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景気回復の糸口となるか!?

2012-02-17 20:10:02 | 思考の散歩
 日本の不景気は、なかなかトンネルを抜けられない状態がずっと続いています。

 その原因は様々あると思いますが、その中の一つ、『大企業の工場を、人件費の安い海外へ移転する』という物はしょうがないと思っていたんですよ。どうしても、利益を出す為には人件費の削減が手っ取り早いからです。

 しかし、その常識に真っ向から挑んだ外資系企業がありました。もっと正確に言えば、本社が上記のような常識論を振りかざすのに対して孤軍奮闘、果敢に粘り強く交渉に臨んで東京に工場を作らせた社員がみえたのです。

 本社からは「お前の言う数字が達成出来なければ、クビだぞ!!」と条件を付けられ、実際にその数字を出して企業としても成功を収め、立地地域の景気にも貢献されたのです。


 いつもの様に、記事リンクを貼ってみましょう。全部で五ページありますが、如何にして常識を覆して自社、代理店、地域に利益を与えたか(損を抑えたか)、明らかにされています。



なぜ日本HPは中国から東京に工場を移したか



 日本HPとは、日本ヒューレット・パッカード社のことです。製品に関しては……いろいろ言われる記事も他で拝見した事がございますが、それを善処して行くのに国内生産は非常に都合が良く、今後のダイレクトな改善が期待出来ます。



 立地に関しては、どこにどう決めてもある程度のリスクが付き纏います。

 実際に東日本大震災、そして続く大津波に於ける国内の混乱の中、海外に移転済みの工場は影響なく生産出来ました。

 しかし、泣きっ面に蜂であったタイの大洪水では、また日本企業の工場が多く稼動停止に追い込まれ、合算被害額は相当な物となりました。


 国内自動車メーカーはそれでも、マツダを除いて他は全社利益を出されました。相当の御苦労が伴われたと思います。

 また、思わぬラッキーを拾った会社もあり、日本ハムは特にタイ工場に於ける被害が甚大でしたが、ダルビッシュ投手の移籍金で『お釣り』が来た、なんて美談もテレビを賑わしましたね。(ダルビッシュ、大リーグ移籍金で親会社のピンチ救う)


 北九州へ進出時、現地で非常に高い期待を寄せられたトヨタ工場が海外への移転が決まり、国内景気への影響が懸念される中、どうあってもリスクが伴うと言うのであれば、また、(業種や出荷先にもよりますが)国内生産にもメリットがあるのならば、大企業には日本に工場を作って頂けないものかなぁと願わずにはおれないのです。






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