
僕はこのホームレスのクダリが好きではなくて。
西田敏行にしてもホームレスを演じている俳優陣が、どうしてもウソくさくて(^-^;
新宿のど真ん中で花火があがるシーンはドン引き。

売れないアイドル“みゃ~こ”を演じるのは平山あや。
そのオッカケのオタク・ゆうすけには塚本高史。

東京に暮らす“どこか日の当たらない”9人がおりなす群像劇。
それぞれ違うエピソードが、終盤1つに繋がっていくというやつなんですが、少々強引過ぎで、いまいち入り込めないのが勿体無い(>_<)
僕は原作未読なので、そこそこ楽しめましたが、原作読んだ方たちには不評みたいですね。
中盤はダレダレで睡魔との闘い。
そもそも上映時間が長すぎ(>_<)
90分くらいにまとめられそうなのに、129分。
中盤はダレダレで睡魔との闘い。
正直、劇場映画よりTVのスペシャルドラマ向きなのでは?
「さぁ、泣いてください!泣けるでしょ!?泣け!」って感じの強引さも鼻につく。
でも、まんまと制作者側の策略にハマってしまった僕・・・(^-^;
泣きましたね~(>_<)
みゃ~ことゆうすけのエピソードは1番好きです。
シンヤを演じる岡田准一は原作ファンには不評みたいですが、僕は良かったなぁ。
老女の家でのシーンとラストの父とのシーンは涙がとまらなかった。
思わず実家の両親に電話しそうに(^-^;
「演技で人の心を動かす」ことのできる俳優ってすごいなと改めて思いました(^-^)

「 ビー・ムービー」観てきました♪

2008年01月27日 20時07分24秒 | 映画
☆「ビー・ムービー」
監督:スティーヴ・ヒックナー、サイモン・J・スミス
出演(声):ジェリー・サインフェルド、レイ・リオッタ、マシュー・ブロデリック、レニー・ゼルウィガー、ジョン・グッドマン、クリス・ロック、キャシー・ベイツ、オプラ・ウィンフリー、スティング


先日の試写会が上映3分で中止となった「ビー・ムービー」が公開となったので観賞。
最近のCGアニメはほとんどが吹き替え版の上映となり、字幕版を公開している劇場は都内でも1、2館という少なさ。
試写会は吹き替え版で、どうしても字幕版が観たかったため有楽町へ。

「シュレック」シリーズのドリームワークス制作のフルCGアニメ。

主人公バリーの声を演じるのは「サタデー・ナイト・ライブ」などのスタンダップコメディアンのジェリー・サインフェルド。
今作では脚本も担当しています。
バリーと友情を育む人間のヴァネッサには「ブリジット・ジョーンズの日記」のレニー・ゼルウィガー。
バリーの幼馴染のハチ・アダムには「GODZILLA ゴジラ」のマシュー・ブロデリック。
蚊のシカッチには「リーサル・ウェポン4」、「マダガスカル」のクリス・ロック。
裁判でバリーと対決する蜂蜜業者モンゴメリーには「フリントストーン/モダン石器時代」、「モンスターズ・インク」のジョン・グッドマン。
その他、レイ・リオッタが本人役で「レイ・リオッタ印のハチミツ」メーカーの代表としてハチミツの横領の罪で、スティングも本人役で名前(芸名)の「スティング(sting=ハチが刺す)」がハチ語の無断使用の罪を問われています(笑)

主人公バリーが花粉レンジャーと共にニューヨークの空を飛びまわるシーンはスピード感あり迫力満天(^-^)
巣の中を移動するたくさんの車や、羽音の効果音はまるで「スター・ウォーズ」を観ている様。
バリーが蚊のヒッチハイカー・シカッチと出会うシーンと中国のパクリ遊園地にいるようなクマのプーが登場するシーンは爆笑(^-^)

前半はテンポよく、これからどんな物語が展開するのだろうと期待だ高まります。
でも後半、裁判のシーンからはテンポも悪くなり、少々飽き気味に(^-^;
無理やり社会派問題の内容に持っていった感じ。
客層ターゲットも大人なのか子供なのかもわからず、訴えたいメッセージもブラックユーモアもどこか中途半端(^-^;
同じ虫の物語、「バグズ・ライフ」や「アンツ」に比べると少々面白さに掛けるかも(^-^;

「テラビシアにかける橋」試写会観てきました♪

2008年01月22日 03時29分23秒 | 映画
☆「テラビシアにかける橋」
監督:ガボア・クスポ
出演:ジョシュ・ハッチャーソン、アンナソフィア・ロブ、ズーイー・デシャネル、ロバート・パトリック、ベイリー・マディソン、ケイト・バトラー、デヴォン・ウッド、エマ・フェントン


国際アンデルセン賞を受賞したキャサリン・パターソンの同名ベストセラー児童小説の映画化。
この原作、僕は未読でそんなに有名だとは知らなかったのですが、アメリカでは学校の授業でも扱われているそうですね(^-^;

