エルエルラボブログ

広島の不動産に関わる出来事や、思っていること、その他もろもろ適当に書いていく予定です。

マドンナ・ヴェルデ

2013年04月18日 | 政治
海堂尊の文庫新刊「マドンナ・ヴェルデ」を読み終えました。
代理母が主題です。
小説の出来でいうと正直「?」なのですが、
日本の不妊治療について問題提起をしている小説です。

日本でも有名人夫婦が外国で代理母出産をしたことがあるように
記憶していますが、
代理母出産とは、子宮に障害があり出産できない女性が
体外受精をして、他人のおなかを通じて子供を出産することを
言うようです。

我が家はすんなり子供を二人産むことができましたが、
不妊で悩んでいる夫婦は結構多いようです。
不妊治療は苦痛なうえに、費用も保険がきかないらしく、
100万円以上の費用をかけた夫婦が55%以上にもなると、
インターネットで読んだことがあります。

この小説によれば、代理母出産は日本では認められていない上に、
もし、そのような出産をすれば、子供は法律上代理母の
子供になるそうです。
不妊治療対策として代理母出産をし、生物学的にも実の母親が
母親と認められないのは実にナンセンスだと思いますが、
どうやら事実のようです。

一方で、代理母の出産の際、万が一の事故があった場合
損害賠償をどうするのかなど問題も多そうです。
どこかで線引きをして、子供のいない夫婦生活を楽しむという、
あきらめも必要かもしれません。

爆弾テロ

2013年04月17日 | 政治
北朝鮮のミサイル発射がないと思ってたら
ボストンマラソンで爆弾テロ。
8歳の子供を含む複数の犠牲者が出ました。
8歳の少年の妹も両足切断の重傷とかで、
胸が痛みます。

こういう無差別のテロは卑劣で許しがたいですが、
今のところ犯人の動機も正体も不明。
アメリカ政府は威信をかけて徹底して捜査を
すると思いますが、いったいどうやったら
犯人につながるのか。

捜査が長期化すれば第二の犯行が行われる可能性も
ゼロとはいえないだけに、
いち早い解決を望みます。

今からお客様とのアポがあるので今日はこのへんで。

バイバイ、ブラックバード

2013年04月16日 | 政治
昨日までが最警戒時期とされていた北朝鮮のミサイルは
結局発射されず。ある意味一筋縄ではいかない国です。

で、話変わって伊坂幸太郎の文庫新刊
「バイバイ、ブラックバード」を読みました。
五股をかけていた主人公がとある事情で、
全員と別れる必要が生じ、一人ずつと
別れ話をしていくという物語。

それだけといえばそれだけの話なのですが、
それぞれの恋人との出会いのプロフィールや
会話のやり取り、傍若無人な繭美という監視役
とのからみなどがなかなか軽妙で
味のある連作集でした。

伊坂幸太郎は百田尚樹や山崎豊子のように
ずっしりくる読後感はないものの、
手軽に読めて、基本はずれが少ない作家です。
1日・2日でさらっと読めます。

この本も売り上げ上位の作品なので
いまさらオススメというのも
どうかと思いますが、あまり小説を読まない人が
手軽に手にするにはうってつけかもしれません。

町民運動会

2013年04月15日 | 政治
昨日は晴天の中、早稲田学区の町民運動会がありました。
2年に1回のイベントですが、今年で第17回と
歴史のあるイベントです。

運動会自体は昼ごろ終わるのですが、早朝からの準備と
後片付けですっかり疲れてしまい、
昼から出社せず、家でゆっくりしてました。
昨日ブログの更新がなかったのはそういう理由です。

未就園児からご高齢の方まで参加できる競技があり、
親睦を深め、子供も喜ぶなかなかいいイベントでした。

ただ、会を仕切ったり、準備をしたりする人々の顔ぶれが
やはりいつもの顔ぶれが多く、
私もPTA役員ということで、準備や審判の手伝いをしました。
PTA通常の活動以外にもこういった町内のイベントには
どうしても手伝いとして動員されます。
やればそれなりに楽しいのでそれほど負担というわけでではないのですが、
PTAや子供会の役員になり手が少ない要因の一つでもあり
なかなか難しいところです。

