第11回 入善ラーメンまつり

　
日曜日に第11回入善町のラーメンまつりに行ってきた。
入善町といえば、お隣富山県の端っぴし。
もう少し足を伸ばせば新潟県、という僻地。
馴染みの店「一鶴」に貼ってあるポスターを見付けたのが2～3週間前だったが、この企画の1～10回までは全く知らなかった。

入善町の人が同じ職場にいる。
「どれほど田舎なんだ？」を確かめたい気持ちと「土日高速1,000円」の恩恵が魅力的で参加に踏み切った。

車を走らせてみて分かったが、意外に家から近くて「ドア to 現地」で1時間半。
何よりも入善町にオートバックスとマクドナルドがある事に驚いた。
そして会場は結構な賑わい。

先ず最初に富山市の名店「一心」に並ぶ。
煮干だし煮玉子ラーメン・・・むむっ！実に美味そうだ。
並んで10分後、店の人なのか祭りのスタッフなのか、係りの人が近づいてきた。

「えーっと、さっき『ここまでで売り切れです』って言った人、どなたでしたっけ？」
俺の前の人が手を挙げる。
「すいません。この方の分しかないんです。」
およよよよ。
最後尾だと思ってたところが実は「ここまでライン」だったとは。
しかしまだ12:30、まつり開始から2時間半しか経ってない。
「300食用意してきたんですが・・・」
詫びる係りの人。

しかしスタッフ、若しくは俺の前の人よ、「ここまでです」って言って貰えんだろうか。

次は「ふぶき亭」喜多方らーめん。
パンフによれば、年間12万人が訪れる喜多方繁盛店。
年に12万人、月に1万人、日に300人って、凄ぇ。

1時間くらい並んだろうか。
雪が舞ったりもしたんで、ヤケに長く感じた。
ようやくテント内の厨房が見えてきた。
北陸ラーメン博と比べたら、異常なくらいの手際の悪さ。

　　　　　　　　　　　　

おまけに「業務用スープ」とか市販されてるようなメンマのパックが見える。
ふーむ、喜多方の繁盛店って、凄ぇことするなぁ。
凍えた手で箸を掴み、麺を口の中に滑らせる・・・美味かった（爆）

他も食べたかったが、15:00までという営業時間の短さからか売り切れ店続出。
寒さも限界に近付いてきたので、入善町を後にした。
せめて17:00までやるとか、屋内でやるとか、二日間やるとか・・・ま、いいか。