空想する事だけが唯一の楽しみな主人公・ジェスを演じるのは「ザスーラ」のジョシュ・ハッチャーソン。

ジェスとは対照的で自由で活発な少女レスリーには「チャーリーとチョコレート工場」のバイオレット(常にガムを噛み、ラストは真っ青のゴム状の体になってしまった少女)、「リーピング」(イナゴ少女)のアンナソフィア・ロブ。
ブロンドの髪が眩しく、キュート(>_<)♪
田舎学校に転校してきた都会的な少女って感じで輝ってます☆
にしても、身体細ッ(^-^;

無骨で寡黙なジェスの父親ジャックには「ターミネーター2」のロバート・パトリック。
寡黙で子供たちと接するのがヘタで、現実にもよくいそうな父親をリアルに演じています。
ラスト近くでのジェスとのシーンは涙(>_<)

登場人物も個性的で、ジェスのクラスのいじめっ子や、まるでジャイアンのような上級生ジャニス(女の子)など、いかにもアメリカのドラマの「いじめっ子」って感じでわかりやすい(笑)
中でもジェスの妹で小学1年生のメイベルは秀逸。
演じるのはベイリー・マディソン。
完全に主役2人を食ってます(^-^;

宣伝などでは「ナルニア国物語」などのようにCGバリバリのファンタジー作品なのかと思っていたのですが、空想シーンはほんのわずか。
CG満載のファンタジーを期待して観ると肩透かしをくらうかもしれません。
「パンズ・ラビリンス」や「ローズ・イン・タイドランド」のようなダークさもなく、少年と少女の友情と心の成長をリアルに描いています。

どこか懐かしく、子供の頃の思い出が蘇る。
今の子供たちは知りませんが、僕が幼い頃はよく友達と羽根木公園に秘密基地を作ったり、近所の六所神社やお寺に忍び込み探検したり。
子供の想像力って凄いですよね。
僕もその頃は本当に怪物がいるような気がしていました(^-^;(笑)

題名となっている「テラビシア」とは、「ナルニア国物語」シリーズに登場する島名「テレビンシア」から命名されたそうです。
「橋」は?と思っていたらその理由はラストで納得(^-^)

後半はもう感動、涙、涙(>_<)
こんな時、劇場だと思い切り泣けないのが歯痒い(>_<)
2人を襲う悲劇の展開が唐突で、少々あっさりしているような感じがしますが、「さぁ、どうぞ皆様泣いてください!」って強引さや押し付けがないので、僕は好きだなぁ(^-^)
観てよかったと思える作品でした☆

「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」観てきました♪

2008年01月20日 01時23分59秒 | 映画
☆「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」
監督:北村拓司
出演:市原隼人、関めぐみ、浅利陽介、三浦春馬、野波麻帆、板尾創路、堀井茶渡、坂田直貴、佐藤佐吉、木口亜矢、村田綾子、田中萌、大久保綾乃

家族と離れ寮生活をする高校生・山本陽介は親友の能登がバイク事故で亡くなってからというもの、自分の人生に漠然とした不安を感じていた。
自分と正反対の能登に憧れとコンプレックスを持つ陽介は、「自分も何かしなくては」と思いながらも何をしてよいのかわからず、ダラダラと悶々とした生活を送っていたある日の夕方、公園で佇む制服姿の美少女を見かける。
気になりその少女に声をかけたその瞬間、 突然爆音でうなるチェーンソーを持った大男が空から降ってきた。
驚く陽介を尻目にナイフを投げてチェーンソー男と戦い始めた少女。
彼女の名前は雪崎絵理。
チェーンソーを振り回す不死身のバケモノと、夜な夜な闘っているという。
何故戦うのか?
あのチェーンソー男は何者なのか?
訳の分からない陽介だったが、自分のやるべき事を見出すため、絵理と共に戦う事を決意する。


初日だというのに場内はガラガラ・・・。
滝本竜彦原作の角川ライトノベル小説を映画化した青春アクションドラマ。

自分の価値を見出せず、不安と苛立ちを抱えながら高校生活送る主人公・山本陽介を演じるのは市原隼人。
チェーンソー男と戦う謎の美少女・雪崎絵理には関めぐみ。

青春期に誰もが感じる不安や苛立ち、悲しみやトラウマなどを具現化したのが「チェーンソー男」。
自分自身との戦いとでもいいましょうか、その「チェーンソー男」を倒すことによって未来を見出す。
この作品、僕が10代~20代前半に観ていたらもっと楽しめたんだろうなぁ(^-^;
客層ターゲットを10代にしているからかもしれないけど、なんかすごく青臭い映画だなぁと。
「逃げちゃダメだ」というのがウザイくらいに多いのも鼻につく(^-^;
僕は10代よりも、年とった今の方が不安が多いよ(^-^;
原作がライトノベルだけあって、内容はアニメチック。
制服を着た美少女が謎の怪人と戦う、主人公の住む寮母は若くて美人なお姉さん・・・もう王道です。
CGとワイヤー・アクションを駆使したアクションシーンはスピード感あり迫力ありました。
先日観た「魁!!男塾」もこれくらい派手だったらよかったのに・・・(^