私自身も役員でなければ子供は嫁さんに任せて、
仕事を優先していたに違いなく、
大きなことは言えないのですが、
子供が楽しんでいる姿を見ると、
こういったイベントは絶えることなく今後も続けていかないと
いけないなあと思います。

村上春樹

2013年04月13日 | 政治
ヤフーニュースをチェック。今日もミサイルは発射されてない。
韓国は対話を呼びかけてるし、ひょっとして発射はないのかも。

最近なかなかオススメ本がないと嘆いていたら、
巷では村上春樹の新作が予約50万部、
発売前に徹夜組などと話題になっています。

本を買うのに徹夜ってホントに?

村上春樹は1・2作読んだことがあるけど
正直ピンとこなかった記憶があって、
内容も全く覚えていない。

そこまで人を惹きつける魅力があるのかなあ。
本当に面白いなら読んでもいいけど。
周りに村上春樹のファンは一人もいないので
誰にも聞けない。
昔の作品で、一番薄い本でもとりあえず買ってみようかな。

一方、百田尚樹さんが2013年の本屋さん大賞を
受賞されていました。
直木賞と違って権威筋の審査ではないので、
逆に本当に面白いと思える本がノミネートされている賞です。

ロングセラーの「永遠のゼロ」や「ボックス」「影法師」
など心に残る数々の作品を残していますが、
意外にも賞を受賞するのは今回が初めてだそうです。
50歳で作家デビューをしたという、中年男性の希望の星です。
「海賊とよばれた男」はやく文庫化しないかなあ。

無題

2013年04月12日 | 政治
とりあえず今日もミサイル発射はなかった。

うーん、書くことないなあ。

北朝鮮の一連の行動は瀬戸際外交と呼ばれているらしい。
これ以上追い詰めるとどうなっても知らないよ外交
というような意味なのかな。
だからと言って譲歩をするとただの繰り返しだし、
対応がなかなか難しいようです。

アメリカは公海上に落ちる軌跡が判明したら
迎撃はしない方針だそうです。
国際的には基本的に何もなかったふりをして、
北朝鮮は北朝鮮で、ミサイル発射に成功したと国内PRして、
このへんで勘弁してやろうとお茶を濁す考えなのかなあ。
北朝鮮の国内的には長期戦を想定したような、
体制にはないそうです。
つまり本気で戦争を仕掛けようとは到底思えないようですが・・・。

落としどころがちょっとよくわかりません。




写楽2

2013年04月11日 | 政治
とりあえず、昨日はミサイル発射がなかった。

で、読みかけだった島田荘司先生の「写楽」読み終えました。
果たして写楽の正体は?って、ちょっと先生無理筋すぎるのでは?
ネタバレになるので多くは述べませんが、
完全にファンタジーです。
上下巻約1000ページもかけて出す結論なのかなあ?
写楽の謎を追及する主人公のサイドストーリーも
完全に消化不良だし。

でもこの本2011年度の「このミステリーがすごい」の
2位にランクインしてる。まじか?

なかなかオススメの本に出会えないなあ。
気を取り直して今はディック・フランシスの遺作「矜持」
を読み始めました。
遺作なのでまさに晩年作。多くは期待できないと思いながらも、
序盤は相変わらず無駄のない文体で
やっぱり翻訳ミステリーは格調高いなあなんて思ってます。

ディック・フランシスは競馬ジョッキー出身という
異色の経歴を持つイギリスを代表するミステリー作家です。
日本で最初に「興奮」という作品が紹介されたのは
1967年だそうです。ずいぶん昔です。
1年に1冊のペースで新作を発行し、「矜持」まで
45冊の文庫がハヤカワミステリーより出版されています。

全巻そろえるのは今やJUNKUDOや丸善でも難しいかもしれませんが、
いずれも読みごたえのある作品です。
新刊に物足りなさを感じている人にはぜひオススメです。


北朝鮮2

2013年04月10日 | 政治
北朝鮮が今日にもミサイル発射か?
というニュースを朝やってました。
韓国大統領がインタビューで
「危機をつくっては妥協と支援、危機をつくっては妥協と支援、
 いったいいつまでこんなことをつづけるのか?」
と、ほとほとうんざりした顔でコメントしていました。

