分かったよーなこと、言ったって~!!

中途半端な知識で適当ぶっこく無法地帯へようこそ( ^-^)ノ

ニコマス過去の名作紹介(4)

2011-10-27 22:33:08 | アイマス・ニコマス
 はいー、忘れ去ってしまうには余りにも惜しい、ニコマス過去の名作たちにスポットライトを当てて行こうと言うこのコーナー。

 余り私見は挟まないって前回まで言ってましたが、どうも需要があるようなので多少は書いて行く事にしましょうかね? 大した事は書けませんがw



 まずは連続物を一気に、ともきP初期作品を並べてぺたぺた、ぺたりと貼ってみましょう。


ともきP アイドルマスター 動画漫画 「765プロ崩壊!?」 Aパート


ともきP アイドルマスター 動画漫画 「765プロ崩壊!?」 Bパート前半


ともきP アイドルマスター 動画漫画 「765プロ崩壊!?」 Bパート後半


ともきP アイドルマスター 動画漫画 「765プロ崩壊!?」 Cパート



 残念ながらともきP9.18事件以降、休止なさってます。オリジナルで動画一本は確認しましたが、また戻ってきて下さることをずっと楽しみにお待ちしております。

 本編のキャラクターを可愛くデフォルメした手描き絵で動画を作られる方ですが、以前貼りました連載中断中の『逆転裁判春香』も続きが気になりますが、こういった初期の短編動画も大変面白く、こんなのもまた観たいなと密かに楽しみにしているのですが……なかなか帰ってみえませんねぇ;;



 今日はノベで固めてみましょうか。


 お次は『知られざる名作』と私が思っている動画でして、菊地真 の『真らしさ』が非常に上手に織り込まれたシナリオです。


 一瞬 氏の三作目で、『二人の絆 ひとつの轍


 今の動画、びっくりする程再生数が伸びてません^^;
 しかし、やはり知る方はよく御存知のようでして、かなり前に真コミュのニコ生(通称:真生)でリクエストさせて頂いた時、生の枠が終わる直前だったのですが、事前に『ノベで9分あるんですけど、いいでしょうか』とお伺いを立てた直後、生主さんは裏で番号からタイトルを見るなり『おっ、これは……』と快諾して下さり、そして出勤前の慌しい時間だと言うのにわざわざポイントを使って延長までして下さいまして、この動画が流れ終わった所で放送を終了させ、いそいそと会社に向かわれた、と言う事もありました。

 今でこそ、やっと再生300台です。当時は確か100台とかじゃなかったかなと記憶しております。

 しかし、生主さんの足を止めるだけの価値がある動画だと、言外に確かめ合えて重畳極まりない所でございました。
まぁ……この作品以外で評判が余り良くなかったからかもしれませんが、少なくともこの動画は記憶に残す価値が十分にあると信じて疑いません。



 続いては、比較的新しい動画を。
 こちらもなかなか再生が伸びませんでしたが、『壁千早』でブレイクしたヘンリーP渾身の全力ホラーです。
 前後篇続けてお楽しみ下さい。


ヘンリーP 【NovelsM@ster】バナナ ―B@NANA― (前篇) 【スリラー】


ヘンリーP 【NovelsM@ster】バナナ ―B@NANA― (後篇) 【スリラー】



 どうしてこの連作が三桁再生で止まっているのか、正直私、サッパリ分かりません。(・・)
 まぁ~~、私の好みの押し付けではありますが、ニコマス界広しと言えどもこういったホラーを書けるPは、片手で数えられる程しかみえないと思います。元々この方、ホラーで凄まじい真価を発揮されると思うのです。

 論理的に、これがこうだから怖い。ここで視聴者を怖がらせる。

 そんなレベルじゃないんですよ、全く。

 最初から最後まで、観ている人を包む冷気が肌にピリピリと突き刺さって生理的に怖い。
 思考回路に微弱電流が流れるより早く、本能的にここはヤバい、このシチュエーションから逃げなければ確実にヤラレる、と五感が脳にけたたましい警報を突き付けるのです。

 理論的に複雑な作り方で成立させるホラーではなく、至って単純な反復構成。そこを、ただ敵の手に身を委ねて繰り返さずに、蟷螂の斧を振りかざすが如く、一歩一歩頼りなく前進して行く律子。
 視聴者は地面に足を掴まれながら、固唾を呑んでそれを見守る。ただ、それしか出来ない。

