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目先の利益優先で顧客を逃す!?

2012-02-10 21:22:42 | 思考の散歩
 気になる記事を見つけました。

 いえ、たまたま辿り着いただけの記事でしたし、最初は最近流行の『ステマ(ステルスマーケティング)』の一環である『記事広告』なんじゃないの~? と、軽く読み流すつもりでした。

 しかし、その記事が示す企業スタンスと『その後』を考えると、商機を得た者と逃した者と言う対比が非常に良く表れているな、と感心したのですよ。



 こちらの記事です。画像の多いバージョンをリンクさせておきます。



 iPadアプリ「ユビレジ」が被災地の居酒屋を
 POSレジの二重債務から救った



 こちらから、今回の重要な部分を抜粋引用してみましょう。



iPadアプリ「ユビレジ」。直感的なインタフェースで、誰でもレジ入力ができる

 ユビレジは、iPadでレジ打ちができるアプリだ。従来POSレジは業務用の専用機器をリースし、さらに導入コストや維持コストが掛かかることがほとんどである。ユビレジでは導入時のアプリは無料、月額利用料も5000円に抑えた。低コストながら入力した売り上げ情報をサーバに送り、一括管理できる仕組みまで用意している。

 言わずもがなだが、レジ打ちは店舗販売では欠かせないインフラだ。だが、今回支援を受けた大船渡市の居酒屋「北の味処ときしらず」の店長・新沼梢氏は「津波で流されたPOSレジもリースが残っていたが、リース業者に被害状況を説明しても考慮してもらえず、支払いは続いているんです」と話す。新しいPOSレジを導入すれば、二重に支払いが発生してしまうと悩んでいたところ、「ユビレジ」に出会ったというわけだ。




 つまり、POSレジをリースしていた会社は『災害による被害』を抜け抜けと回避する為に、津波で流されてしまった機械を『今でもまだリースしている』扱いとして店舗に支払いを求め、店舗側の陳情を突っぱねたわけですね。そして店舗側が業務で使用せねばならない機械を新たに手配しようとしますと、リース会社はそれぞれの店舗から新しい契約を取れて利益倍増、まさに「ごっちゃんです^^」状態なわけです。被災者の弱みに付け込んだ卑劣なやり方と、憤りを感じずにはおれません。

 しかし、ここでIT企業の商機が生まれます。
 まぁ、今回のは支援の一環ですから利益度外視の低予算で提供されていますが、POSレジに頼らなくても業務が十分に行えるようになったわけです。これを今後採算ベースで運用出来るようになれば、正直POSレジは必須でなくなるばかりか『リスク回避の為に』それまでPOSレジに頼っていた顧客は、ぞろぞろとそちらへ逃げていってしまうことでしょう。実際、東北・関東・中部・中国四国に至るまで今後大災害が襲う確率は高く見積もられており、東北以外の地域に於いても『リースはリスキーだ』と言う認識が高まれば、被害軽減・再導入コストで優秀な先程のユビレジに全国の顧客が流れ兼ねません。




 『損して得取れ』と昔から言いますが、今回のリース会社は判断ミスから今後、大規模な減益となる可能性を生み出してしまった様に思えてならないのです。







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