「28週後...」観てきました♪

2008年01月19日 03時57分48秒 | 映画
☆「28週後...」
監督:ファン・カルロス・フレスナディージョ
出演:ロバート・カーライル、ジェレミー・レナー、ローズ・バーン、イドリス・エルバ、キャサリン・マコーマック、ハロルド・ペリノー・Jr、イモジェン・プーツ、マッキントッシュ・マッグルトン

ウィルスにより凶暴化した感染者と生き残った人々の恐怖を描いた「28日後…」の続編。
前作の監督ダニー・ボイルは製作総指揮にまわり、監督は「10億分の1の男」(←知りません・・・(^-^;)のファン・カルロス・フレスナディージョ。
妻を見捨てたことへの後悔の念に苛まれ、その事が新たなる恐怖と悲劇を生み出すこととなる切っ掛けを作ってしまうドナルド・ドン・ハリスを演じるのは「トレインスポッティング」、「フル・モンティ」のロバート・カーライル。
宣伝では彼が主役のように思えますが、主役はその子供タミーとアンディの姉弟。
まぁ、この姉弟もウイルスの蔓延に一役かっているのですが(^-^;

「28日後…」で登場した全速力で追いかけてくるゾンビ(感染者)は衝撃的でした(>_<)(「バタリアン」や「デモンズ」などこれまでにも走るゾンビはいましたが)
もちろん今作も健在、オープニングから全力疾走で襲い掛かります。
これが怖い(^-^;
感染力もハンパなく襲われると20秒以内はもうゾンビの出来上がり。
人間を食料とし、凶暴化、パンチに目潰しなんでもありです(笑)
前作同様、今作でも感染者の恐怖だけではなく、人間の恐ろしさや業の深さも描いています。

イギリス復興に来たアメリカ軍は、感染再発を確認するやいなや、まずは銃により感染者及び非感染者(住民)を無差別に虐殺。
つづいてナパームによるロンドン攻撃。
そして化学兵器投入。
まるで現実のアメリカそのものを見ているよう・・・。

内容的にはそれほど目新しいものはなく、こういったパニックホラー作品でありがちな、[街にゾンビやエイリアンが溢れてパニック]→[軍がミサイルにより攻撃を計画]→[主人公たちがヘリで脱出]→[ミサイルが飛んできてゾンビ一掃]的パターン。
登場人物も驚くくらい次から次へと死んでいく(^-^;
姉弟を必要以上に追ってくる感染者が、ラスト近くあの場所に現れたのは少々強引でご都合主義な気が(^-^;
家族愛なども描ききれておらず、薄っぺらい感じが(^-^;
でもやっぱり全力疾走で襲ってくる感染者たちのシーンはスピード感あり、迫力ありますね。
感染者たちがヘリの羽根で粉々になるシーンは圧巻です。

突っ込みどころも多々ありましたが「アイ・アム・レジェンド」よりは確実に面白く楽しめました(^-^)
なんでもこのシリーズ、三部作らしく続編も制作されるとかしないとか(^-^;
ロメロの新作「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」の公開も楽しみです(^-^)

実写版「魁!!男塾」試写会観てきました(´Д`)

2008年01月18日 02時53分37秒 | 映画
☆「魁!!男塾」
監督:坂口拓
出演:坂口拓、照英、尾上寛之、山田親太朗、田中哲司、与座嘉秋、榊英雄、中島知子、菅田俊、麿赤兒、平田薫、矢沢心、つじあやの
ナレーション:千葉繁

日本男子の魂と武士道精神を継承し、真の男を育てるための私塾「男塾」。
今年もまた、荒ぶる心に熱い血をたぎらせた一号生たちが、日本各地から入塾してきた。
文武に優れる桃太郎、無骨な富樫、野生児の虎丸、そして、真の男になることを懇願する極妻の母に追い立てられ、嫌々ながら男塾の門を叩いた軟弱男の秀麻呂。
だが、常軌を逸したシゴキと懲罰、そして、男塾の乗っ取りをたくらむ元男塾生・伊達臣人率いる関東豪学連が、彼らを待ち受けていた。