 こんなホラーを、私も書けるようになってみたいものです。


 では、連続になってしまいますが、ヘンリーPのそういった底知れなさを如実に反映しているシリーズをまた貼り連ねてみましょう。


ヘンリーP 【5mium@s2nd】ウソツキな双子のはなし【不思議の夢の伊織①】


ヘンリーP 【5mium@s2nd】穴を掘りまた埋める少女のはなし【不思議の夢の伊織②】


ヘンリーP 【NovelsM@ster】ものを知らない少女のはなし【不思議の夢の伊織③】


ヘンリーP 【NovelsM@ster】目的地にたどり着けない少女のはなし【不思議の夢の伊織4】


ヘンリーP 【NovelsM@ster】動物を追い求める少女のはなし【不思議の夢の伊織⑤】



 いかがでしょう。
 ホラーではない、はずなのに薄ら寒くなってきて、蛇に睨まれた蛙の如く画面から視線を離せないでしょう?

 普段気さくに話される方なんですが、全く、怖いお方でございます。(・・;)



 お次は、アイドルの立ち絵を使用せずしてノベマスを成立させる、文章特化の方です。

 まずは作品を。


百舌Pのデビュー作で、『test


 今の動画は、『test』と名付けられた通りマイリストには含まれていませんが、タグ検索で出てきます。
 私は、マイリストから追い出されるのが惜しい妙作だと思います。


 え、何の動画の方かって?
 この動画の方ですよ!!

百舌P ビッ千早



 この方は一般的なノベマスPよりも、もっと小説傾向が強いです。立ち絵を使用せずに、上手い事アイドルの表情や心情を視聴者の心に映し出してしまいます。
 同じ傾向のkye 氏は最近の作品しか世に出ていないので、この『過去名作シリーズ』には当分は貼りませんが、ナイアルPが期間限定復帰作(投稿者削除済み)でやったように、「あれっ、言われてみれば、アイドルの絵が無かったんだな」と後から気付かされる程の文章力は圧巻です。



 あれっ、そういえばもう結構記事が長くなっちゃってますか?(・・;)


 そんじゃ、今日は(我慢して)ここまでっ!!




 また見てねん(^-^)ノ







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金か、気持ちか(旅館の”心づけ”)

2011-10-27 11:39:39 | 思考の散歩
 いろんな所で、よく話題になりますよね。

「旅館に泊まるんだけど、仲居さんに”心づけ”(チップ)っていくら渡せばいいの?」

なぁんて、実際に他の方と話す事もありますし、ネット上でもそこかしこで質問サイトで投げかけられているようです。

 そんな質問サイトに、たまーにひょんな事から辿り着いたりもするのですが、ちょっと気になったので逆に検索かけて調べてみました。


 質問される側のスタンスは様々。

「そんなの払うなんて、おかしいよ!!
 最近は『サービス料込み』ってなってるから過剰に払わされなくてもいいじゃない」

「初めて高級旅館に泊まるから、恥をかきたくなくって……」

「渡さないとまともにサービスしてくれないと聞きます。
 連れに嫌な思いをさせたくないので、気持ちよく過ごせる様にお渡ししようと思うのですが……」



 ごもっとも、ごもっとも。

 冠婚葬祭でもそうですが、日本人は古来『気持ちなのですから』と言う名目で、あえて金額をバチッと一般化させませんよね。

 確かに、本当に額面通り”気持ち”で良いのなら、やはり金額を決めない方が良いのでしょう。
 ただ、実際に私も何度か聞いた事がありますが、上の最後の質問の様なケースですと、どうなのでしょう?

 手段と目的が見事に逆転してしまいますよね。
 どうしてこんな事が起こるのでしょうか?


 実際、海外のボーイさん等の様に、チップが主な収入源となっていた時期が日本にもあったと言う話もあります。質問サイトの回答者さんのうろ覚えらしい情報では、日本で初めて『従業員にちゃんと給料を払って、チップ制を廃した』のが、阪急の創業者『小林一三』氏だった、と言う話です。(100%正しいかどうかはわからないそうです)

 また、今だに『どのタイミングで渡すのか』『裸でなく、ポチ袋やティッシュ等に包んで渡す』『部屋へ連れて行かれた仲居さんに纏めて渡す』等と、金額以外の事に関しては嘘の様に事細かに決まっています。もう、『渡すのが礼儀。アンタには気持ちと言う物が無いのか』と言わんばかりです^^;


