「阪急電車」がよかった有川浩のバックナンバー全て読み終えました。
文庫本限定ですが「塩の街」「空の中」「海の底」「レインツリーの国」「クジラの彼」
そして「シアター!」です。
「塩の街」「空の中」は「阪急電車」を読んでなかったら、おそらく
最後まで読んでなかったような本。
「海の底」は前2作よりは多少まし。
「レインツリー」「クジラの彼」は甘甘の恋愛小説。
オヤジの私にはこってり感が強すぎました。
彼のちょっとした言葉に延々と傷つき、ネチネチ絡む
そんな女性が登場します。はっきり言ってめんどくさい。
そんな彼女を可愛いと思って、一生懸命フォローする彼氏。
作者の男性理想像なのかな?(実際いるのか?そんな奴)
とまあそんな中「シアター!」は面白かった。
登場人物の心理状態を過剰に描いてないところがいい。
今までの作品の男性像と違って、言葉では冷たく突き放す
「鉄血宰相」のキャラクターが秀逸でした。
アマチュア劇団集団がプロへと変わっていく一種の成長物語です。
メディアワークス文庫というマイナー出版の本ですが、
「阪急電車」がよかった人は是非どうぞ。
文庫本限定ですが「塩の街」「空の中」「海の底」「レインツリーの国」「クジラの彼」
そして「シアター!」です。
「塩の街」「空の中」は「阪急電車」を読んでなかったら、おそらく
最後まで読んでなかったような本。
「海の底」は前2作よりは多少まし。
「レインツリー」「クジラの彼」は甘甘の恋愛小説。
オヤジの私にはこってり感が強すぎました。
彼のちょっとした言葉に延々と傷つき、ネチネチ絡む
そんな女性が登場します。はっきり言ってめんどくさい。
そんな彼女を可愛いと思って、一生懸命フォローする彼氏。
作者の男性理想像なのかな?(実際いるのか?そんな奴)
とまあそんな中「シアター!」は面白かった。
登場人物の心理状態を過剰に描いてないところがいい。
今までの作品の男性像と違って、言葉では冷たく突き放す
「鉄血宰相」のキャラクターが秀逸でした。
アマチュア劇団集団がプロへと変わっていく一種の成長物語です。
メディアワークス文庫というマイナー出版の本ですが、
「阪急電車」がよかった人は是非どうぞ。