1985年から91年まで少年ジャンプで連載された宮下あきらの大人気コミックを実写映画化。
時はジャンプ黄金期。
僕もジャンプ世代なので男塾には想い入れたっぷり。
劇場版アニメの男塾も観に行きました(目当ては聖闘士星矢でしたが(^-^;)。
なので実写化は嬉しい反面、一抹の不安が・・・。
予感的中(´Д`)
主人公・剣桃太郎を演じるのは「VERSUS ヴァーサス」、「地獄甲子園」の坂口拓。
今作では監督・脚本も務めています。
富樫源次には照英。
これがハマり役、そっくりです☆
男塾塾長・江田島平八には麿赤兒。
僕のイメージとはちょっと違うなぁ(^-^;

物語は前半は何故か秀麻呂、後半は驚邏大三凶殺(原作は驚邏大四凶殺)。
で、キャラクターも削られマッハパンチのJは登場せず(>_<)
三面拳も飛燕と月光のみで雷電は登場しません。
前半が余計だったような感じがすごくするなぁ。
それだったら完全に驚邏大四凶殺をメインにして、Jや雷電出して欲しかった(´Д`)
あっ、あと江戸川も(笑)
悲しかったのが僕の1番好きなキャラクター虎丸龍次(右)が貧弱(T-T)
しかも演技がヘタで(T-T)
伊達や赤石もなんか貧弱で・・・(しかも赤石弱ッ(>_<))
松尾や田沢、秀麻呂、鬼ヒゲなんかは原作のイメージそのままで激似なんですが。
驚邏大三凶殺で宝獄寺の風海役でFLYING KIDSの浜崎貴司がつるつる頭で出演しているのには驚き(^-^;
FLYING KIDSの「幸せであるように」大好きな曲でした。

アクションは一切CGを使わず生身のみなので迫力あるはずなのですが、今作はそれが伝わってこない。
[富樫VS飛燕]第二の凶・断崖宙乱関での空中戦も実際本物のガケに吊られて撮影されたそうなのですが、画面からはその緊迫感が全く伝わってこず・・・(´Д`)
荒唐無稽な男塾の場合はCG使用した方が良かったのでは・・・。
テンポも悪く全てにおいて間延びしていてこじんまりした感じがして、途中睡魔との闘い。
やっぱり内容も登場人物も強烈なだけに実写版は難しいですね(>_<)

「ジェシー・ジェームズの暗殺」観てきました♪

2008年01月16日 02時11分25秒 | 映画
☆「ジェシー・ジェームズの暗殺」
監督:アンドリュー・ドミニク
出演:ブラッド・ピット、ケイシー・アフレック、サム・シェパード、メアリー=ルイーズ・パーカー、ジェレミー・レナー、ポール・シュナイダー、ズーイー・デシャネル、サム・ロックウェル、ギャレット・ディラハント、アリソン・エリオット、マイケル・パークス


ロン・ハンセンの小説を基に、アメリカ史上最も悪名高きアウトローかつ人々に愛されているジェシー・ジェームズと彼を背後から銃で撃ちぬいた暗殺者ロバート・フォードを描いたウエスタン・ドラマ。

伝説の無法者ジェシー・ジェームズを演じるのはブラッド・ピット。
なんでも、ブラッド・ピットはこの作品に惚れこんで映画化したとか。
ブラピ演じるジェシー・ジェームズを観ればそれも納得。
見事な役作りでジェシー・ジェームズを作り上げています☆

そんなブラピをも脅かすくらい良かったのが、ジェシー・ジェームズを背後から撃ち殺し、卑怯者として名を残すロバート・フォードを演じるベン・アフレックの弟で「オーシャンズ」シリーズのケイシー・アフレック。
気弱で野心家のロバート・フォードを見事に演じています。
ジェシーへの憧れが徐々に失望・恐怖・不安、野心へと変わり、ついには彼を殺害してしまう。
「殺らなければ殺られる・・・」
ジェシー殺害のシーンは緊迫感あり、迫力ありました。

ロバートと共にジェシーを殺害する兄チャーリー・フォードには「コンフェッション」、「チャーリーズ・エンジェル」のサム・ロックウェル。
ジェシー・ジェームズの兄フランクには「ライトスタッフ」のサム・シェパードが。
制作にはブラピはもとより、リドリー・スコット&トニー・スコットの名も。

アメリカで一番有名な無法者の最後と、その無法者を殺害したにもかかわらず英雄になれなかった男たちの悲しい末路。
このジェシー・ジェームズという人物、日本ではあまり知られてはおらず、ピンとくる人も少ないと思います。
僕も西部の無法者といったらビリー・ザ・キッドくらいしか思い浮かばず、この作品を観るまで知りませんでした(^-^;
アメリカ西部開拓時代に実在に存在した人物で、強盗や殺人などを繰り返す無法者だったのですが、それを当時の新聞や小説などが彼を義賊のように脚色、貧しく平凡な人生を送っていた人々にとって、彼はたちまちヒーローとなったそうです。
アメリカでは知らない人はいないほどの英雄だとか。
そんな訳で、ジェシー・ジェームズには何の思い入れのない僕には、ここで描かれている彼は冷酷で、ただただ我が儘なイヤなヤツに見えてしまって、どうしてもカリスマがあるようには思えなくて(^-^;
物語もこれといって派手な銃撃戦があるわけでもなし、強盗シーンは前半に1回だけ行われるのみ。
淡々と静か~~~に進む160分。
しかし不思議なことに、この静けさの中にピーンと張った緊張感と心の葛藤がよく描かれていて、一時たりとも目が外せませず、160分という長さを感じませんでした(^-^)
好き嫌いはわかれるでしょうね(^-^;

「ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE」観てきました♪

2008年01月13日 02時24分09秒 | 映画
☆「ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE」
監督:マッコイ斉藤
出演:要潤、大村学、高橋真唯、小木博明、なぎら健壱、酒井敏也、金子さやか、板尾創路、カルーセル麻紀、安田和博、有吉弘行、西村理沙

ギタリストを夢見、ロックな生活を志す酒留清彦は、ギター1本で参加したオーディション会場で他の参加者たちと問題を起こしていたジャガージュン市と出会う。
程なくして、ガリクソンプロダクションの三太夫セガールにスカウトされ芸能人養成所に入った清彦だったが、詐欺まがいの契約で「ふえ科」に籍を置くことに。
そこでジャガージュン市と再会。
ジャガーは「ふえ科」の講師で、さらに彼から「ピヨ彦」なるニックネームまで付けられて大弱り。
ふえ科でピヨ彦は、謎のヒップホップ忍者・ハマーや、謎のアイドル志望の女の子・高菜という個性的な人間と出会いながらも、いつしかふえ科に馴染んでいる自分に気づく。
しかしまもなく、養成所の赤字の原因であるふえ科は三太夫セガールから廃止の通告を受ける。
かくして4人は、お金を工面すべく美術館襲撃を計画する。


週刊少年ジャンプで連載中のうすた京介原作コミックを実写映画化。

主人公ジャガージュン市を演じるのは要潤。
ピヨ彦には大村学。
ハマーはおぎやはぎの小木博明。
正直、僕のイメージとはちょっと違う(^-^;

前半は原作のゆる~い感じやシュールさがよく出ていて、テンポよい笑いで「もしかしたらこれはイケるのでは?」と期待したのですが、後半はダレダレ(´Д`)
全体的に上手くまとめようとしているのがみえみえで、それが裏目に。
原作の独特感が消えてしまい、普通~のVシネ作品と化してしまって(´Д`)
ホント、笑えたのは前半のみ。
DVDでもよかったなぁ(´Д`)

やっぱりこういったコミックの実写化は難しいですね。
観にきていたお客さんのほとんどが、原作のファンだったようで、上映終了後、あっちこっちから「キツイね・・・」、「わけがわからない」、「ちょっとね~」という声が。
原作知らない人にはキツイかも(^-^;
「魁!!男塾」、「ドラゴンボール」、「20世紀少年」、「ヤッターマン」なんかも控えてますが、不安だぁ(´Д`)

ロビーには等身大のハミィが(^-^)♪
もう少し活躍して欲しかった(>_<)

「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」試写会観てきました♪

2008年01月11日 20時27分09秒 | 映画
☆「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」
監督:スティーブ・ベンデラック
出演:ローワン・アトキンソン、エマ・ドゥ・コーヌ、マックス・ボルドリー、ウィレム・デフォー、カレル・ローデン 


前作から10年、大人気TVシリーズ「ミスター・ビーン」の劇場版第2弾。
主人公ビーンを演じるのはお馴染みローワン・アトキンソン。
変人&キモさは健在、でもさすがに老けましたね(^-^;

ビーンと意気投合し、珍道中に同行することとなる新人女優サビーヌには「恋愛睡眠のすすめ」のエマ・ドゥ・コーヌ。
ビーンのおかげで列車においてけぼりをくらい、あげく愛する息子と離れ離れになるロシア人映画監督エミール役には「ヘル・ボーイ」、「15ミニッツ」のカレル・ローデン。
これまたビーンに巻き込まれるアメリカ人映画監督クレイ役にはウィレム・デフォーが。
ナルシストで自分大好き、自らの作品は制作・監督・脚本・主演は勿論自分。
劇中流れる作品は爆笑ものです(^-^)

劇場版1作目はテンポも悪くTVの焼き直しという感じがして睡魔との闘い、正直つまらなかったなぁ(^-^;
しかし今作は物語を進行するキャラクターをビーン1人に絞らず、ステパンやサビーヌなど一緒に旅をする仲間がいたおかげで、お馴染みのクド過ぎ、お腹いっぱい食傷気味になるギャグも中和されたのか、テンポよく飽きることなく観る事ができました(^-^)
まぁ、DVDでもいいかなと思わなくもないのですが、何も考えずに楽しみたい時にはよいかも☆
エンドロール後、ほんの10秒ほどオマケが。
でも、これはそんなに嬉しいオマケではないかな(^-^;