 まぁ、実際渡される側の気持ちも、全く分からないではないですけどねぇ。

『一人目:3000円くれた』
『二人目:2000円くれた』

『三人目:7000円くれたやっべwwww』

『四人目:………………あれ?(´・ω・`)』

となれば、上司からきちんとした教育を受けてみえてもガッカリするのは、人の性(さが)として仕方の無い事じゃないかと思います^^;

 まぁ、今でもそこでツンツンする方が見えるのかは分かりませんが、高級な旅館ほど、そういった差別的な振る舞いはせずにしっかりして見えるとお聞きした事もあります。
 また、大事な方(取引先、上司、彼女など)と一緒の場合や、小さな子供連れ(何かしら迷惑をかける可能性が高い)の場合は、やはり、”気持ち”として「どうか、よろしくお願いします」と言う意味でお渡しするのが一般的のようです。

 ちなみに、もし彼女連れでお渡しする場合、ポチ袋なりティッシュなりに包んだ状態で彼女さんにお願いし、『彼女さんの手から』仲居さんにお渡ししてもらう、と言ったお話も回答者の中におられました。
 ”気持ち”の方向性は違いますが、これはやはり日本人らしい、良いお気遣いだと思いますねぇ。



 ちなみに、面白い事に、回答者の中にたまーに本業の方が混じってみえます。やはり営業の勉強の一環としてサイトを回られているのでしょうか。
 実際に旅館・ホテルに対する世間の考え方や感じ方、或いは旅行者視点のお悩みなどを研究して生かしてみえるのならば、それが当然とも言えますがやはり頭は下がります。


 その、まさに御本業の方の回答がまた、唸らされる物が多いです。
 全くのコピペで恐縮ですが、お二方御紹介させて頂きたいと思います。

 もし、御本人様が御覧になられまして『転載されては困る・不愉快』と言う事でしたら、どうか御遠慮なくコメントでお申し出頂ければ、拝見次第削除させて頂きます。



御本業Aさん

 同業者です。
心付けは、本人の気持ちです。
必ず出さなければならないという義務はありません。
金額は千差万別ですが、初めてとのことですから、数千円用意しておけばいいんじゃないでしょうか?
サービスがよければ出せばよし、良くなければ用意していても出さなければよし。
 高級旅館ですと、仲居さんもしっかりしてますから、あまり気にせず、普通に、普通に楽しんでください。お客様は普通にしていればいいんです。楽しむようにフォローするのが旅館の仕事ですから。




御本業Bさん

現役のホテルマンです。
頂いている側の立場から考えてもチップは必要ないと思います。
頂けて嬉しくない訳ではないですけどサービス料を頂いている以上、チップは不要だと思います。
チップで態度が変わるようであればサービス業として最低です。
もし、あなたが受けたサービスに感動したのならそのときには金額の大小に関わらずチップをあげてみてはいかがでしょうか??
自分のサービスに対する感謝としてのチップは嬉しいものです。




 と言う事だそうでして。
 お渡ししなくても、一応問題は無いようです。

 実際、統計上では60%の方は渡してみえないようでして、おそらく現在進行形で減少中だと思われます。
 年配の方で旅行慣れしてみえる方ですと、やはりずっとお渡ししてみえるでしょうが、世代交代のうちに”サービス料”で十分、と割り切られるのでしょう。


 旅館・ホテルは、接客業の最高峰とも言われ、他の接客業者からはお手本として神聖視されたりもします。

 案内する時に、お客様が『くつろげる部屋へ連れて行ってくれる』と感じて下さる様な手の出し方をする。

 お客様が御自宅以上にリラックスして、良い思い出を持ち帰られる様、物の配置やお客の事情に気を遣う。

 旅の疲れを癒しながらも、その土地ならではの良さを感じてもらってまたお越し頂ける様に趣向を凝らす。

 接客マニュアル上では厳格な公平性を教えられても、”その”お客様が求めるサービスを敏感に察知する。
(お子さんに合わせた食事にしたり、カップルならデートコースを教えてあげたり等、聞いた事があります)


 いつぞや、記事で「食事がおいしかったら、”おいしかった”を言ってあげよう」と書いた事があります。

 本当に良い思い出となり、またここに来て、ここに泊まろう、ともし強く思って旅館を後にするのならば。


 『ありがとう』の”気持ち”を、ティッシュに包んで渡してあげてもいいんじゃないかな、と思うのです。








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