万が一にも北朝鮮が韓国国民の生命を奪うような行動に
移った場合、さすがに堪忍袋の緒が切れるんじゃないかな。
第二次朝鮮戦争が勃発するかもしれません。
「韓国内の外国人は避難を勧告する」なんて言ってるし、
何をしでかすか全く読めませんが、
まさか核を使ったりはしないよね。
そこまで馬鹿じゃないと言ってほしい。

今回の件でいきつくところが金体制の崩壊だとしたら、
その後はいったいどうなるんだろう。
南北朝鮮が統一されるのか、それとも北朝鮮という
国は残したまま民主化するのか。

南北朝鮮統一が最も望ましい気がしますが、
中国・ロシアあたりは望んでいないかもしれません。
日本国内でも適度に朝鮮危機があったほうが都合のいい人もいるかも。
軍事予算の細かいところは国家機密とかで
公平な競争はまっぴらごめんという既得権益層が
やまほどいそうな気がします。

アベノミクス

2013年04月09日 | 政治
サッチャー元イギリス首相が亡くなったというニュースで
彼女の功績が報道されているのをいろいろ見ました。
斜陽のイギリス経済を立て直した一方で、
貧富の差を拡大したという見方もあるみたい。
政治手法では頑として意見を曲げず、
独善的なところもあったようです。

小泉元首相と重なるイメージを強く持ちました。

現首相の安倍さんは小泉政権下では主要閣僚にありながら、
なんとなく距離を置いていたようなイメージがあります。
情実を捨てないバランス派といった感じでしょうか。

現在その安倍さんのアベノミクス効果で円安・株高が進行し、
不動産株も高騰し続けているようです。
一見経済はデフレを脱却していいことづくめに見えますが、
ガソリンや小麦など主要消費物価が上がる一方で、
雇用や給与が上がる実感はまだまだない。

広島の不動産市況もよくなったという印象は正直全くありません。
それどころか、売主が売却価格について強気になっていて、
買い手とのミスマッチが生じているような気がします。
それとも儲かってるところは儲かってるのでしょうか?

周りが儲かってて自分とこだけがしんどいというのは
ホントにつらい。消費税が上がればやはり市況は冷え込むでしょうし、
今年は正念場です(とはいえ毎年正念場ですが・・・)。

写楽

2013年04月08日 | 政治
島田荘司という広島県出身のミステリー作家がいます。
ミステリー好きということもあって、
彼の文庫本はすべて読んでいますが、この前読んだ
「透明人間の納屋」という作品はひどかった。

未読の人にはネタバレになりますが、
密室からの脱出は「北朝鮮の工作員だったので
窓のわずかなすきまから脱出できたのだ」だったり、
犯行が不可能な時間帯に、主人公が首を絞められ殺されそうになった
というアリバイトリックは、
「金縛りによる主人公の勘違い」
だったりします。
不可能ミステリーが身上の作家で、読んでるときは非常に
結末が気になるので、そういう意味では一気に読ませるのですが、
さすがにこれはないんじゃないかな。

で、タイトルの「写楽」ですが、
その島田荘司さんの作品で新潮文庫から上下巻出てます。
懲りずに今読んでます。

「写楽」はわずか10か月で膨大な作品群を残したものの、
歴史上は忽然と姿を消したために、
いったいいかなる人物が写楽の正体なのか?
というのが謎とされているようです。
諸説さまざまあるようですが、
斉藤十郎兵衛という人だというのが現在では定説のようです。

弘兼憲氏さんの「ハローはりねずみ」という漫画では、
「シャーロック」という名の外人がその正体で、
幕府に知られるわけにはいかないので、
周りがひた隠しに隠したという推理?をしてました。
これはこれで説得力があった。

今上下巻中、上巻まで読み終えましたが、
果たしてどういう結論にもっていくつもりなのか。
結構楽しみだったりします。

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