「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」試写会観てきました♪

2008年01月08日 03時44分56秒 | 映画
☆「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」
監督:ティム・バートン
出演:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アラン・リックマン、ティモシー・スポール、サシャ・バロン・コーエン、エドワード・サンダース、ジャミー・キャンベル・ボーウェン、ジェイン・ワイズナー


トニー賞8部門に輝くスティーブン・ソンドハイムのブロードウェイミュージカルをティム・バートンが映画化。
この「スウィーニー・トッド」、過去にも何度か映像化されていて、日本でも市村正親、大竹 しのぶ主演で舞台化されていますね。

19世紀末の英国に実在したと言われる理髪師にして殺人鬼スウィーニー・トッドを演じるのはジョニー・デップ。
ジョニー・デップ大好きです♪
この俳優さんの徹底した役作りは凄い(>_<)☆
顔色ひとつ変えず客の喉を掻っ切る姿は、もう完全にいっちゃってます(>_<)それでいて、鬼気迫る怖さの中にどこか悲しさが見える。
目が凄く悲しそうなんですよね(>_<)
髪型はどことなくウルヴァリンみたい(^-^;(笑)

そのスウィーニーの共犯者となる理髪店の階下で○肉パイを売る女主人ミセス・ラベットには私生活ではティム・バートン夫人でもあるヘレナ・ボナム=カーター。
ゴスロリメイクで幽霊のような姿は、まるで実写版「コープスブライド」。
残酷で次々と死体を捌き、ミートパイを焼く。
このミセス・ラベットもスウィーニー・トッドに負けず劣らず、相当いっちゃってます(^-^;

スウィーニー・トッドの幸福を奪った悪徳判事ターピンは「ダイ・ハード」の敵役ハンスや、「ハリー・ポッター」シリーズのアラン・リックマン。
その部下バムフォード・ビードルには「ショーン・オブ・ザ・デッド」、「ハリー・ポッター」シリーズのティモシー・スポール。
このティモシー・スポール、すごく個性的な俳優さんで、僕はいつもバナナマンの日村に見えてしまう(^-^;(笑)

脱獄したスウィーニー・トッドを助けた恩人で、彼の娘ジョアンナに恋をする青年アンソニーにはジャミー・キャンベル・ボーウェン。
娘のジョアンナはジェイン・ワイズナー。
孤児のトバイアスは子役のエド・サンドラーズ。
このトバイアス、ラストは衝撃的(>_<)

舞台となる19世紀のロンドンは灰色がかったゴシック調で描かれており、華やかさよりは冷たさ、物語の恐怖感をよりいっそう盛り上げます。
2階で殺害された死体がダストシュートを滑り、地下の床に直角で激突するシーンは爆笑(^-^)
中盤は少々ダレ気味で、上映時間も長く感じてしまって。
ラストも想像通り。
でも僕はあの結末好きです(^-^)
ただ、その後がすごく気になるのですが(^-^;
全編ブラックユーモアと鮮血に満ちていて、それがダメな人はダメかも。
完全に好き嫌い分かれるでしょうね(^-^;
観終わってから、しばらくはミートパイが食べられなくなる人続出かも(^-^;(笑)

「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」観てきました♪

2007年12月29日 03時57分49秒 | 映画
☆「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」
監督:ザ・ブラザース・ストローズ
出演:スティーヴン・パスカル、レイコ・エイルスワース、ジョン・オーティス、ジョニー・ルイス、アリエル・ゲイド


2004年に公開された「エイリアン VS. プレデター」の続編。
監督はこれまで「300」、「バベル」、「X-MEN ファイナル・ディシジョン」、「ファンタスティック4 銀河の危機」などの視覚効果を担当してきたコリン&グレッグのストラウス兄弟。
公開前から話題になっていたハイブリッド・エイリアン・「プレデター」+「エイリアン」=「プレデリアン」。
なんて安直なネーミング・・・なんかゴテンクスみたい(笑)
前作のラストでプレデターの体内から誕生。
80%はエイリアン、20%がプレデターで生成されており、体長はエイリアンとほぼ同じ213cm。
酸性の血液や、槍のような尾、インナーマウスなど従来のエイリアンの特徴や俊敏性、残虐性を兼ね備え、プレデターの特徴のある下あごとドレッドヘア、戦闘能力を受け継いでいます。
で、このプレデリアン、クイーンじゃないのに繁殖できる(しかも直接獲物の口から何対ものチェストバスターを産み付ける(?))。
この繁殖力がハンパじゃない(笑)
でもデザインも存在も、いまいちインパクトに欠けるというか(^-^;
やっぱりクイーンの方が好きだなぁ(^-^;

