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金沢市にある嘉永二年(1849年)創業の和菓子屋さん。
ある仕事で他の会社2社にお世話になり、そのお礼として和菓子を贈ろうと思った。
この時期毎年のことで、昨年、一昨年と同じ和菓子ではなく、今年は違う店のものを贈りたかった。
金沢市民の事務の女性に聞くと「落雁(らくがん)の諸江屋はどうですか」とのこと。
金沢市民じゃない自分には馴染みの薄い店だったが、行ってみることにした。
国道157号線を香林坊方面から犀川大橋を渡り、数百メートルの左手に本店がある。
ここ数年、南大通り(国道157)の歩道整備工事の影響で、趣のある店舗から現在のモダンな店構えになった。
中に入ると広い店内に余裕のレイアウトで商品がグルリと並んでいる。
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落雁をお菓子として美味しく頂けるのか?不安だったがイメージしてた落雁一色の店ではないようだ。
食べたことはないが「生落雁(なまらくがん)」とか羊羹や煎餅などの定番商品も充実していた。
店の人にアドバイスを頂き、詰め合わせを二箱買った。
何だか高価なものを買ったような満足感が沸き上がって店を出た。
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この店を教えてくれた女性が「他の街で和菓子を買った時、金沢の和菓子の綺麗さや包装の華やかさと比較してしまい、改めて金沢の和菓子っていいな、と思った」と言う。
コレ!といった名産が少ない金沢だが、和菓子が誇れるもののひとつであることは間違いないようだ。
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