エイリアンを駆逐することを任務とするプレデター(ザ・クリーナー)。
今作ではエイリアン軍団に対して、プレデターは彼1体のみ、ガンキャノンのような両肩のショルダー・プラズマ・キャノン、お馴染みのスピア、鋭い刃のついたレイザー・ディスク、ムチなど数々の武器を駆使して孤軍奮闘頑張ります。
これがまた強い☆
まぁ、前作のプレデターは戦士の仲間入りする前の若いプレデターでしたが(^-^;
最後はこれまたお馴染み、よせばいいのにプロテクターやマスクを外しプレデリアンとガチンコ勝負。

プレデターは喋らないし、説明が全くないので、僕はこのプレデターはプレデリアンに寄生されたプレデターの父親か兄、または親友で、単独で敵討ちに来たのかと思ってました(^-^;
あらゆる物を溶かす謎の液体を持っていて、エイリアンの痕跡証拠となるものを片っ端から溶かしていくのですが、それは何故(?-?)?
そのわりには自分が殺した獲物(地球人など)は相変わらず生皮剥いで木につるしておくプレデター。
まるでエイリアンが残したマーキングを消して、自分のマーキングを残しているみたい(笑)

前回は南極、今回はコロラド州の田舎町ガニソンが舞台。
今までの「エイリアン」シリーズや前作「AVP」などは宇宙船内や刑務所、南極の地下遺跡など閉ざされた舞台での逃げ場のない閉塞感なんかが、物語の緊迫感を高めていたのですが、今作では舞台を広げ過ぎたせいか、それが全く感じられない(>_<)

キャストもマイナーで魅力なし(´Д`) 
ヒロインだと思っていた人物がまさかの展開(笑)

休暇で久しぶりに家族のもとへ帰ってきた女性兵士ケリーが、予告やCMを観た限り、リプリー的な役割なのかと思ったのですが、予想はハズレ(^-^;
でも、よく考えたら主役はあくまでもエイリアンとプレデターなんですよね(^-^;

全体的に大味で内容はなし。
予想通りのありがちなラストには笑うしかないです(^-^;
こういったシリーズにありがちな、展開が行き当たりばったり、後付け後付けで、回を重ねる毎に、シリーズのつじつまがあわなくなってきている。
でも、「エイリアン」も「プレデター」も好きだから許しちゃう(^-^)♪

あっ、確実に「3」を作る気満々です。
今度はメカエイリアンが出てくる予感(笑)
シガニー・ウィーバーやシュワちゃんにも復活して欲しい~(>_<)

「俺たちフィギュアスケーター」観てきました♪

2007年12月23日 06時12分17秒 | 映画
☆「俺たちフィギュアスケーター」
監督:ウィル・スペック、ジョシュ・ゴードン
出演:ウィル・フェレル、ジョン・ヘダー、ウィル・アーネット、エイミー・ポーラー、ウィリアム・フィクトナー、ジェンナ・フィッシャー、クレイグ・T・ネルソン、スコット・ハミルトン、ナンシー・ケリガン、ブライアン・ボイタノ、ドロシー・ハミル、ペギー・フレミング、サーシャ・コーエン


金メダルを剥奪され、男子シングル部門から永久追放となってしまった2人のライバルスケーターが、栄光を取り戻すためペアを組んで再び氷上に返り咲く姿を描いた痛快スケートおバカコメディ。
全米初登場NO.1、興行収入1億1,800万ドルを突破。
でも日本では公開される兆しがなかったので、DVDスルーになるのかと思っていたら、急遽3ヶ月前に公開が決定♪
楽しみにしていました☆
で、本日都内で唯一の上映館・渋谷のシネマGAGA!へ、レイトショーを観に行く(^-^)
出演者が濃い、濃過ぎる(>_<)

おデブで自己愛が強く、セックス依存症のチャズ・マイケル・マイケルズを演じるのは「プロデューサーズ」、「主人公は僕だった」のウィル・フェレル。

そのパートナーで幼い頃から英才教育によりスケートを学び、優雅で繊細な滑りを得意とするジミー・マッケルロイには「ナポレオンダイナマイト(邦題・バス男)」のジョン・ヘダー。
「ナポレオンダイナマイト」ほどのキモさはないものの、今作でもダンスを披露してくれます。
劇中日本語を話すシーンがあるのですが、その上手さにびっくり。
ペラペラじゃん(驚)

世界各国から才能のある子供を養子とし、英才教育を施し、使えなくなったら捨ててしまう冷徹な養父ダレン・マッケルロイには「アルマゲドン」、「プリズン・ブレイク」のウィリアム・フィクトナー(右)。
そのダレンに雇われ、ジミーの元コーチで、後にジミーとチャズに禁断の必殺(殺人)技・アイアン・ロータス(鉄のハス)を授けるコーチ役には「ポルターガイスト」、「Mr.インクレディブル」のクレイグ・T・ネルソン(左)。
この必殺技はあまりの危険さゆえ、どこの国も了承しなかったのですが、唯一、北○鮮だけはこれを了承。
北朝○で開発するも、失敗に終わり未完成のまま。
この時の映像が流れるのですが、ブラックユーモアたっぷりで爆笑もの。

主人公たちのライバルとなる双子のストランツ&フェアチャイルド・ヴァン・ウォルデンバーグ兄妹ペア。
勝つためには手段を選ばず、姑息な手段で罠をしかけます。

その双子のマネージャー的存在でジミーと恋に落ちるウォルデンバーグ3兄妹の次女・ケイティ。
カキ氷が美味しそう(>_<)♪

2006年のトリノオリンピックの銀メダリスト・サーシャ・コーエンがチャズの下着をキャッチして、恍惚の表情を浮かべるファンを熱演。
他にもナンシー・ケリガン、ドロシー・ハミル、伊奈恭子、佐藤有香などたくさんのプロスケーター選手たちが本人役実名で登場。
こういったフィギュアスケート界をパロった作品に出演するなんて、シャレのわかる国なんだなぁ。
日本のスポーツ界は難しいのでしょうね(^-^;
あっ、出演はありませんが制作にはベン・スティラーが。

大会のマスコット、スパッツェルくんとスノーフちゃん。
火達磨になったり、矢が刺さったり何かと災難に合う2人。
矢が刺さったスノーフちゃんは物語のカギを握っていたりします(笑)

力のチャズ、技のジミーといった感じで、特訓シーンやエアロスミスの「I Don't Want to Miss a Thing」、Queenの「フラッシュのテーマ / Flash's Theme」の音楽に乗せて演技するシーンは爆笑。

ブラックユーモアに溢れ、全編下ネタオゲレツギャグのオンパレード。
難しい事考えず、素直に楽しめ、最初から最後まで笑いっぱなしの作品でした(^-^)

☆初日という事もあり、主人公のコスプレをした配給会社GAGAの宣伝担当のジミー松原さんとチャズ阿部さんの舞台挨拶(?)が。
配給会社の方の舞台挨拶は初めてだったのですが、なんかGAGAさんがこの作品にかける熱というか熱さを感じ、観客である僕らとの距離が近くなるようで、作品とは全く関係ないタレントが来るより、こういったものもいいなぁと好感がもてました(^-^)

「サーフズ・アップ」観てきました♪

2007年12月22日 02時01分59秒 | 映画
☆「サーフズ・アップ」
監督:アッシュ・ブラノン/クリス・バック
声の出演:シャイア・ラブーフ、ジェフ・ブリッジス、ジェームズ・ウッズ、ズーイー・デシャネル、ジョン・ヘダー


チャンプを目指す若いペンギンサーファーと、過去を捨てた老ペンギンサーファーとの友情と心の成長を描いたフルCGアニメ。
制作は「オープン・シーズン」のソニー・ピクチャーズ。
この作品、何故かほとんどの映画館は日本語吹き替え版ばかりで、都内では唯一日比谷スカラ座のみ字幕版。
しかも字幕版は夕方の上映。
吹き替え版は観たくなかったので、DVDまで待とうかと迷い中だったのですが、今日、DSを買いに新宿へ行ったら、チケットショップにて550円という超激安価格で販売されているではないですか。
しかも日比谷スカラ座♪
急遽観に行く事に決定(^-^)ラッキ~♪
寒いせいなのか、公開して間もないというのに場内はガラガラ。
654席ある大きな劇場にはお客さん10人ほど。
これもラッキ~♪

伝説のサーファー・ビッグ・ジーに憧れチャンプを夢見る主人公・コディの声は「トランスフォーマー」、「ディスタービア」のシャイア・ラブーフ。
元サーファーのギークにはジェフ・ブリッジス。
金の亡者で大会のプロモーターのラッコ・レジーはジェームズ・ウッズ。
コディのよき友人である陽気な鶏サーファー・チキン・ジョーにはジョン・ヘダー。

予告を観た時は「ハッピー・フィート」の二番煎じかと思い、全く期待していなかったのですが、意外や意外、これが面白かった(^-^)♪
ホント、CG技術の進歩はすごいですね。
海の綺麗なこと☆
サーフィンシーンはスピード感あり、打ち寄せる巨大な波は迫力満点♪
「ハッピー・フィート」のリアル過ぎるペンギンに比べるとこちらはアニメチックで、特に3人(匹?)組の子供ペンギンが可愛い(^-^)
チキン・ジョーやラッコのレジー(僕は最後まで彼がラッコだとは気づきませんでした・・・)もコミカルで好き(^-^)
中盤は少々ダレますが、ラストは感動(>_<)♪
しいて言えば、日本公開が夏ではなく、クソ寒いこの時期っていうのがいかがなものか(^-^;

親切にエンドロール終了後におまけ映像がありますとテロップが。

☆同時上映の短編CG作品「チャブチャブズのクリスマス・プレゼント」。
う~ん、いまいち(>_<)